「千里」のやる気管理術

「好きな事じゃないから、
やる気が出ないなんて、
甘えているだけだ…!」
そんな意見もあります。
ですが、逆に考えて、
「自分の苦手なことや、
嫌いなことでやる気を出す」
これはどう考えても、
無理があると僕は思います。
今回はそのことについて、
あることわざと脳科学から、
説明したいと思います。
というわけで今回は、
「千里」のやる気の出し方です。
□好きは短くて嫌いは長い!!
「好きを仕事にしたいなんて、
今の仕事から逃げてるだけの、
子供っぽい甘い考えだ!!」
こんなことを言う人がいます。
でも、
僕はこの考え方には、
大反対です!!
というのも、こんな面白い、
ことわざがあるのです。
それは、
「惚れて通えば、千里も一里」
というもの。
好きな恋人に会いに行くのは、
千里の道も一里に感じるほど、
あっという間に感じてしまう。
確かに、僕たちの経験でも、
恋人と過ごす楽しい時間は、
あっという間に過ぎますよね。
でも、これが逆に、
なにかの罰ゲームとかで、
自分の嫌いなタイプ異性と、
一日を過ごすことになったら…?
たとえば、
出川哲郎や江頭2:50と、
一日デートすることになったら…?
きっと、
ものすご~く長い一日に、
感じてしまうことでしょう。
人間は好きなことには、
やる気も出るし、集中力も高まる。
そうすると、
あっという間に時間が過ぎる。
それは脳科学的にも明らかで、
脳の中の側坐核という部分が、
「やる気」を作っています。
そしてこの側坐核は、
「好き嫌い」をコントロールする、
偏桃核に支配されています。
つまり「やる気の脳」は、
「好き嫌いの脳」に、
支配をされてるのです。
僕自身、営業マン時代、
我慢して仕事をしていると、
ものすごく一日が長かったです。
でも、心理学を学び始めて、
講座に出ている間の時間。
また、カウンセラーになって、
実際にカウンセリングをしたり、
こうやってコラムを書いてる時間。
こういう時間は本当に、
あっという間に過ぎてしまいます。
今のようにカウンセラーで、
まだ食べていけなかった時でも、
独立のために必死に準備してた日々…。
そういう時間は本当に、
あっという間に過ぎてしまいました。
嫌々やっていた営業の仕事とは、
時間の長さが本当に違いました。
まさに、
「惚れて通えば、千里も一里」。
人間は好きなことには、
やる気も出るし、集中力も高まる。
そうすると、
あっという間に時間が過ぎる。
社会人になると、
一日の大半を働いて過ごします。
できることなら、
「やる気になって集中して、
あっという間に時間が過ぎる」
そういう働き方をしたいですね。
そのほうがきっと、
豊かな人生になるはずですよ。
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今回のポイント
★好きはやる気の基礎ですよ!!
★惚れて通えば、千里も一里!!
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