こんにちは。
カウンセラーの中越です。
「好きなことを仕事にした方が良い、
やりたいことを仕事にした方が良い。
それは十分わかってるんですけど、
私の身近には、
好きを仕事にしてる人がいなくて…。
いまいちどうすればいいのか、
よくわからないんですよね」
こういう相談を受けること、
カウンセリングではよくあります。
たしかにその通りで、
身近に好きを仕事にした人がいないと、
なかなかイメージがわきませんよね。
そこで今回は、
好き、やりたいことを仕事にした、
ある有名人の人生を紹介します。
まさに天職という人生なので、
やりたいことを仕事にする力を、
よくわかってもらえると思います。
というわけで今回は、
「科学」の天職心理学です。
□好きだけでここまで行ける！！
本当に好きなこと、
やりたいことを仕事にしたい。
でも、
身近に好きを仕事にする人がおらず、
なかなかイメージできない人も多いです。
そこで今回は、
僕たちがよく知っている有名人。
その人の人生を紹介したいと思います。
その有名人とは誰か？
想像しながら読んでみてくださいね。
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小学校時代は、
紙とレンズで望遠鏡を自作。
月のクレーターを眺めた。
「凝り性で、
コツコツと工作するのが好き。
神経質で、
人見知りするタイプの子供でした。」
理科は得意だが、
勉強好きではなかった。
大学に入るのに3浪した。
「実態は引きこもり」と振り返る。
29歳で都立高校の理科教師に。
普通の授業で話を聞いてくれない生徒が、
科学実験には反応した。
ところが、転任した進学校では、
受験に直結しない「脱線授業」とみられた。
屋上に生徒を連れ出して気球を上げると、
他の教師から冷たい視線を浴びる。
生徒からは「受験は大丈夫？」。
経済的な当てはなかったが、
悩んだ末、11年間の教員生活に
ピリオドを打った。
その後の展開は、
「全くの予想外」だった。
教員時代に
ＮＨＫの科学番組を手伝ったのが縁で、
テレビで紹介されて有名に。
各地を巡回する
サイエンスショーへの出演は
年間100回近い。客席はいつも満員。
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朝日新聞 2011年1月23日より抜粋
文・山本智之
これは、でんじろう先生の人生。
僕たちがいつもテレビで見る、
米村でんじろう先生です。
でんじろう先生のこと、僕はてっきり、
どこかの大学の先生だと思ってました。
ところが、理科の実験が好きな、
普通の高校の先生だったんですね。
子供の頃から実験や工作が好き。
人見知りで神経質。
実態は引きこもりと自分を語る。
大学は３浪しているし、
特別な才能や学歴が、
あったわけではない。
教師を辞めるときは、
経済的な当てがなく、
やはり悩んだとのこと。
僕たちとあまり変わらない、
等身大の普通の人です。
ただ、とことん、
好きなことを追求した！
そして、最終的に、
やりたいこと、科学の実験を、
そのまま仕事にしてしまった！！
そこから、でんじろう先生の人生は、
道が開けていったように見えます。
そしてこれこそが、
好き、やりたいことを仕事にする力、
天職の力なんだと思います。
実際、僕自身の場合も、
好きなことを中途半端にやらずに、
ビビリながらでも思いっきりやったから、
今があるのかなと思います。
自分の好きな理科の実験、
そのおもしろさを子供達に伝えたい。
でんじろう先生はいいます。
「一夜漬けの試験勉強は、
上っ面だけ。
でも、楽しい経験や驚きは、
脳の栄養になる。
子供達は決して忘れない」
そんな純粋な気持ちを、
突き詰めたからこそ、
天職が開けたのでしょうね。
さて、あなたも好きなこと、
思い切ってやってみてはどうでしょう？
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今回のポイント
★好きなことをとことん追求する！！
★でんじろう先生も悩んでた！！！
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■ 編集後記
今週末は、
絵本セラピー講座に行ってみます。
今までもこのメルマガなどで、
たまに絵本や寓話を紹介しましたが、
天職探しに役立つ絵本をもっと知りたい。
なかなか楽しい講座になりそうで、
今から楽しみにしています(^_^)
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