目次
なぜこのカウンセリング料金なのか
実は15,000円ってめちゃくちゃ安いのです!
読めばきっと納得してもらえます。
僕のカウンセリングは、1回60分15,000円です。
「1回、15,000円か~。
カウンセリングって、ずいぶんと高いんだな…」
そう思う人も、もしかしたらいるかもしれません。
そこで、僕のカウンセリングがなぜ現在の金額なのかを、具体的に説明したいと思います。
たぶん、ちゃんと読んでいただければ、むしろやすいと思ってもらえるはずです。
ちなみに、3回セットの回数券だと、1回13,300円になります。
回数券は180日以内という縛りがあるのですが、これは決済システムの都合です。
(180日以上に設定できないからです)
すべて中越本人がカウンセリングをする
まず、これが一番意外であり、大きな理由だと思います。
実は、相談者さんから何度か、
「本を出しているカウンセラーに、実際にカウンセリングしてもらえるって、すごいですね!」
そういわれたことがあります。
最初は何のことだかピンときませんでした。
でも、いまになって思えば、この言葉、カウンセリング業界の内情をついています。
というのも、本を出していたり企業講演・セミナーの依頼をもらう人気カウンセラーは、多くの場合、自分自身ではカウンセリングをしません。
ほとんどはスタッフがカウンセリングをします。
知名度があればあるほど、カウンセリングをしないのです。
本人がカウンセリングをしても極めて高額。
1回5万~10万円くらい。
僕のように海外で自分の本が翻訳されているとなると、もっと高くなるかもしれません。
さらに問い合わせをしても、「いまは多忙なので予約を受け付けていません」といわれるケースが多いです。
簡単にいうと、自分自身は本やセミナー、動画配信などで広告塔として稼ぎ、スタッフがカウンセリングをするビジネスモデルです。
たいていの場合、法人化したり団体を作ったりして、そこのスタッフがカウンセリングをします。
これはこれで、別に悪いことではありません。
ある意味では、カウンセラーの雇用を生んでいるともいえます。
(カウンセラーは非常に就職先が少ないのです)
企業研修やセミナー、講演などは、1回10~30万円などもザラです。
週に2~3回、講演やセミナーをすれば、月に100~200万くらいは稼げます。
数名のスタッフを抱えても余裕で儲かるわけですね。
ちなみに、本を出しても全然お金になりません。
でも、多くの場合、本を出版していると、企業研修やセミナーの単価が一気に上がります。
自分が人事担当者で研修講師を呼ぶとしたら、「たくさん本を出版してる先生をお呼びしました~!」といえるだけで安心しますからね。
全くお金にならない本を書くなんて仕事を、講演家や研修講師の方が一生懸命やっているのは、「研修の仕事を取るため」と「研修単価を上げるため」なんですね。
特に経営コンサルタントよりのカウンセラーは、こういうビジネスモデルの人がほとんどです。
ただ、相談者さん目線で考えると、
「せっかく本を読んだのだから、著者であるあのカウンセラーさんにカウンセリングしてもらいたい」
「せっかく講演を受けたのだから、実際にあのカウンセラーさんにカウンセリングをしてもらいたい」
そう思って当然だと思います。
で、僕自身の場合、なぜ研修や講演を仕事の柱にせず、1対1のカウンセリングをやっているのかというと…。
実は研修や講演、セミナーを一生懸命やろうとした時期もありました。
でも、あるとき、ふとむなしくなってしまったのです。
「自分は心理職に憧れて、心理カウンセリングがしたくて、わざわざ独立してカウンセラーになったのに…。
最近、全然カウンセリングをしていない…。
本当にこれでいいんだろうか?
