心が折れる人の意外な口癖
こんにちは。
カウンセラーの中越です。
夢や目標ができて、
やりたいことが出来ても、
心が折れてしまう人。
そういう人に共通する、
意外な口癖があります。
この口癖は、
一見、たくましいのですが、
心が折れる原因の一つ。
さて、その口癖とは、
どんなものだと思いますか?
□長期戦の覚悟があるか?
「もう心が折れそう…」
カウンセリングをしていて、
そういう人たちに共通する、
ちょっと意外な口癖。
それは、
「疲れたなんて、
言ってられないわ!」
というものです。
一見、疲れ知らずで、
たくましく感じるこの言葉。
実は心を折る原因です。
というのも、
夢や目標を達成する。
やりたいことを仕事にする。
こういうものは大抵、
ある程度の長期戦になります。
1~3ヶ月の短期間なら、
「疲れ知らずでがんばる!」、
これはとても頼もしい。
実際、成果も出せそうです。
でも、夢や目標を達成する。
やりたいことを仕事にする。
こういうのはやはり、
数年単位の下積み経験が、
必要になってきます。
そうなってくると、
「疲れたなんて、
言ってられないわ!」
これが通用しなくなる。
どれだけ気張っても、
やはり僕たちは生身の人間。
自分で気がつかないうちに、
疲れは蓄積していきます。
それでもこのタイプの人は、
そのままがんばり続けて、
心が折れてしまうのです。
もしかしたら、
「自分自身が疲れている」。
その事実を認めたくない。
そんな気持ちが、
あるのかもしれない。
だって、
夢や目標ができる。
やりたいことが見つかる。
すると今度は必ず、
不安と焦りが出てきます。
「いつになったら、
達成できるんだろう…」
「本当に私なんかに、
夢を叶えられるのかな…」
そういう気持ちも、
必ず出てくるものです。
「もういい歳なんだから、
ゆっくりはしてられない…。
一秒でも早く、
夢や目標を達成しなきゃ…。
このままじゃ、
親や友達にカッコ悪いもの…」
そう思うと、
「疲れたなんて、
言ってられないわ!」
となってしまうのです。
僕はそういう気持ち、
とてもよくわかります。
焦りと不安の気持ちから、
短期決戦で決着をつけたい。
少しでも時間をかけたくない。
だから、
休むヒマがもったいない。
疲れているなんて無駄に感じる。
僕自身もずっと、
そういう不安や焦りを、
抱え込んでいました。
人間は夢や目標ができたとき、
同時に焦りや不安も生まれる。
それは誰にとっても自然なこと。
何も恥ずかしいことではない。
でも、どれだけ焦っても、
夢や目標を達成することは、
やっぱり長期戦なんです。
この事実だけは、
変えることが出来ない。
それを考えると、
「疲れたっていいのよ。
ゆっくり休んだあとに、
また立ち上がるんだから」
そう思える人は、
しなやかな強さがある。
粘り強さがあります。
長期戦をするためには、
こういう強さが大事です。
折れない心を作るには、
「疲れたなんて、
言ってられないわ!」
この口癖を辞めてみる。
そして、
「疲れたっていいのよ。
ゆっくり休んだあとに、
また立ち上がるんだから」
そうつぶやいてみる。
夢や目標を叶える場合、
やりたいことを仕事にする場合。
長期戦を戦える方が、
最後は強いですからね。
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今回のポイント
★休んで立ち上がる方が長続き!
★焦りと不安が休ませない!
≫心が折れる人の特徴
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