カウンセラー独立開業の王道は社会問題×カウンセリング

カウンセラー独立開業の王道は社会問題×カウンセリング

社会問題×心理カウンセリングは社会の役に立ちつつ経営的にも良い


こんにちは。

公認心理師の中越です。



「カウンセラーとして独立開業したいんです。

 でも、どんな分野・テーマのカウンセリングをやりたいのか、自分でもよくわからないんです…」


カウンセラーで独立開業したい人の相談で一番多いのがこの相談です。


民間の資格を取ったカウンセラーはもちろん、公認心理師・臨床心理士であっても独立したい人は、ここはやはり悩みます。


この問題に対して、独立開業して16年。副業期間を入れて19年目の僕としては、一つの答えにたどり着きました。


それは、「社会問題×カウンセリング」です。


カウンセリング業界でうまくいっている、もしくは長く根付いているものを見てみると、ほとんどがこの公式でできています。


たとえば、43歳の僕が子供のころは、スクールカウンセラーってほとんどいませんでした。

でも、いじめや不登校が社会問題になるにつれ、どんどんスクールカウンセラーは増えてきました。

そして今は、大抵の学校にスクールカウンセラーがいる時代になりました。


うつが社会問題になると、うつ病になった人の体験記本は、飛ぶように売れました。

そして、うつ専門カウンセラーがたくさん出てきました。



そして、ここ5~10年ほどは、大人の発達障害の体験記がネット記事でも本でも人気です。


うつ病も発達障害も、その背景には社会の変化があります。

IT化が進んでストレスが多くなった。

昔に比べて、社会や家族のあり方、仕事の内容が大きく変化して、あまりにも生きづらい人が多くなった。

よくいわれることですが、「発達障害の人が増えた」のではなく、「社会が変化することによって、発達障害と診断される人が増えた」のです。

仕事の内容も家族のあり方も、30年前と比べると全く違います。


そして、核家族とが進んだことにより、育児うつが増えました。

昔なら大家族でやっていた子育てという大事業を、両親、もしくは母親一人でやるのですから、これは非常に大きな変化です。

僕も小さいころはよく歩いて5分くらいのおばあちゃんの家に預けられていました。

それは別にめずらしいことではなく、いたって普通のことでした。


でも、地方から都会に出てきた人が結婚すると、なかなかそんなことはできません。

これだけの変化が起きれば、育児うつが多くなっても当然です。


なので、育児うつ専門のカウンセラーもたくさんいますし、自治体の支援も増えました。


DVが社会問題になれば、DV専門のカウンセラーが必要になります。

パワハラが社会問題になると、パワハラ専門のカウンセラーが必要になります。

ただ、パワハラの場合は被害者へのカウンセリングというより、アンガーマネジメントとして企業研修、心理教育としてひろがっている印象です。



僕がカウンセラーで独立開業した社会問題


僕自身が独立開業した場合は、

「就職氷河期によるブラック企業に入社してしまった人」

という社会問題でした。


僕自身、就職氷河期世代で入社した会社がドのつくブラック企業でした。

14時間以上の勤務はあたりまえ。

ときには体罰もある。

今なら訴えればすぐに勝てるような会社でした。


そして僕は、新卒で入った会社をたった半年で辞めました。


でも、その当時はブラック企業という言葉がありません。

だから、僕は家族からも親戚からも、そしてハローワークや人材紹介会社のエージェントからも、

「半年で辞めるなんて、あなたには忍耐があまりにもないのよ。

みんなしんどいなか働いているんだから、それぐらい我慢しないとどこに勤めてもやっていけないよ」

といわれました。


僕も最初は自分がおかしいのだと思いました。

だって、世の中の風潮、まわりの人全員が、僕がおかしいというのだから。


でも、その時期はまだ、

「就職氷河期によるブラック企業への入社で早期離職が増えている」

ことが社会問題として誰も気づいていなかったのです。


でも、あるとき同窓会で久しぶりに学生時代の友達に会うと、9割が僕と同じように会社を辞めていました。


そして、

「忍耐がない自分が悪い。だから、どこに勤めてもやっていけない…」

と自分を責めて悩んでいました。

今の時代であれば、うつと診断された人も多かったと思います。


僕も含めその人たちは、就職氷河期という時代に翻弄されたに過ぎません。

だって、どう考えてもみんないたって普通の人間でした。


ただ、まわりの人が理解してくれなかったのは、

「大学を卒業していれば、それなりにまともな会社に入れるはず。

そうしたら、その会社で一生働けるはず。

それができないのなら、すぐに会社を辞めたあなたに問題があるはず」

という社会全体の思い込みがあったからです。


でも本当は就職氷河期時代の人はたとえ大卒であったとしても、ブラック企業しか行くところがない人が、山ほどいたのです。

そのことを誰も気づいていなかったのです。


そして、

「ちゃんとした会社に就職したいのなら、ちゃんとした志望動機をいえるようになりなさ!

