こんにちは。

カウンセラーの中越です。



今回は久しぶりに、

天職、やりたいこと探しの、

カウンセリング事例の紹介です。



人間的にも仕事的にも成長することで、

やりたいことがよくわかる事例です。



ただ、普通に考えるとかなり優秀、

いや、優秀すぎる人の事例になるので、


「こんなすごいこと、

 自分には出来そうにない…」


と落ち込む必要はありません(笑)



それでも、

「どういう過程でやりたいことが見つかるか」

「どういう過程で人が成長をしていくのか」

それがよくわかる事例になっています。



なので、気楽な感じで、

読んでもらえればと思います。



□成長するから見えるものがある!!



国立大学の情報系学部を卒業し、

SEをしている23歳の男性、

太田さん。



話しぶりや口調を聴いていると、

年齢の割にかなりしっかりした感じ。


30過ぎに感じてしまうくらい、

落ち着いていてきっちりとしている。

そういう印象を受けました。




第一志望の会社に入社し、

第一希望の部署に配属されて1年間。



優良企業で給料も安定してる。

非常に順調な社会人スタート。

会社からの期待も強い様子です。



それだけではなく、

社会人になってからも、

セミナーなどで勉強して、

向上心は非常に強いです。




でも、どうも今の仕事が、

自分のやりたいことではないと、

疑問を持つようになったそうです。



また、今の会社を辞めたいけど、

それは逃げになるのではないかと、

葛藤を持っているとのことです。




「いまの仕事は、

 1日12時間くらい働きます。」



最初にこの一言を聞いて、

仕事への疑問の根底に、

過労があるのかと思いました。



そこで過労ではないかと質問すると、


「いや、確かに長時間労働ですが、

 それはそんなに苦痛じゃないんです」


これはかなり意外な返事。


あくまで僕の経験則ですが、

SEの場合、かなりの確率で、

悩みの根本に過労があります。


また、自分自分では、

過労に気付かないことも多いです。



1日に12時間近く働いて、

休みの日に勉強しているのでは、

過労を考えるのはとても自然です。



なので、いまのところ、

過労の可能性は僕の頭の片隅に、

ちょっぴり残しておきました。



それはそれとして、

改めて話を聴いていきます。





「実は今は、

 マネージメントチームに入ってるんです。

 
 将来を期待されてるともいえるのですが、

 周りはずっと年上の課長ばかりなんです。


 いまやっている仕事では、

 お客さんとの本当にちょっとした、

 些細なこと一つ決めるだけでも、

 何人もの上司の了承が必要なんです。」




なるほど。

ここで少しわかった気がします。



休みの日にセミナーに行くほど、

太田さんは向上心の強いタイプ。


自分の頭で考えたことを、

どんどん実行したい欲求がある。


こういうタイプの人にとっては、

些細なことで上司の了承がいるような、

お役所的な仕事は退屈かもしれない。



これは僕が思っていた過労ではなく、

「もっと自分の可能性を追求したい」、

そういう欲求が根底にあるのかなと、

ここまで話を聴いて感じ始めました。



そこでカウンセリングも、

方針転換!



ここからは太田さんの

可能性を広げることを重視して、

話を聴いていくことにしました。



「自分が学生の時なんですが、

 就職活動がすごく得意だったんです。


 就職氷河期といわれてますが、

 第一希望の会社の第一希望の部署に

 配属してもらえています。


 そういう実績があるので、

 後輩たちから就活の指導をしてほしいと

 頼まれることがよくあるんです。」



この話題になってから、

とても楽しそうな口調になります。


こういうテンションは、

本人の可能性を広げるチャンス。

この話をどんどん聴いていきます。



「みんな就職氷河期ということで、

 なんとなく不安になってるんですよ。

 でも、そこが一番問題なんです。


 それに、学生は、

 まだ社会に出たことがないから、

 本当に大切なのがどんなことか、

 よくわかっていなことが多い。


 そこも大きな問題なんですよね。」




十分な説得力のある話。

すごくイキイキとした口調。

とてもいい感じです。



「内定を取らせるだけなら、

 正直、全然、難しくないんですよ。


 でも、大切なのはそれだけじゃなく、

 その仕事がやりたいことかどうか、

 そこなんですよね。


 自分が第一志望の会社に入って、

 それをすごく感じています。」




(え?まじで!?

 内定取らせるだけなら簡単なの!?)


僕の心の声です(笑)


でも、太田さんの話は誇張ではなく、

後輩を就職させた実績がちゃんとある。

これって相当にすごい実績です。



一般の就活支援サービスでも、

これだけの実績はないかもしれません。


実際に内定を取れているのだから、

十分にお金がもらえるレベルです。




「就活のアドバイスは、

 仕事になるとは思えないですが、

 自分にとっては趣味のようなもので、

 すごく楽しんでやっているんです。」



こうやってイキイキと、

楽しんでやっていることを追求する。

それがやりたいこと探しの基本です。



でも、本人はにとって、

この時点ではこれを仕事にするのは、

まだまだ抵抗がある様子です。



そして同時に、

これだけ実績があるにもかかわらず、

自信の無さもチラホラ見えます。




「自分の場合は、

 自分が就活や社会で学んだことを、

 学生に伝えているだけなんです。


 どこかでこういうことを、

 ちゃんと勉強したわけじゃないし…。


 だから、

 これを仕事にするっていうのは…」


この段階では、

自信を持てないのが当然。


まだ、一回目のカウンセリング。


むしろ、この段階で自信があれば、

わざわざ相談に来ないでしょう。



でも、他に進展がありました。

会社を辞めることについて、

自分の気持ちに気付き始めます。



「会社を辞めることは逃げじゃないか、

 そういう気持ちになってたんです。



 でも、それは違うんですね。



 むしろ、辞めなきゃけないって、

 自分の頭の中で分かっていたけど、

 それを認められませんでした。


 カウンセリングを受けてみて、

 そこに気付くことができました。」




今の仕事を続けることは、

自分の中に違和感を感じる。


でも、会社を辞めることは、

とても勇気のいることです。


ましてや、まったく畑違いの、

就活支援の仕事に就くことは、

とても勇気のいることです。



だから、自分の頭の中にある、

「辞めなきゃいけない」気持ちを、

認めることができなかった。



たった一回のカウンセリングで、

ここまで自分を見つめることができる。


この人の素直さ、自分を見つめる力、

その力の高さがよくわかります。


こうやって自分を見つめることで、

人間は成長していくのです。



一回目のカウンセリングは、

ここまでくれば十分です。



ちょっとした二つの宿題、


・退職届を書いてみること

・就活のノウハウを一日一行書くこと


を出してこの日は終わり。



この宿題をやってくれた太田さん。

2回、3回とカウンセリングが進むにつれ、

どんどんと成長していってしまいます。



3回目が終わって数か月後、

現状報告のメールをもらった時は、

「ここまでできるようになるものか!」、

正直、かなりびっくりしました。



さて、

太田さんは一体どうなったのか?



長くなったのでまた来週です~。




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今回のポイント

★イキイキする活動を追求する!!

★自分の弱さを見つめる力を持とう!!

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■ 編集後記


久しぶりのカウンセリング事例。


毎度のことながら、

僕の事例は長くなってしまいます。


でも、やっぱり、

事例を書くのは楽しいです!!



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