こんにちは。
ハッピーキャリアの中越です。
とても有名なことわざに、
「虎穴に入らんずば、虎児を得ず」
ということわざがあります。
そしてこのことわざが、
やりたいことを見つけるために、
とても大きなヒントになっています。
さて、いったいなぜ、
「虎穴に入らんずば、虎児を得ず」が、
やりたいこと探しのヒントなのか？
というわけで今回は、
「虎穴」の天職心理学です。
□たまにはリスクをおかそう！
「虎穴に入らんずば、虎児を得ず」、
ということわざがありますよね。
かんたんに説明すると、
「虎の穴に入らないと、
虎の子供は手に入らない。
時にはリスクをおかさないと、
大きな成功は手に入らない」
そういう意味の言葉です。
実は最近の心理学は、
東洋哲学と西洋哲学の融合です。
そしてその、
東洋哲学の代表が「禅」です。
その禅の世界にも、
「虎穴に入らんずば、虎児を得ず」と、
とてもよく似た言葉があります。
それは、
「不入虎穴 争得虎子」
（こけつにはいらんずば
いかでかこしをえん）
意味はことわざと同じ。
時にリスクをおかさなければ、
大きな成功は手に入らない。
実はお坊さんが禅の修行をして、
禅の悟りに目覚めるというのは、
とても危険なことです。
お坊さんになって、
悟りを開くということは、
世間の常識をすべて捨てて、
全く新しい生き方をすること。
出家をするということ自体、
今まで生きてきた人生も、
今まで身につけた世間の常識も、
すべて捨てて新しく生きることです。
まさに180度違う人生に、
生まれ変わるということなのです。
それはもう、
元の平凡な人生には、
戻れないかもしれない。
しかも、180度違う生き方をはじめ、
まだ新しい生き方に不慣れな時は、
何かに失敗する可能性もある。
それはやっぱり、
とても大きなリスクでしょう。
でも、それだけリスクがあっても、
あえてそこに飛び込んでいかないと、
禅の修行は完成しない。
そのリスクを乗り越えた先でしか、
立派なお坊さんになれないのです。
だからこそ、
「不入虎穴 争得虎子」、
「虎穴に入らんずば、虎児を得ず」。
時にはリスクをおかしてでも、
何かに挑戦する必要がある。
リスクをおかさいことには、
大きな成功はないのです。
さて、天職探しにおいても、
同じことがいえます。
好きなことを仕事にする。
やりたいことを仕事にする。
趣味や好きなことを発展させ、
それをそのまま仕事にする。
それもある意味では、
とても大きな人生の変化です。
今までの平々凡々な人生を捨て、
好きなことを仕事にするという、
全く新しい生き方に挑戦する。
そんな新しい生き方をすることは、
180度違う人生を生きること。
そこにはやはり、
多少のリスクはあるでしょう。
安心させようと思って、
リスクがゼロだといえば、
それはウソになる。
リスクがあるのは怖いならば、
リスクを少なくする方法を、
じっくり探してみるのも大事です。
じっくりと情報を集めることでも、
副業の形で始めてみることでも、
リスクはかなり減らせるはずです。
でも、それでも、
リスクは完全には、
ゼロにはならない。
好きなことを仕事にする。
やりたいことを仕事にする。
そこにはリスクはあるけども、
そのリスクの先にこそ成功がある。
リスクの先に幸せが待っている。
幸せも成功も手に入れたいのに、
リスクは全く引き受けたくない。
それは、
あまりにわがままです。
だからこそ、
「不入虎穴 争得虎子」、
「虎穴に入らんずば、虎児を得ず」。
時にはリスクをおかしてでも、
何かに挑戦する必要がある。
リスクをおかさいことには、
大きな成功はないからです。
僕たち人間は弱いから、
リスクを恐れるのは当然です。
でも、
リスクを減らす方法を考えたら、
あとはもう飛び込んでみませんか？
時には多少のリスクをおかさないと、
成功することもあり得ないのですよ。
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今回のポイント
★好きを仕事にするにはリスクもある！
★時にはリスクをおかすことも必要だ！
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■ 編集後記
花火大会に行きました。
大阪では有名な淀川花火大会。
初めて会場まで観に行ったのですが、
予想を超えるスケールにびっくり！！！
日本の職人さんは本当にすごい。
かなり感動してしまいました。
花火って近くで見てみると、
本当にすごいんですね。
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