天職探しカウンセリングの感想
Ｗ・Ｎさん（女性）
中越先生
プログラムを終え、感想を書かせていただきます。長くなりそうです。ご容赦ください。
プログラムを通じ、自分の事を深く掘り下げて考えることの大切さを改めて感じました。
今まで忙しくて自分を振り返ることがなくまた、振り返りも怖く、わざと避けてきた事かもしれません。
あと、自分の事にいろんな気づきもありました。
私は、46歳の大企業勤務で、22歳で就職して一度も仕事を辞めた事はありません。
でも、自分に合わないと感じずっと辞めたいと思ってました。結婚時、出産時、離婚時、男女関係でいざこざがあった時、その都度上司に退職を申し出ました。
でもうやむやにされ、私自身なかなか踏み切れず、娘を育てるため必死で働いてきました。
娘の学費の目処が立って、人生の半分を過ぎた今、もう自分のやりたい事をしてもいいと思いました。
でも、24年も続けてきて、何が合わないのか、辞めてどうするのか、築き上げたキャリアを捨てていいのか、今辞めたら退職金が3分の1以下になる。
この先何があるかわからないのであと9年我慢して、それからやりたい事やればいいのに
自分の中でも葛藤だらけです。
合わないのは、何をするにも何でも統制でがんじがらめ、数ミリ単位、数秒単位で動いてきた事に積年のストレス、疲れが出てきたのかも知れません。（その統制や規則で守られてきたのは承知ですが。）
辞める事を言うと、みんな口を揃えてもったいない、最後まで頑張れと言います。
きっと、あー幸せといえる働き方がある。
今のような、紙とインクをたくさん使って、書類を作り、コピーして配って、かと思うと体を酷使したり、意見をぶつけあったり、管理職で人に指導する。
同じ仕事をしている人の中には、誇りを持っている方々がいます。
私は周りにいるそんな人がとても羨ましい。
確かに誇らしい職業だと思います。
私は贅沢なんでしょうか。
私は今の働きを、あー幸せとは言えない。
お給料はガマン料じゃない。
プログラムを通して、私がやりたい仕事はお菓子を作る仕事でした。
昔母が作ってくれたような優しい、ホッとするマドレーヌやバナナケーキなどの焼き菓子を作りたい、そんなお菓子に関わる仕事です。実際に、小さな洋菓子屋で職場体験もしました。（そこの女性オーナーさんにも、大企業を辞めないで定年まで頑張れと言われましたが）
ただ、パティシェは体力に自信がありません。
また、人との関わりも今は疲れてしまってるので、製造補助として工場などで力仕事のないような作業で働き、少しずつ製作、販売に関われたらと思います。
4回目のプログラムで応援してくれる人として、19歳の娘に打ち明けました。
これ以上学費の工面はできなくなることも正直に伝えましたが、娘は「もちろん応援するよ！ママはちゃんと夢があってすごいよ！今まで学費とか出してくれてありがとう」と言ってくれました。
出産後、育休もとらず働き、娘に今まで母らしいこともできず、ただ働いていた19年間だったのに、温かい言葉をもらい、感謝の気持ちしかありません。
しかしまだ、自信が持てず、一生のうちに一度は、お菓子の仕事がしたいと思いながらも本当にこれでいいの？という気持ちが混ざったまま、秒単位の仕事をロボットのようにやっている状態。
５回目のラストワークで本当に挑戦したい仕事は・・・
ただ、今は、ゆっくりしたい。
心と体を休めたい。
両親、パートナー、娘が幸せでいられるようお手伝いしたい。
ゆっくり丁寧に生活したい。
優しい気持ちでゆっくりした呼吸がしたい。
傷つきたくない、傷つけたくない。
という事でした。
幼稚園から今までずっとどこかの組織に属して、勉強、就職とやらねばならない事をずっとしてきたような気がします。
性格上、ゆっくりできないのかもしれませんが、私が本当にやりたい事は、一旦立ち止まって、しばらく何もしないで、ゆっくり休みたい。そこから、何かをしたい。
三年寝太郎のように、何か見つけられたらなと思います。
ある時、喫茶店で若い女性が「今の仕事、大好き」と目を輝かせて言っているのを聞いて、とても羨ましく思いました。
24年間、言ったことのない言葉です。
私もそう言える日がくるのかな
辞めるのに引継ぎも考えると、1年以上かかります。引き止められたり、最後まで頑張れを何度も言われると思います。それが辛いのですが、自分の心を大切にしていきたいです。
誰が何と言おうと。
長々と聞いていただきありがとうございます。
自分を気づかせてくださりありがとうございました。
お忙しいと思いますが、時節柄お身体お気をつけください。
Ｗ・Ｎ
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Ｗさん
感想ありがとうございます。
今は、ゆっくりしたい。
この気持ちがとても大事だと思います。
しばらく人生の休養を取ること。
２４年もがんばってきたのです。
１～２年ゆっくりしたところで、
決してバチは当たらないはず。
これは次の一歩を踏み出すために、
必要な休息なのだと思います。
ゆっくりと休んでから、
お菓子に関われる仕事ができれば、
それが一番いいでしょうね。
これからもずっと応援していますね。
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