親がやりたい仕事に反対する理由
こんにちは。
カウンセラーの中越です。
やりたいことを見つけるとき、
誰もが気にしてしまうもの。
それは、
「親に反対されるかどうか?」。
10~20代であれば、
気になって当然でしょう。
でも、これって実は、
若い相談者さんだけではなく、
30~40代の人も気にします。
むしろ、
30~40代であっても、
気になるのが普通なのです。
でも、この
「親が反対する」ということ。
これを少し深く考えると、
また違う視点が見えてきます。
そしてその視点に立つことが、
やりたいことを見つけるために、
大きなヒントになるのです。
というわけで今回は、
「なぜ親は、やりたい仕事に反対したいのか?」
スタートします!
□親の言うことを聞かない成長!
やりたいことを見つけるとき、
多くの方が気にすること。
それは、
「親が反対するかどうか?」
これって一見、
10代、20代の悩みに感じます。
若い世代にとっては当然の悩み。
ところが実際の相談者さんは、
30代、40代の方でも、
親に反対されるか気にします。
これは、もっと正確に言うと、
「親の反応を気にしてしまう」、
という表現が正しいでしょう。
「こんな歳にもなって、
親の目を気にして情けない…」
そんなことを言う人もいますが、
それって人間の自然な反応です。
「親に心配をかけたくない」
「親を安心させてあげたい」
「親にちゃんと認められたい」
ある程度の年齢になると、
そんな気持ちが出てきます。
だから、
いくつになっても、
親の反応は気になりますよね。
それだけ人間にとって、
親の存在は大きいのです。
そして、大抵の親は、
反対しながらも実際始めると、
陰ながら応援しているようです。
僕の母親も反対して、
ぶつくさ文句を言いながら、
応援してくれてた気がします。
では、親というのはなぜ、
子供がやりたいことを見つけた時、
反対してしまうのでしょうか?
実はそれは、
子供の能力を信じてないのでも、
固定観念の押しつけでもない。
ただ、親という生き物は、
自分の子供が苦労している姿を、
目の前で見るのが怖いのです。
やりたいことを仕事にするには、
たくさんの苦労や困難があります。
働きながら資格の勉強をして、
大変な下積みの経験をして、
それでも成功する保証はない。
夢を追いかけて努力する中で、
誰かからボロボロに批判され、
心がズタズタになってしまう。
そんな可能性だって、
十分にあり得ることです。
もちろん、
子供だってそれは怖い。
でも、
子供の方はそれに対して、
「いままでような働き方は、
もう絶対に続けたくない。
自分の人生を
変えるためだから。
ここで変わろうとしなきゃ、
ずっと同じことの繰り返し。
だから大変であっても、
いまここで腹をくくろう…!」
と思うことが出来ます。
その腹をくくるために、
最後の一押しをして欲しいと、
親に相談するのかもしれません。
でも、親の方は、
とてもそこまで思えません。
むしろ、自分の子供が、
「辛い思いをするのでは…」、
「失敗して傷つくのでは…」、
と心配で心配でたまらない。
親という生き物は、
自分の子供が苦労している姿を、
目の当たりにするのが怖い。
それどころか、
子供が苦しんでいる姿を、
想像するだけで辛くなる。
自分が辛い思いをするより、
子供の辛い状況を見る方が、
親には怖いのかもしれない。
だからつい、
「好きなことを仕事になんて、
バカなことはやめなさい!」
と口から出てしまうのです。
でも、それをいう親も、
親の反対を押し切ってでも、
自分の道を進んで欲しい。
そういう気持ちも、
もっているのです。
なぜなら、
親の反対を押し切って、
自分の道を選んだとき、
「あの子なりに、
自分の頭で考えて、
自分で決心したんだ…。
私から見たら、
無茶なことに見えるけど、
自分で道を見つけたのか…。
ああ、とうとうあの子も、
本当に独り立ちするんだな」
と感じられるからです。
だから、
反対をしながらも、
反対を押し切って欲しい。
親はそんな気持ちも、
どこかに持っているのでしょう。
だから、反対しながらも
実際にやり始めたあとは、
陰ながら応援してくれる。
親が反対をする。
それは当たり前のことです。
それは親にとって、
不器用かもしれないけど、
愛情があるからです。
親だって不安なんだから、
背中を押して欲しいなんて、
期待するのは無理なもの。
でも、
親の反対を押し切ったときが、
自分の人生を自分で選んだとき。
そのときこそ、
精神的に親離れをして
本当に大人になったとき。
親からすれば、
心配する気持ちもあれば、
成長を感じるときでもある。
もちろん、
親の反対を押し切って、
失敗することだってある。
子供がただ熱くなっていて、
親が冷静に諭してくれてる。
そんなケースもたくさんある。
だから安易に、
親の反対なんて押し切れと、
いい加減なことはいえません。
それに、
子供を支配したいだけの、
歪んだ親もわずかながらいる。
愛ゆえの反対ではない。
そういうこともあるでしょう。
でも、いずれにせよ、
一つ確実にいえるのは、
「いつも親の反応を伺って、
自分の人生を決めていては、
作業のような人生になる。
しんどくて大変な作業なのに、
どうにもやりがいを感じない。
そんな人生には、
なんの面白みもない。
だから、いつしか、
生きていること自体が、
面倒くさくなってくる」
どの道を選べば、
成功するか失敗するか。
それは親にもわからない。
そんなもの、
どこまでいっても、
やっぱり結果論だから。
でも、
親に反対されても、
自分の意思で決めた。
その自分で決めたという、
シンプルな事実こそが、
夢中になるには絶対必要。
やっぱり、
自分で決めたからこそ、
本気になれるのです。
親はやりたいことに、
反対するかもしれません。
それも一つの愛情です。
だからこそ、
親の反対があったとしても、
最後は自分で決めること。
それがなにより、
大切なことなんです。
親が反対することを、
過剰に恐れる必要ないのですよ。
□自己カウンセリングプログラム□
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今回のポイント
★親の反応を気にして当然!
★流れ作業のような人生になるな!
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■ 編集後記
今回の記事は、
ずっと書きたいなと、
頭の中で温めてたこと。
こういう時に僕は、
どうしても長く書いてしまう。
書きたいことがあるときほど、
長くてくどい文章になるんです。
良くないとわかってるけど、
書きたいんだから仕方がない。
恥ずかしい言葉ですが、
情熱が止まらないのです。
これでもっと短くて、
もっと読みやすく書ければ、
最高なのにな~。
情熱に振り回されるから、
長くてくどい文章になるんですね。
最後まで読んでくれた人には、
本当に感謝ですよ。