こんにちは。

カウンセラーの中越です。



「人の役に立ってる。

 そう感じられる。

 そんな仕事がしたい」



実際の相談者さんで、

こうおっしゃる方は、

ものすごく多いです。



でも、


「そんなものは、

 キレイゴトなんだよ!


 仕事なんだから、

 利益第一になって当然。


 利益が出なければ、

 みんな生活できないだ。

 そんなの甘い考えだ!」


と言われてしまう。



たしかにそれは正論。



でも、僕はあえて、

真っ向から反論したい。


キレイゴトを、

なめてはいけない。



そして心理学的にも、

そういうキレイゴトには、

ちゃんと意味があるんです。



というわけで今回は、

キレイゴトの天職心理学

スタートします!!




キレイゴト一つ言えないの?



20代前半の僕が、

初めて仕事を辞めたとき、


「もっと人の役に立つ。

 それが実感できる。

 そんな仕事がしたい」


といいました。



それを聞いたある人が、


「そんな考え方は甘いわ!


 会社なんだから、

 利益最優先で当然なの。


 利益があるからこそ、

 みんな生活できてるの。


 それが社会人ってもの。

 もっと現実を見なさい!」
 

とよくいわれました。



当時の僕は、


「それはたしかに、

 その通りかもしれない…。

 だって会社なんだから」


と思ってしまいました。



でも、その時から僕は、


「社会に出て働くとは、

 少しずつ灰に染まってく。

 そういうことなんだ…」


と感じるようになりました。



それからは、

TVやネットや本などで、

精力的に働く人を見ても、


「そんなの表面だけだ。

 どうせ裏側では、

 いろいろあるんだろ…」


と疑って見ていました。




だから、

どんな仕事を想像しても、


「実際にやったら、
 
 つまらないに決まってる」


と思うようになりました。



もちろん、それでは、

本当にやりたいことなんて、

見つかるはずがない。




でも、

その考えは間違いだと、

心理学が教えてくれました。



マズローにアドラー、

ロジャーズにフランクル。


多くの偉大な心理学者は、


「人間は人の役に立ちたい。

 そんな欲求を持っている」


という考えをしてました。



僕はそれを知ったとき、

とてもうれしくなりました。



だって、

僕が若い頃に思った、


「もっと人の役に立つ。

 それが実感できる。

 そんな仕事がしたい」


その気持ちは間違ってない。

むしろ健全な精神なんだよ。


そう偉大な心理学者達に、

言ってもらえた。


そんな気がしたのです。


だから、もし自分が、

カウンセラーで独立したら、


「人の役に立っている。

 それをちゃんと実感できる」


そこだけは絶対に、

忘れないようにしよう。



だって、

カウンセラーという仕事を、

嫌いになりたくないから。




当時の僕は、

まだカウンセラーとして、

全然食べていけなかった。



少しでも早く、

心理関係で食べていきたい。


あけすけに言えば、

少しでも早くお金にしたい。



そんな焦りと不安と欲で、

いっぱいいっぱいでした。



それでもやっぱり、


「人の役に立っている。

 それをちゃんと実感できる」


そこからズレてはいけない。



そう強く思ったのを、

今でも覚えています。



たしかに、

仕事なんだから、

利益を出すのは必要。



人の役に立ちながら、

なおかつ利益も確保する。


それはたしかに、

簡単なことじゃない。

とてつもなく難しい。



夢や理想を追うような、

キレイゴトかもしれない。



でも、夢や理想の

一つも語れないような人が、

良い仕事ができるのか?



キレイゴトの一つ、

口から発せられない人が、

善い人生を送れるのか?



自分の仕事に意味があると、

胸を張って誇れるのか?



僕は心の中で、

ずっとそれを繰り返している。



働くことは、

生活のためでもある。



生活するからには、

お金や収入はとても大事。



だから利益は必要で、

そのための手段も必要。



「キレイゴトなんて、

 言ってられない。

 そんなの甘いんだよ」


それも正しい気がする。



でも、僕たちの仕事から、

夢や理想やキレイゴトが、

完全にゼロになったら…。



その仕事からは永遠に、

喜びが失われるでしょう。


はたしてそんな仕事で、

あなたは幸せになれますか?



大人になったからこそ、

もう一度、キレイゴトを、

大事にしてみませんか?



キレイゴトって、

働く原動力。



キレイゴトを、

言えるようになったとき、

天職に近づいているはずです。




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今回のポイント

★キレイゴトこそ働く原動力!

★働くかぎり人の役に立ちたい!

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■ 編集後記


人の役に立ちたいなんて、

就活の決まり文句みたい。


就活の時は僕も、

軽くこの言葉を言ってた。


でも、働いて挫折をして、

それでわかってくるのは、

この言葉は重みでした。


誰の役にも立ってない。

世の中の役に立ってない。


そういう仕事は、

本当に苦痛になります。






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