・もし、子供が白紙の答案を出してたら?
こんにちは。
公認心理師の中越です。
天職を見つけるための質問。
5日目はこちらです。
「あなたに子供がいるとして…。
もし、子供が学校のテストで、白紙の答案を出していたら…。
どのように感じますか?」
きっととても悲しく、やりきれない気持ちになると思います。
親だろうと教師だろうと、もし白紙の答案を出した子供が、
「僕なんて、どうせ勉強できないし…」
そういったなら、
「いや、点数は悪くてもいいよ。
でも、なんでもいいから、せめて何か書こうとしろよ!」
きっとそういいたくなってしまいます。
テストで一番悪いのは、0点ではありません。
白紙の答案を出すことが、一番、良くないことです。
そこは誰も異論がないでしょう。
そしてこれってテストだけでなく、人生のあらゆることに言えます。
学生時代の部活動で、「どうせ才能がないから…」と、練習すらしようとしない人。
恋人が欲しいのに、「どうせモテないから…」と出会いの場に行かない人。
もし僕たちが日常で、そういう人を見かけたとき、
「いや、なんでもいいから、とりあえずやってみようよ。何もしないよりマシだよ」
そう言いたくなります。
でも、そう思う僕たち自身も、天職、やりたいことについては、同じなのかもしれません。
「あんな仕事ができたら、自分にとって天職だろうけど、そんなのどうせ無理…」
「昔、憧れてた仕事、今も少しは興味がないわけじゃない、でも、どうせこの歳からじゃ意味がない…」
そんな気持ちになって、ずっと一歩踏み出さないまま。
それってよく考えると、「自分の天職はなにか?」、「本当にやりたいことは?」。
そういう働き方という人生の答えに、白紙の答案を出してるのと同じ。
僕自身、偉そうなことはいえません。
僕は社会人になってカウンセラーの勉強を始めるまで、「僕なんかにはどうせ無理…」と、心理の仕事をあきらめてました。
つまり、僕自身も、白紙の答案を出していました。
その頃の僕は、もしこの世に神様がいたら、
「いや、0点でもいいから、せめてなにかやってみろよ…。
何もやらないよりずっとマシだよ」
そういわれてたでしょう。
だから、僕も他人のことを、偉そうにダメ出しできない。
一歩踏み出せない人の気持ちも、とてもよくわかります。
でも、それでも、一番悪いのは0点でなく、白紙の答案を出すことです。
自分自身を振り返っても、多くの相談者さんを見ても、そこは絶対に間違いがないことです。
「こんな仕事に就けたら、自分にとって理想的なのに…」
「昔、憧れてた仕事、今も少しは興味あるけども…」
そんな仕事に対して、「自分なんかにとても無理…」と思うかもしれません。
いや、人間なんて弱い生き物で、誰もがそう思ってしまいます。
でも、白紙の答案のままでは、あまりに悲しくやりきれません。
それではいつか歳を取ったとき、後悔してしまう日が来ます。
だから、小さくてもいいし、引き返せる程度でいい。
趣味から始めてもいいし、遊び半分からでもいい。
「興味ある分野について、大きな本屋さんで調べてみる」
「実際にやっている人たちに、少しだけ話を聞いてみる」
「体験講座などでに参加して、自分の気持ちを確かめる」
これらをやったところで、なにもマイナスなことは起きないはず。
本を買ったり体験講座に参加しても、経済的な損失はほとんどありません。
それならやらない方が損というもの。
だから、とりあえず一歩だけ踏み出してみませんか?
白紙の答案のままでは、天職・やりたいことなんて、ずっと見つからないんですよ。
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