「所有」のやる気管理術


「所有」のやる気管理術

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人間の脳には、

ちょっと面白い反応があります。


それは物を所有すると起きる、

脳の不思議な反応です。



このちょっと面白い反応が、

僕達のやる気を出す方法にも、

大きなヒントになってます。



さて、所有に関する、

脳のちょっと不思議な反応とは?




というわけで今回は、

「所有」のやる気が出る方法です。




□辞めるとやる気が出てくる!!



人間の脳には、

ちょっと不思議な現象があります。



それは「所持効果」というものです。



たとえば、街を歩いていて、

ティッシュをもらうとします。



別にティッシュなんて、

ほしかったわけじゃないけど、

無料だしなんとなくもらいます。



ティッシュなんて、

どうでもいい物のはず。



でも、ここで、

ティッシュをもらったあと、



「やっぱり

 ティッシュあげたくない。

 返してください。」



といわれたとします。



そうするとなぜか、

ティッシュを手放したくなくなる。


どうでもよかったティッシュなのに、

なぜか損した気分になるのです。




人間は一度手に入れると、

以前よりも価値が高い物と、

感じてしまうのです。



つまり、一度手に入れたものは、

実際より価値が高く感じるのです。



所持効果の理由としては、

物に愛着がわいている場合と、

損失へ過敏になっている場合。


その二つが主な仮説です。




愛着がわいて手放したくないのは、

特に問題ないでしょう。



でも、損失に過敏になりすぎて、

手放すのが嫌になっていては、

ちょっと問題がありますよね。



だって、本当は必要ないのに、

損失に過敏になっているだけでは、

いらないものを捨てられなくなる。



本当は全然いらないのに、

捨てることができない。



物を捨てられない人というのは、

この所持効果によって、

損失に過敏になってるのです。



物を捨てるという勇気も、

時には大切なんですよね。




さて、これと同じ現象が、

やる気が出ないときにも、

よく起きているのです。




「数年前に始めた勉強会…。

 始めたころはよかったけど、

 今は時間を圧迫してる。


 でも、いまでは、

 自分が中心メンバーで、

 なんとなく辞めずらい。」



「二つの事業をやっていて、

 一つはあまりお金にならないし、
 
 正直、やる気もあまり出ない…。


 精神的にも時間的にも、

 一つに絞ったほうがいい。


 でも、なんとなく、

 辞めてしまうのはちょっと怖い」




そういう相談、

実はよくあるのです。




「辞めたほうがいい。

 それはわかってるけど、

 なんとなく怖い…」




一度手に入れた物。

それを手放すことを、

過敏に恐れてしまう。



その気持ち、

僕のとてもよくわかります。



僕自身、


「この仕事には、

 それほど思い入れもないし、

 収入にもなってない。


 でも、いままでやってきたし、

 まったく辞めるのはちょっとな…」



そう思ってダラダラと、

惰性で続けてきた仕事が、

いくつかありました。


(関係者に失礼なので、

 ここでは詳しく書きません(笑)




でも、

そういう仕事を整理して、

やる気が出る仕事に集中する。



そのほうが時間もやる気も、

無駄にせずにすみます。





「仕事を捨てる。」

「仕事を断る。」



少し勇気がいることですが、

やる気を無駄遣いしないために、

とても重要なことですよ。


好きを仕事にするやる気管理術の
プログラムはこちら



今回のポイント
★勇気を持って仕事を捨てる!!

★捨てた分の余裕がやる気を生む!!


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