そのためには本当にやりたいことを見つけなさい!

そうでなければ同じことの繰り返しになるのよ!」

とハローワークでも転職エージェントにもいわれました。


まだ若い僕たちはその言葉を真に受けて、

「ちゃんとやりたいことを見つけなければ、一生ブラック企業を渡り歩くんだ…!

それは絶対に嫌だ!もっとまともな労働環境で働きたい!

でも、どうやったらやりたいことなんて見つかるんだろう…」

と悩みました。


ただ、就職に受かるためだけではなく心の奥底では、

「どうせどんな仕事をしてもしんどいのは同じなんだ。

だったら、本当にやりたいこと、好きなことをして働いていきたい」

そういう気持ちもちゃんとありました。


実際、働く人のカウンセリングをしていて、最初は転職活動がうまくいかないという相談であっても、

「たしかに、早く就職したいから立派に見える志望動機を作りたいのも事実です。

そういう気持ちもたしかにあります。

でも、どうせなら次は本当にやりたいことを仕事にしたいんです」

と話が展開していくことが多かったです。


仕事がうまくいかないという挫折を経験し、自分の生き方、働き方を根本的に見直したとき、

「本当に自分のやりたいことって何だろう?」

と考えるのは、ある意味、当然のことだったのでしょう。



僕は当時そのことを、

「まだ世の中のほとんどの人が気づいていないけど、これは社会問題だ」

と思いました。


なにしろ、まだブラック企業という言葉もなかったのです。


自分を含めてまわりの同級生達はバタバタと会社を辞めていっているのに、メディアを含めて社会は、

「今時の若者は忍耐がない…!」

と責めるばかり。


なにかが改善されそうな気配は、まったくありませんでした。


そういうまだブラック企業が社会問題になっていない時期に、僕は働く人のカウンセリング、特に

「ブラック企業に入って早期離職した人、そして次こそはやりたいことを仕事にしたいと悩む人のカウンセリング」

をはじめました。


当時、そういうことをやっている人は、ほとんどいませんでした。

特に「心理カウンセリング×早期離職とやりたいこと探し」というのは、ネットで検索する上では本当に僕一人でした。


正確には、自己啓発セミナーなどでやりたいこと探しをやっている人はいました。

でも、その人たちの多くは経営コンサルタントなどで、経済的成功を目指す人が多かったのです。

僕は心理カウンセリングとして、やりたいこと探しに正面から向き合ってみたかったのです。



だからこそうまくいったし、ある意味、ブルーオーシャンだったのだと思います。


ただ、ここには大きな問題がありました。


というのも、あとから見ればブルーオーシャンなのですが、実際やりはじめるときは批判されることの方が多かったのです。


「早期離職した人のための心理カウンセリング?

しかもやりたいことを見つけたい人のためのカウンセリング?


そんなもの若者の夢物語だろ!

そんな人たちを甘やかしたら、つけあがってもっとダメになっていくだけだ!」


そんなふうに最初は批判されました。


でも、その後すぐにブラック企業という言葉が生まれ、やはり早期退職の裏には労働環境の問題があることがわかりました。

そして働き方改革といわれるようになり、まだまだ問題点はあるものの、20年前に比べると本当に大きく変化したと思います。



まだ誰も気づいていない社会問題とカウンセリング

こんなふうに長く根付いているカウンセリングのテーマは、何かしら社会問題が絡んでいます。

よく考えてみればそれは当たり前で、社会問題があれば、必ずそこで悩み、苦しんでいる人がいます。

そして、多くの場合、まだ誰も気づいていない社会問題の場合、誰からも理解されずに孤独に悩み苦しんでいることがほとんどです。


社会が変化する時期には、必ず何かしら新しい社会問題が出てきます。

いま僕が気になっているのは、「パパの育児うつ」です。

実は男性の産後うつの割合は、8.4%。

なんと11人に1人の割合です。

女性の産後うつはおよそ10%といわれていて、実は男性と女性でたった1.6%しか差がありません。
※下記ページを参照ください

https://www.kireilife.net/contents/kyushuouen/hotinfo/49-16.html
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/45639.html
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202107/0014471472.shtml


