こんにちは。
カウンセラーの中越です。
天職というからには、
本当に良い仕事ですよね。
「では、本当に良い仕事とは、
どういうものなのか?」
それを教えてくれる、
ある町長さんのお話があります。
この町長さんの教えを知ることは、
天職、やりたいことを見つけるにも、
とても大きなヒントになります。
というわけで今回は、
「町長」の天職心理学です。
□自分の銅像にコケが生えたころ…
「本当に意味で良い仕事とは、
どういうものなのか?」
それを教えてくれる、
ある町長さんの物語です。
まだまだ記憶に新しい、
2011年3月11日の東日本大震災。
大地震で起きた想定外の大津波。
東北地方が甚大な被害を受けました。
もちろん、堤防などはあったものの、
あまりに想定外の巨大津波だったため、
被害を防ぐことはできませんでした。
そのあとテレビの特集で観た、
東北地方のある町長さんのお話です。
東日本大震災が起きるよりも、
ずっとずっと昔のお話です。
その町長さんは、
地震で大津波がきた時のため、
もっと大きな堤防を作ろうと、
活動をしていたそうです。
でも、当時の住民たちには、
「今ある堤防だけで十分だ。
そんな大きな津波なんて来ない!!
お金の無駄になるだけだ!!
町長は一体何を考えてるんだ!!」
町中から大反対されたそうです。
僕には住民の気持ちもわかります。
だって、あの大震災の前であれば、
そう考えても仕方ありませんよね。
あまりの反対意見の多さに、
心配になった町長さんの家族は、
質問をしたそうです。
「なぜ、
みんなに嫌われてまで、
堤防を作ることにこだわるの?」
そのとき、町長さんは、
こんな風に答えたそうです。
「本当に大切な仕事というのはな…。
自分が死んで何十年もたってから、
自分の銅像にコケでも生えたころ、
やっとその価値がわかってもらえる。
そういうのが本当に良い仕事なんだ」
これはなかなか深い。
自分の銅像にコケが生えたころ、
やっと理解され感謝されるような仕事。
それが本当に良い仕事である。
町長さんのやりたいことは、
「みんなのために堤防を作ること」。
それが本当に大切な仕事であると、
町長さんにはわかっていたのでしょう。
でも、当時はまだ、
みんなには理解してもらえない。
でも、町長さんはやめません。
みんなに理解されないからといって、
やめてしまっているのでは、
良い仕事なんてできるわけがない。
たとえ反対されたとしても、
自分にとって大切なことだと感じたら、
思い切ってやりとおしてみる。
本当に大切な仕事をするには、
そういう姿勢が大切なんですね。
津波の被害だけを見れば、
町長さんの堤防があっても、
大津波は防ぎきれなかった。
それでも町長さんの作った堤防は、
「本当に良い仕事とはどんなものか?」
僕たちに教えてくれたと思います。
やっぱりこれはすごく良い仕事だと、
僕は思うのです。
さて、これは、
町長の仕事だけではなく、
天職探しでも同じです。
「マンガ家になりたい」
「独立してお店を持ちたい」
「自然に関わる仕事をしたい」
本当にやってみたいことは、
たいていの場合、
反対されることが多いです。
僕自身、
カウンセラーで独立するなるとき、
かなりたくさん反対されました。
いや・・・、
直接、誰かに言われなくても、
自分の頭の中から、
「お前みたいな凡人は、
そんなこと無理に決まってる…。
もっと大人な道を選べよ…。」
そんな声が聞こえてくるのです。
でも、反対があるからといって、
それでやめてしまうのでは、
やりたいことなど見つかるわけがない。
本当に良い仕事とは、
銅像にコケが生えた頃に、
やっと理解されるような仕事。
もしかしたら、
僕たちのやりたいことも、
みんなに反対されるかもしれない。
でも、だからといって、
やりたいことをやめる理由には、
ならないのです。
みんなから反対されるような仕事、
思い切ってやってみませんか?
それはきっと、
本当に良い仕事になるはずですよ。
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今回のポイント
★銅像にコケが生えた頃、理解される仕事!!
★批判されたからといってやめる必要はない!!
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■ 編集後記
今回の町長さんのお話、
とても気に入っているお話の一つです。
本当に良い仕事というのは、
なかなか人に理解してもらえない。
僕の本がまあまあ売れたというのは、
僕もまだまだ本当に良い仕事には、
ほど遠いのかもしれません(笑)
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