これが僕のなりたかったカウンセラーなんだろうか…?」
そうやってむなしくなり、悩んだ時期があったのです。
自分が天職探し心理学なんていってるのに、やっぱりこうやって悩むことがあるもんなのですね。
そこでいろいろ考えて、
「ギリギリ生活していけるのなら、やっぱり1対1のカウンセリングをメインでやろう!」
と思うようになったわけです。
他の本を出版していたり、講演等をやっている他のカウンセラーは、5~10万くらい。
しかも、普段はほとんどカウンセリングをしていない。
僕の場合は、9冊本を出版していてうち3冊は海外で翻訳されている。
海外の企業から講演依頼、農林水産省の有志の勉強会から講演依頼がある。
しかも、普段からずっとカウンセリングをやり続けている。
それで、僕は1回15,000円です。
むちゃくちゃ安いのがご理解いただけると思います。
カウンセリングは、パーソナルトレーナーと同じシステム
1対1のカウンセリングというビジネスモデルは、筋トレなどのトレーニングジムで、パーソナルトレーナーについてもらうのとよく似ています。
きっちりとした資格を持った経験豊富な人間が、マンツーマンで相手をしてくれるのです。
誰だって、経験豊富でしっかりした資格がある人に、担当してもらいたいはずです。
もちろん、その担当者がいままでどれだけ経験を積み、どれだけ勉強してきたかが、費用に反映されます。
資格を取るのはもちろんのこと、勉強をし続けるのって本当にお金がかかるのです。
資格を一つ取るだけでも、年間何十万ってかかりますよね。
資格以外にも勉強会に参加したりすると、年間でかなりの金額になります。
それを何年も何年も積み重ねているわけですから、そういう人の人件費は高くて当然です。
そうでなければ、大赤字になってしまうからです。
こういうところは本当に、カウンセラーとパーソナルトレーナーはそっくりです。
ある意味、カウンセラーというのは、心のパーソナルトレーナーなのです。
そして、トレーニングジムでパーソナルトレーナーをつけると、入会費や月額料金も含めて、2ヶ月で20~30万円になるそうです。
1ヶ月で10~15万。
わかりやすいように、半分の12万5000円とします
週に2回かよって8回だとすると、1回あたり15,625円。
ほぼ15,000円ですよね。
しっかりうちのカウンセリング料金と同じです。
※「パーソナルトレーナー 相場」でグーグル検索して、いくつかの大手パーソナルトレーナーのジムを調べました。(2022年2月9日)
専門家がマンツーマンで担当するわけですから、これくらいの料金でないと赤字になってしまうのです。
トレーニングジムのパーソナルトレーニングの場合、数ヶ月の継続が当たり前ですから、20~30万という契約になります。
個人事業をやっている方はわかると思うのですが、こうやって一括で大きな単価の契約にしてしまった方が、かなり儲かります。
しかも、事務手続き等の面でも、かなり経費削減になります。
ですが、僕たち心理カウンセラーの場合、一括で長期契約するというのは、あまり一般的ではありません。
精神的に追い詰められているから心理カウンセリングに来るわけです。
そこで高額な契約をするというのは、さらに経済的にも追い詰める可能性があります。
経済的に追い詰められれば、精神的にも追い詰められるので、どんどん悪循環になります。
相談者さん目線で考えると、1回ごとに料金を払う、もしくはごく短い契約にする方が、精神的にも経済的にも負担が少ないはずです。
(うちの場合、3回セットの回数券がこれです。経費が安くなる分、結構な割引きになっています)
また、「問題が十分に解決に向かってきた」、もしくは、「どうもこのカウンセラーとは相性がよくない」。
そういう場合も、もちろんあるわけです。
そういうときに、「解約したいのですが…」と言い出しにくいですよね。
そう考えると、心理カウンセリングで20~30万という長期契約は、あまりよくないのではと僕は思っています。
ただ、これは現時点での話です。
心理カウンセリングがもっと一般の人に広がり、その重要性を理解してもらえるようになれば、長期契約が普通になるかもしれません。
そうなると、1回あたりの料金を安くできるかもしれません。
実際にうちも、3回セットの回数券はだいぶ安いですからね。
少し話がそれましたが、
経験豊富でしっかりした資格がある専門家が一人つくと、パーソナルトレーナーでもカウンセリングでも、15,000円にしないと赤字になってしまう。
パーソナルトレーナーは、長期契約しかなく20~30万円。
僕のカウンセリングの場合は、単発で申し込めて15,000円。
3回セットの回数券だと40,000円と大幅割引き。
ここだけでもかなりコスパがいいというか、良心的だとわかってもらえると思います。
パーソナルトレーナーだけでなく、美容室で髪を染めてパーマをかけても、15,000円くらいになりますよね。
一人の専門家がマンツーマンで対応してくれるというのは、最低でも15,000円くらいになるのです。
(3回セットの回数券だと、うちのカウンセリングは美容室で髪染めてパーマかけるより安い!!)