ただ、出産、育児で悩み苦しんでいる男性を支援するというと、

「お母さんはもっと苦しんでいる!」

「男性なんて育児に参加しない人ばっかりだ!!もっと女性に手厚くするべきだ!!」

と怒られそうな気がして、なかなか声を上げにくいのも事実です。


支援する側だけでなく、悩んでいるパパ達自身さえ、そういう声をあげずらい現状があります。

現代の日本では、パパがしんどさや苦しさ、生きづらさを感じていると声を上げることそのものが、バッシングの対象になると恐怖を感じています。


だからこそ、パパの8.4%、11人に1人が産後うつになったとしても、パパ達は誰も声を上げることがなく、社会問題として認識されていないのでしょう。

パパのうつはおそらく「子供ができたのだからもっとしっかり働かねば!」という働く人のうつと見られているのでしょう。


また、パパの労働環境が整っていないという問題もやはり大きいです。


この辺はパパ自身が声を上げていかなければいけないと同時に、声を上げられないパパを支援する必要があるでしょう。


だって、当事者であるパパ自身が、世間のバッシングを恐れて声を上げられないのですから。


誰かがパパの声を代弁してあげる必要があるのです。


まさにこれこそ社会問題。


しかもその構図そのものは、20~30年前に女性が社会進出したときと、あまりかわらないのかもしれません。


「働くからには女性であってもしっかりと成果を出せ!仕事なんだから甘えはゆるされないぞ!」

「母親なんだから仕事ばっかりしてないで、もっと子供を大事にしなさい!」

「自分から働くと言い出したのだから、家事も育児も完璧にやって同然でしょ!」


そういわれてきた働く女性達は、すごく苦しんだはずです。

いや、いまでもこの言葉で苦しめられている女性達がたくさんいることでしょう。


仕事も育児も家事も、全てやって当たり前。

でも、そんなことは人間には不可能なこと。まさに板挟み。


それを完璧にやって当たり前といわれると、心の病になって当然です。


また、男性ばかりの職場に女性一人で入っていくというだけでも、かなりの精神的な負担があったはずです。



そして、それと同じことが男性の育児進出でも起きているのです。


「父親なんだから一家の大黒柱。しっかりと稼いで妻や子供に経済的な心配をさせてはいけない!」

「父親だって育児をして当然でしょ!育児施設は女性が多くて入っていきにくいなんてただの甘えなのよ!」

「友達のパパはあなたなんかよりもっと育児をやっているわ。仕事があるなんて言い訳なのよ!」


パパという大黒柱としてしっかりと働き稼がねばというプレッシャーと、家事・育児もママと同じ分量だけ屋って当たり前という板挟み…。


保育園や子育て施設という女性社会の中にぽつんと入っていくのは、やはり男性にとってもかなりつらいものがあります。

これも女性が社会進出したときと、とてもよく似ていると思います。


もちろん、家事・育児をしない男性がたくさんいるのも事実です。

ただ、そこも女性が働き出したときに、働く女性が少数派だったのと同じ。

今の時代のパパたちは、働く女性の歴史を追体験しているのかもしれません。


仕事も育児も完璧にやれというプレッシャーに押しつぶされそうなのは、女性も男性も同じになってきています。

女性と男性は意見をぶつけ合う敵同士ではなく、実は似たもの同士なのです。


ただ、20~30年前の働く女性が声を上げられなかったように、いまのパパ達も声を上げずらいのです。


そして、そういうパパ達を支援することも、世間からバッシングされるかもしれないという、リスクを背負います。


同じ男性が声を上げても、「どうせ男性は女性のつらさをわかっていないのよ!」とバッシングされるのが怖くて、なかなか声を上げずらい現状があります。


また『男性が心配』の著者である奥田 祥子さんは、「あなたは女性なのに、男性の味方をするのか」というような言葉をいわれたことがあるそうです。




新しい社会問題にカウンセラーが向き合う難しさ



まだ誰も気づいていない、気づいていても声を上げている人がほとんどいない社会問題に、カウンセラーが心理的側面から声を上げる。


これはとても重要なことであると同時に、まだ理解されていないが故に心ないバッシングを受けるという難しさがあります。


僕が「早期離職する若者は悪くない!」というメッセージを発信しはじめたころ、「そんなことをいったら若者を甘やかすだけになる!」とバッシングされたのと、同じことが起きるかもしれません。


