こんにちは。
カウンセラーの中越です。
僕は昔から、
「下手の横好き」って言葉、
すごく好きなんです。
たとえ下手でも、
これが好きといえる。
そういう人は、
本当に素敵です。
でも、普通はなかなか、
これが言えないですよね。
その理由、心理学的にも、
ちゃんと説明できるんです。
そしてやっぱりこれ、
天職・やりたいこと探しに、
とても重要なんです！！
というわけで今回は、
「下手の横好き」の天職心理学。
スタートします！！
プライドない格好良さ
下手の横好きって言葉。
僕は大好きなんです。
「下手なんだけれども、
絵を描くのが好き」
「下手なんだけれども、
バレーボールが好き」
「下手なんだけれども、
歌を歌うのが好き」
それを言える人のこと、
「すっごくカッコいい！」、
って僕は思うんです。
だって、普通の人は、
上手にできないことを、
「好き」っていえません。
「下手くそなくせに…」
「好きな割に下手ね…」
こういう言葉って、
本当にプライドを傷つけます。
だから、
「人より上手にできない…。
そういうことは、
好きじゃないことにしとこう」
無意識のうちに僕たちは、
そうやって自分の心を、
守っているのです。
こういうのを精神分析で、
「防衛機制」といいます。
そう考えると、
「下手の横好き」って、
とても精神的に強いこと。
堂々とそれを言えるって、
なんかカッコいいなって、
僕は思うんです。
「好きなことがわからない…」
「やりたいことがわからない…」
この悩みは多くの場合、
この「防衛機制」が原因。
僕自身もそうでした。
「カウンセリングで、
独立開業したいなんて、
そんな才能自分にあるの？
難しい心理学の本、
ちゃんと最後まで読める？
人の相談なんて、
上手く聴いてあげられる？
それって、
仕事として通用するレベル？」
そんな考えが、
頭の中をぐるぐる回る。
なにひとつ自信がない。
そうなると、
「僕は心理学が好き」
このたった一言が、
言えない。
いや、
言えないのでなく、
自分で認められない。
なかなか下手の横好きに、
僕はなれなかったのです。
でも、この世の中の、
ほとんどの天才達は、
「自分は天才ではない。
人より努力しただけ」
とよくいいます。
どの天才達だって、
上手にできなくて悩む。
そういう時期があったはず。
有名な起業家や偉大な芸術家、
金メダリストもみんな同じ。
みんな悩んで苦労した。
そういう時期があったはず。
それを考えると、
「自分の好きなことが、
最初から人より上手く、
才能にあふれてる」
そんな都合のいい話、
この世の中にはないのです。
最初は「下手の横好き」。
それでいいんです。
「私、下手なんだけど、
これが好きなんだよね」
それを認められたとき、
自然とやりたいことは、
見つかるんですよ。
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今回のポイント
★下手の横好きはカッコいい！
★プライドで好きを隠してない？
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■ 編集後記
今年初めてのお鍋。
やっぱり美味しいです。
我が家はシメは、
ラーメンが多いです。
お鍋の後に、
ラ王を入れる。
究極の食物の完成。