もちろん、パーソナルトレーナーも美容室も、もっとやすいところもあるでしょう。
でも、安かろう悪かろうでは意味がないですよね。
特に人の心や働き方という大事なものを扱うカウンセリングは、ちゃんとお金をかけた方がいいのは、わかってもらえると思います。
カウンセリングは品質保持のため薄利多売ができない
もしカウンセリングの料金を下げようとすれば、大量に数をこなすしかありません。
でも、それをやると確実に質が下がります。
というのも、カウンセリングって、かなり疲労度が高い仕事です。
精神的な重労働なわけです。
1日6件もやっていたら、絶対に精神的に持ちません。
あっという間に燃え尽き症候群になります。
僕の場合、1日2~3件が限界です。
それ以上をやると、疲れてしまって質が下がってしまいます。
とにかく数をこなして薄利多売で稼ぐというのは、相談者さんにとって不幸なことになります。
カウンセリングにおいて最も大切なのは、丁寧にやることです。
これについて詳しくはこちらをご覧ください。
先ほどもお話ししたように、人の心や働き方といった大事な物を扱うカウンセリングは、安かろう悪かろうではよくないのです。
下手をすれば、悪化することだってあるのですから。
質を保つために、この金額になっている。
これも理解してもらえるとうれしいです。
必ず読んで欲しい一番大切なこと
最後に、一番大切なことをお伝えしたいと思います。
僕たちは日々の生活の中で、いろんなことにお金を使います。
たまには、どこかに旅行に行くかもしれません。
ゲームソフトを買ったり、スマホゲームに課金するかもしれません。
美容室に行って髪を染め、パーマをかけるかもしれません。
そのどれも、自分自身にとってはお金をかけるだけの価値があることでしょう。
でも、人生において最も大切なことってなんでしょう?
もちろん、人によってその答えは様々です。
ですが、自分が本当にやりたいと思える仕事、天職を見つけるというのは、多くの人が最も人生で大切なことだと答えます。
なぜなら、僕たち人間は大人になれば、人生の大半を働いて過ごします。
少なくとも1日8時間。
残業が多い時期なら1日10時間。
通勤時間に睡眠と雑務を抜いてしまえば、生きている時間の大半を働いて過ごします。
家族と過ごす時間よりも、はるかに働いている時間の方が長い人が大半です。
だから、いまの働き方に満足して納得できているかは、自分の人生に満足して納得できるかに、直結してきます。
毎日、しかめっ面で嫌々業務をこなしているだけでは、生きていることすら嫌になってしまいます。
実際に、それでうつ病になり生きていることを放棄してしまう人もいるのですから。
そこまでいかなくても、毎日、しかめっ面で嫌々業務をこなす。
そんな時間が一日の大半を占めていては、そのうちその表情が自分の顔に染み付いてしまいます。
自分の働いているときの表情が、自分の顔に染み付いていってしまう。
それは、なんとも恐ろしいことではないでしょうか?
僕は会社員のとき、会社帰りの地下鉄で窓に映った自分の顔を見て、愕然としました。
当時の僕はまだ24歳だったのに、窓に映った自分の顔はやつれて疲れ切った中年サラリーマンの顔でした。
「こういう顔のまま、僕は歳を重ねていくのか…」。
そう思うと、本当に怖くなりました。
そして、僕は会社を辞めることを決意しました。
この表情が顔に染み付いてしまうのは、安定を失うよりよっぽど怖かったのです。
人間の顔というのは、その人の生き方そのものがあらわれてしまいます。
歳をとっても魅力がある人は、その人の生き方が現れているからです。
素敵な顔の老人になれるように、生き方、働き方を変えることにお金を使う。
それは最も意味があり、価値のあるお金の使い方です。
しかも、たった1回美容室で髪を染めてパーマをかけるのと、同じくらいの金額です。
もし、いま仕事のことで悩んでいるのなら。
ぜひ、本当にやりたいこと、天職を見つけることにお金をかけてください。
ほんの少し無駄遣いを抑えて、自分の人生にとって一番大切なことにお金を使う。
たったそれだけのことが、やりたいことを見つけるための第一歩になるんですよ。
自分自身に投資をしない人は、永遠に現状維持ですからね。
天職・やりたいことを見つけて、自分に合った生き方、働き方に変えていく。
そうすれば、いい顔をして年齢を重ねていける。
自分の人生のためにお金を使う。
それは長い目で見れば、きっと後悔のない、よいお金の使い道だと思います。
カウンセリングの申し込みはこちらから
【最後の最後に】
カウンセラー独立開業支援は、他所に比べて本当に安い上に、評判もいいです。
こういうのって多くは、高額な長期契約を結ばされることが多く、そういうので後悔した方たちがうちに来ておられます。
最初は無料、数千円の講座に参加させて、その後、長期契約を結ばされることが多いそうです。
「そういうビジネスが嫌で、人の役に立つ仕事がしたいと思ったから、カウンセラーで独立開業したいと思ったのに…」
そうおっしゃる方は本当に多いです。
うちでお役に立てれば幸いです。