「ブルーオーシャンを探せ!」とはよく言われます。

そして、まだ誰も気づいていない、気づいていても声を上げている人がほとんどいない社会問題は、まさにブルーオーシャンです。


でも、実際にブルーオーシャンに取り組むというのは、大きく批判を受けたり変人扱いされる可能性があります。


ただ、社会問題に向き合うというのは、いつの時代もこういうバッシングと向き合うことなのだと思います。


いまの世の中で、「女性の権利を守ろう!」と主張するのは、いたって自然な発言です。
誰もそのことを責めることはないでしょう。

むしろ、それを責めた方がバッシングを受けるでしょう。


でも、これは30年前だと「めんどうくさい変な女性扱い」をされていたことでしょう。

それでもなおちゃんと主張を続けてきたからこそ、世の中は変わっていったのでしょう。


それと同じように、「パパの育児うつ」も最初は変人扱いされることでしょう。

いろんな人からバッシングされるかもしれません。

たとえデータが示していたとしても、人の感情、世間の風潮というのは、なかなか変わりません。


でも、それでも声を上げ続けることによって、時間をかけて世の中は変わっていきます。

それによって多くのパパを救うことになり、それは多くのママを救うことにもなり、そして多くの子供を救うことにもなります。

そう考えるとこの問題は、この世の中のあらゆる家庭を救う社会問題のはずです。



そして、カウンセラーの独立開業という目線で考えると、

「この世の中にたくさんいるパパの8.4%が、自分の相談者になる可能性がある」。


そう考えるとこれは、社会問題であると同時に、経済的にも十分なブルーオーシャンとも捉えられるはずです。


人の役に立ち、しかも経営が成り立つ仕事というのは、本当はこういうことだと僕は思っています。



いま僕が取り組んでいるカウンセリング×社会問題


僕自身、いま取り組んでいる社会問題があります。


それは、

「これからカウンセリングを学びたい人や、民間で資格を取ったカウンセラーが、どのように学び続けていけばわからない」

「現役カウンセラーのデモンストレーションをほとんど見たことがない」

「カウンセリングの実技練習をあまり受けたことがない」

「いままで受けたカウンセリングの実技練習で、批判ばかりされて嫌になった」

そういうカウンセリング業界の問題です。


僕自身、民間でカウンセリングの資格を取ったあと、

「資格は取れたけれども、こんな自分がカウンセラーと名乗って活動していいのだろうか…」

とすごく不安になりました。


「カウンセリングがうまくいかないとき、どこのスーパーバイザーに相談したらいいのだろう…」

「プロの人の実際のカウンセリングをもっと見せてもらいたい」

「もう少し実技の練習を継続して、ちゃんと自分に自信を持てるようにしたい」


そういう不安がずっとありました。


そして、たまにネットニュースなどで、

「民間資格を取っただけのカウンセラーは危険。臨床心理士でなければ安心できない」

などという記事を見ては、恐怖におののいていました。

※(いまは臨床心理士から公認心理師に変わりつつあります)


