こんにちは。

カウンセラーの中越です。



僕は今でこそ、

自営業なんてしてるけど、

昔は常識からズレるのが、

とても怖く感じてました。



普通と違う生き方が、

とても怖かったのです。



「正社員として、

 事務や営業職など、

 常識的な仕事をすべき。


 そうでなければ、

 とんでもないことになる…」



そんな恐怖心が、

ずっと頭の中にありました。



でも、

いまになって考えると、

この常識が僕を苦しめていた。



だから、

いつまでたっても、

やりたいことが見つからない。


どんな仕事をしても、

しんどくなってしまう。



それがよくわかりました。



それはカウンセラーになった、

いまだからよくわかること。



「常識にとらわれない」。

それは昔から言われること。



でも、どうやって、

常識から抜け出せばいいの?

そこがなかなか難しい。


今回はその常識の抜け方を、

お話ししたいと思います。



というわけで今回は、

常識的な働き方では幸せになれない

スタートします!!





たった20年で常識が逆転




僕はいまの10代20代が、

とてもうらやましくなります。



僕の10代、20代よりも、

よい時代だと感じるからです。



今回お話しするのは、

決して苦労自慢でありません。



でも今の時代の常識の方が、

僕はうらやましいのです。



たとえばお酒について。



僕は体質的に、

お酒がどうしても飲めない。

いわゆる下戸です。



でも、15年ほど前、

僕が新入社員になったとき、


「おい、中越、

 酒も飲めないでどうすんねん。

 吐くまで飲んで強くなれ!


 みんなそうやって、

 飲めるようになったんや!」


こう言われるのが常識。



これが世間の当たり前で、

「どうしても飲めません」、

これで通すのは異常なこと。



「世間からズレたヤツ」。

そう思われてしまいます。



無理して吐くまで飲んで、

倒れたら仲間として認められる。



それは当時の社会では、

通過儀礼のようなもの。

そういう見方もあるでしょう。



どうしても飲めなかった僕は、

根性のないダメなやつでした。


営業マンでお酒飲めないなんて、

常識を守れないダメ人間。



でも、いまだったら、

アルコールハラスメントで、

無理に飲ませる方が異常。



そんな上司がいたら、

いまならクビになるかも。



たったの15年で、

そんなに常識が変わりました。



もっと若い10代のころ。

学校の先生の体罰は普通。



僕は大人しい子供だったけど、

いまでも覚えていることがある。



それは高校時代、

授業中にマンガを読んで、

先生に思いっきり叩かれたこと。


(ジャンプの角で頭を叩く。
 これはかなり痛い!!)



当時は明らかに悪いのは僕。

自分でもそう思ってたから、

親にも秘密にしていました。



親に言ったら今度は、

親に怒られてしまいます。



先生に叩かれたことを、

親に報告するなんてのは、

世間からズレた行動でした。



でも、おそらくいまなら、

手を出した先生の方が、

クビになるのかもしれない。



たとえ、

どんなことがあっても、

体罰は常識外れの異常な行為。



体罰が良い悪いは、

話の本筋ではありません。



僕が言いたいことは、


「たったの20年で、

 常識が逆転した…!」


ここなのです。


そんな常識というものが、

いかにあてにならないか!

それをお話ししたいのです。



それから、

会社を辞めたときも同じように、

常識が逆転しました。


僕が22歳で会社を辞めたとき。

ちょうど15年前のこと。



3年以内に辞める若者は、

「異常に忍耐のないダメなやつ」

完全にそういう扱いでした。



僕が働いていたのは、

明らかなブラック企業でした。



1日12~14時間勤務。

暴言、怒号は毎日のことで、

たまには暴力もありました。



でも15年前は、

ブラック企業なんて言葉、

存在すらしてませんでした。



だから、まわりの人から、


「仕事なんてそんなもの。

 もうちょっと我慢するべき。

 若いから考えが甘いのよ」


本当にそう言われました。



つまり会社を辞めた僕は、

世間のレールや常識から、

完全にはずれたダメなやつ。



本当にそう思われてました。



「一生一つの会社で、

 骨を埋めて働くのが常識。


 転職なんて多くても、

 人生で1回限りのことよ。


 入社して3年以内に辞める?


