こんにちは。
カウンセラーの中越です。
ニューヨークには、
セントラル・パークという、
非常に大きな公園があります。
そして、ある男が、
このセントラル・パークにて、
もっとも勇敢な実験をしました。
世の男性たちにとっては、
もっとも恐ろしく勇敢な実験です。
そしてこの恐ろしくも勇敢な実験が、
やりたいこと探しのヒントになります。
というわけで今回は、
「勇敢」の天職心理学です。
□やってみたら意外なことに！？
ニューヨークには、
セントラル・パークという、
とても大きな公園があります。
そこに一人の１８歳の男性が、
非常に大きな勇気を持って、
ある実験をしようとしています。
彼の名は、
アルバート・エリス。
そして彼はこの実験から、
後に論理療法という、
偉大な心理療法を発明します。
さて、このエリスという男、
実はとても奥手で女性と話せません。
女の子と話すのが苦手なのです。
多感な年頃の１８歳。
やはり女性と話をできないことを、
深刻に悩んでいたのでしょう。
「これじゃいけねえ…！！」、
そう思ったエリスは、
ある大胆な作戦に出ます。
ニューヨークのセントラル・パーク、
その公園のベンチに座っている女性に、
「すみません…。
僕と３分だけ話しませんか？」
つまり、
ナンパをすることにしたのです。
「自分なんかが、
女性に好かれるはずがない…。」
エリスは今までの人生、
そう思って生きてきました。
でも、それは、
本当に真実なのだろうか？
もしかしたらそれは、
自分の思い込みかもしれない。
よし、一つ実験してみよう。
女性であれば誰でもいい。
１００人の女性に声をかければ、
一人くらいなら、
話をしてくれるのかもしれない…。
ところが結果は大成功。
１００人中５，６人の女性が、
エリスと仲良く話をしたそうです。
１００人中５，６人って、
結構、高確率で成功しています。
だって、２０人に一人。
１日２０回、声をかければ、
１回は必ず成功する計算。
むしろ、結構モテてんじゃない？
とすら思ってしまいます。
そしてエリスは気づきます。
「自分は別に、
すべての女性から
嫌われるわけではない！！」
エリスは、
「自分は女性から嫌われる」、
そんな間違った思い込みを、
捨てることができたのです。
この経験からエリスは、
間違った信念体系を修正する、
論理療法を発案します。
女性が苦手なエリスは、
「自分は女性に嫌われている…」
そう思い込んでいる。
でも、勇気を出して、
女性に声をかける。
そして、
「自分は女性に嫌われている…」、
それが間違った思い込みだとわかる。
さて、これと同じことが、
やりたいこと探しにもいえます。
「好きを仕事にするなんて、
特別な才能がある人や、
特別な運命の人だけのもの。
自分なんかには、
無理に決まっている…。
だから事務や営業などの、
平凡な仕事に就くしかない…。」
ほとんどの人はそう思って、
本当に好きなことを、
仕事にしようとしません。
でも、
「自分には無理に決まってる…」。
それは本当に真実なのでしょうか？
自分自身のネガティブな、
間違った思い込みではないでしょうか？
真実は、
挑戦してみなければわかりません。
エリスのように、
１００回挑戦してみれば、
５，６回は成功するかもしれません。
少なくとも、
１００回挑戦したら１回くらいは、
成功するんじゃないでしょうか？
成功する可能性が、
たった一回でもあるならば、
挑戦する価値はあると思いますよ。
奥手なエリスを見習って、
ちょっとだけ挑戦してみませんか？
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今回のポイント
★無理だと思うのは思い込み！！
★やってみなけりゃわからない！！
★このブログを毎週読みたい方への朗報！！
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■ 編集後記
今週は映画「１３人の刺客」を
観に行く予定です。
なんか意外と笑える映画らしくて、
結構、楽しみにしています(^_^)
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