「やっぱり臨床心理士でなければ、カウンセラーを名乗ってはいけないのだろうか…。

でも、いまの自分に大学、大学院に行き直す経済的余裕はとてもない…」

そう思うと八方塞がりの絶望感を感じました。


民間資格のカウンセラーというのは、非常に心細いのです。


僕自身は畠瀬直子先生と出会い、15年以上先生のところで学び続けています。

そこでいろいろな人たちとで会いました。


そこでは大学院で学んでこられた臨床心理士の人たちも、民間で資格を取った僕のようなカウンセラーも、本当に対等に意見をいい学び合うことができました。


カウンセラーとして学び続けることは大事だけれども、資格の優劣とカウンセラーの良い悪いは関係ない。

だから、堂々と中越さんの意見を言って欲しい。

そういう温かい空気の中で学ばせていただいたので、カウンセラーとしてやってこられたのだと思います。


そして、民間資格のカウンセラーがどんどん増えているいま。

その人達が安心して学び続けられる場所、自信を持てるように学び続けられる場所こそが、必要だと思っています。


それで大阪茶屋町カウンセリング教室をはじめることにしました。




自分自身が当事者だから社会問題に気づける



新しい社会問題というのは、自分が当事者でなければ、なかなか気づくことができません。

僕自身、

「ブラック企業による若者の早期離職」

「パパの育児うつ」

「民間カウンセラーの心細さと難しさ」


どれも自分の身に起きたことだからこそ、気づけたのです。


そしてそれは、必ず時代や社会の変革期に起きます。


「ブラック企業問題や転職が当たり前になるという時代の変化」

「多くの人がカウンセリングを学びたいという時代の変化」

「男性が育児に参加して当たり前という時代の変化」



そういう時代の変化があるとき、必ず新しい社会問題が生まれます。

そして、社会問題があるところには、必ず新しい悩みや苦悩が生まれます。


その新しい苦悩や葛藤は、誰にも知られることなく、誰にも名前を付けられることなく、誰かの心を蝕んでいきます。


そして、これだけテクノロジーが発達した時代になると、世の中の変化もそれだけ早くなります。

情報伝達のスピードが速いのですから、社会や世の中が変わるスピードも、それと同じくらい早くなります。

だから、当事者である自分たちよりほんの少し上の世代の人には、悩み、苦しみ、葛藤を全く理解してもらえません。


いや、ネットによって自分に興味、関心のある情報しか入らなくなっている現在、同世代の人間同士でも情報の分断が起きています。


だから、同世代の人同士でも、悩みや苦しみを理解するのが難しくなってきています。


同じ社会問題を抱えている人同士でしか、悩みや葛藤を共有できない時代になってきているのかもしれません。


だからこそ、心理職、カウンセラーである僕たちが、まだ自分しか気づいていない社会問題、まだほとんどの人が声を上げていない社会問題を提起していく。


同じことで悩み苦しんでいる人のために情報発信し、その人達の言葉にならないモヤモヤやイライラやくしゃくしゃした気持ちを言葉にしてあげる。

それだけで癒やされ、元気になる人がたくさんいます。

(僕はパパの育児うつ問題に取り組んでいる産婦人科医をネットで見つけたとき、本当に心が癒やされた。

それまでは『育児うつ』を調べても、「父親の育児参加が不足しているせいで、母親が育児うつになる。父親が悪い!」という論調の記事ばかりがネットに出てきて、本当に精神的に追い込まれた。

そしてスマホがある現代、通販の購入履歴などから年齢、家族構成などを把握して、勝手にそういう記事が自分のスマホに送られてくる。

子供のためのものをいくつかスマホで買ったからか、僕のスマホは僕をママだと判断したらしい。

時代がパパを殺しに来ているとすら感じた。

育児マンガのパパバッシングを毎日見せられるのが、本当につらかった)



こういう活動は、独立開業しているカウンセラーだからこそ、できることだと思います。
組織に入って活動していると、まだ誰も気づいていない社会問題に向き合うのは、なかなか難しいことだと思います。

なにしろ、誰も気づいていないのですから、上層部からの承認も下りないでしょう。


だからこそ、独立開業を目指す心理職、カウンセラーの方たちが、そういう誰も気づいていない社会問題に、声を上げて欲しいと思います。

これって独立開業、個人として活動しているからこそできることなのです。


そして、世の中の人の役に立つだけでなく、ちゃんとしたブルーオーシャンを開拓していくことにもなります。


独立開業を目指すカウンセラーは、ただお金を稼ぎたいわけではありません。

お金持ちになりたいだけであれば、そもそもカウンセラーなんて仕事は目指さないでしょう。


「そこまでお金にこだわっているわけではない。

あまりに貧乏なのも嫌だけれど、世間と比べて多少収入が低くてもいい。

でも、自分の好きな心理学やカウンセリングで、人の役に立つ仕事ができるならば、それはどれだけ幸せなことだろう」


そういう気持ちでカウンセラーを目指し、独立開業を考える人がほとんどです。


そこまで考えたとき、

「カウンセラーの独立開業の王道は、カウンセリング×社会問題」

がどれだけ大切な意味を持っているのか、よくわかってくれると思います。


まだ誰も気づいていない、気づいている人はいても本当にごく少数。

そういう社会問題が、必ず僕たちの身の回りにあるはずです。

当事者である自分でしか気づけない新しい社会問題が、必ずあるはずです。


なぜなら、時代の変化はそれだけ早くなっているのですから。

今の時代は、新しい社会問題がどんどん生まれているのです。


そして、そこで悩み苦しんでいる人の心を癒やすことができるのは、僕たち独立開業系のカウンセラーだと思います。


どうか、誰にもわかってもらえず悩み苦しんでいる人たちにとって、一筋の光になる心理職、カウンセラーになってもらえるとうれしいです。


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