 そんなのは、

 どんなしんどい仕事でも、

 我慢が足りないのよ」



15年前は、

本当にそれが常識でした。

そこからズレるのは異常なこと。


僕はレールから外れた、

異常な人間に認定されました。



だから仕事を辞めたあとは、


「こんなにダメな僕は、

 どこも雇ってくれない…。


 次に就職しても、

 またすぐに辞めちゃうかも。


 このまま一生、

 再起できなかったら、

 どうしたらいいんだろう…」


そう思うと本当に、

不安で眠れなかった。



親や姉妹、友達なども、

その常識で生きてました。



だから、誰にも、

相談できなかった。



相談したところで、

ダメ出しされることが、

目に見えていたから。



人材紹介会社でさえ、

門前払いされてしまい、

本当にどん底でした。



情けないですが、

夜一人、布団の中で、

本当に少し涙が出ました。



ところが今の時代、


「1日14時間労働で、

 暴力もあるパワハラで、

 本当に限界でした…」


そういえばわかってもらえる。



少し年配の方であっても、

ましてや同年代の人なら、


「ブラック企業やってん…」


その一言で、

ある程度わかってもらえる。



むしろ、


「まだ若いんだから、
 
 そんな会社、

 早くやめた方がいいよ。


 そんな会社にいたら、

 身体を壊しちゃうよ」


そう言ってくれる人もいる。



当時は僕が異常者扱い。

でもいまではその会社の方が、

異常な会社扱いです。



たったの15年で、

完全に常識が逆転です。



やっぱり常識なんて、

逆転するものなのです。



たかだか37歳の僕でも、

いくつもそんな経験がある。



もっと長く生きてる人なら、

もっとたくさん常識の逆転を、

体験しているはずでしょう。



戦争経験者などは、

本当に常識の逆転を、

痛感しているはずです。



アインシュタインは、


「常識とは、

 18歳までに身につけた偏見の

 コレクションのことを言う」


といったそうです。



たった10年20年で、

常識が変わるのですから、

アインシュタインは正しい。



つまり常識や普通なんて、

人生の指針になるほど、

あてになるるものじゃない。



世間とズレているからって、

自分が間違ってると思うのは、

全くもって損な話です。



世間の常識や普通なんて、

20年後には逆転している。



それは、仕事だけではなく、

結婚、恋愛、子育て、人間関係。

人生全てにおいていえます。



それでも僕達は、

社会的な動物だから、

常識、普通を気にしてしまう。



だから、


「僕が情けない人間で、

 ダメなやつなのか?」


それとも


「世の中の常識が、

 狂ってしまってるのか?」



僕はよくそこで悩みました。



「僕からしたら、

 世の中の方が異常だけど、

 普通の常識では僕がダメ人間」



たった僕一人と、

世の中の普通の人たちなら、

普通の人の方が数が多い。



だから、

普通の人が正しくて、

やっぱり僕がダメなのか…。


どうしてもそう感じて、

よく落ち込みました。



この世の中、

多数派の人の方が、

悩まなくてすむのです。



でも、それは、

実は悩みの方向性が、

間違っていました。



何しろ常識なんて、

たった20年で逆転する。



時代や環境、地域によって、

常識も普通も簡単に変わる。



下手をすれば、

5~6人のグループでさえ、

常識や普通が作られる。



学生時代の友人関係や、

会社の同僚や上司達。



数人の意見が世界の全てで、

そこでの意見が世の常識。


だから僕達はつい、

世界も視野も狭くなる。



狭い小さな常識と普通を、

人生のコンパスにして、

生きていこうとしてしまう。


そんな小さく狭いものに、

自分を適応させようとするから、

無理がでてきて苦しくなる。



でも、

常識や普通なんて、

たった20年で逆転する。



時代や環境、地域によって、

常識も普通も簡単に変わる



そんなあやふやなもの、

人生の指針にはならない。



そんなあやふやなもの、

真に受けて生きちゃダメ。



そんなものが指針だから、

悩み迷ってしまう。


自分がおかしいのかと、

自分を責めてしまう。




僕達人間は、

世間とズレていてもいい。

普通と違っていいんです。



世間の常識や普通なんて、

簡単に変わるのだから。




そう考えると、

世間とズレているところが、

いくつがあるのが正常です。



世間の常識に合わせるより、

どれだけ人と違っても、

どれだけ世間とズレてても、


「自分にとって無理がなく、

 自分なりに幸せな生き方」


その方がよっぽど大事。



働くことも全く同じで、

どれだけ人と違っても、

どれだけ世間とズレてても、


「自分にとって無理がなく、

 自分なりに幸せな働き方」


その方がよっぽど大事。



誰に文句を言われようと、

その方が豊かな働き方です。



普通の人のように、

普通に働くということが、

どうしてもうまくいかない。



そんなことで、

自分を責める必要はない。



僕自身の場合、


「どうしても、

 会社員が向いていない。


 だから、

 カウンセラーになって、

 独立開業をしよう」


そんなのは常識はずれた、

普通でないバカげた考え方。



まわりの人たちは、

みんな反対をしました。



まわりの人だけでなく、

僕自身すら不安でいっぱい。

ものすごく怖かったです。



いまとなっても、

そんなに儲かっていないし、

不安になることもあります。



それでも僕は、

いまの働き方に満足してる。



普通と常識から外れて、

やっと満足できる働き方を、

僕は見つけられました。


別に僕のマネをするのが、

正解ってわけじゃない。



それでも僕は思います。


「100年後の人から見たら、

 いまの普通の働き方は、

 おそらく異常に見えるはず」


だったら、やっぱり、

常識や普通なんてのは、

人生の指針になるほど、

アテになるもんじゃない。



普通と違う働き方の方が、

幸せかもしれませんよ。



僕と一緒に、

いままでと違う働き方、

考えてみませんか?




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今回のポイント

★世間の常識なんてすぐ変わる!

★常識や普通で人生を決めない!

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■ 編集後記



実はカウンセラーって、

座りっぱなしな職業。


カウンセリングも

デスクワークも文章書くのも、

ずっと座りっぱなしです。



そうすると、

背中が痛くなります。

原因は猫背です。


なので今日から、

正座でパソコン作業。



すると今度は、

足の血流が悪い…。


結局、

運動するしかないですね。





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