天職を見つける3つの逆転の発想

天職を見つける3つの逆転の発想




目次

天職を見つける逆転の発想 その2



天職を見つけるには、


「自分が人生から、

 何を問われているのか?」


これを考えることが、

とても大切ということ。


そこから、

人生の意味が見えてくる。



それが、

天職を見つける逆転の発想の、

1つめの考え方です。



そこで次は、

天職を見つける逆転の発想、

2つめの考えを紹介します。


こちらも初めての人には、

珍しく感じるかもしれません。


でも、

ゆっくり読んでいけば、

きっと天職のヒントになるはず。


ぜひゆっくり、

読んでくださいね。





好きなことは自分で選べないという事実




さて、

先ほどのフランクルの考え、


「人間が

 人生に意味を問うのではなく、


 人間の方こそ

 人生に問いかけられている」


このロゴセラピーの考え方。



これを別の視点から考えると、

さらに天職が見えてきます。



というのも実は僕たちは、


「好きなことすら、

 人生から与えられ、

 問われている」。


そういう存在だからです。




たとえば、

絵を描くのが好きで、

絵描きになった人がいます。



でも、その人だって、

自分から絵を好きになろうと、

選んだわけじゃない。



「ただ、生まれてみたら、

 絵を描くのが好きな人間に

 生まれていた」



本当に、

ただそれだけのことです。





人生に好きなことを与えられている




たとえば、

歌を歌うのが好きで、

歌手になった人がいます。



でも、その人だって、

自分から歌を好きになろうと、

選んだわけじゃない。



「ただ、生まれてみたら、

 歌を歌うのが好きな人間に

 生まれていた」



本当に、

ただそれだけのことです。



人生のあらゆることが、

それだけのことです。



好きな食べ物や

好きな異性のタイプだって、

自分で選んだわけじゃない。



ただ偶然、

自分自身の肉体を持って、

生まれてきた。



ただ偶然、

出会った環境で育って、

生きてきた。



そしたら

こういう食べ物や異性を、

好むようになっていた。



それは、

偶然ともいえるし、

必然ともいえる。



遺伝子なのか環境なのか、

はたまたその両方なのか。



考えれば考えるほど、

誰にも答えの出ないこと。



とことんまで、

つきつめて考えていくと、


「自分の人生には、

 これらを好きになることが、

 与えられていた」


そんなふうにしか、

表現のしようがありません。




それは、

僕自身も同じです。



「中越さんはなぜ、

 心理学を好きになったの?」


そう深く追求されてしまうと、

答えられなくなる。



中学生のときに出会った、

ユング心理学の本。



社会人になってであった、

カール・ロジャーズの考え。



簡単なきっかけは、

いくつか答えられます。



でも、

深く考えれば考えるほど、


「生まれてみたら、

 心の分野が好きな人生に

 生まれついていた」。


そうとしか

答えようがなくなってきます。





だからこそ、好きなことが天職になる




そして、

そこまで深く考えたとき。



好きなことは、

単にやりたいことでなく、

天職に結びつきます。



いや、

結びつかざるを

得なくなってきます。



「人生はあなたに、

 絵を描くことを好きと与えた。


 あなたはそれに

 どう答えていくのか?」



「人生はあなたに、

 歌を歌うことを好きと与えた。


 あなたはそれに

 どう答えていくのか?」



「人生は僕に、

 心の分野を好きと与えた。


 僕はそれに

 どう答えていくのか?」



僕たちが人生から、

そう問いかけられているなら…。



今この瞬間、

どんな行動をとることが、

その答えになるだろうか。



「絵描きになる夢なんて、

 叶うはずがない…」


そう思いながらも、

手帳の隅にボールペンで、

絵を描いてみる。


1日に5分だけでいいから、

ペンを持って絵を描いてみる。



それは答えの一つに、

なるのかも知れない。



「歌に関わる仕事なんて、

 バカげている…」


そう思いながらも、

休日に一人カラオケ店で、

納得いくまで練習する。



1日5分、

ボイストレーニングの講座を、

ネットで探す。



それは答えの一つに、

なるのかも知れない。




僕たちは人生から、

問いかけられています。


「君にも本当は、

 好きなことがあるだろう?



 昔、興味があったこと、

 学生時代にあこがれた仕事が、

 あったじゃないか?



 このたった1回の人生、

 君はどう生きていくんだい?



 その好きなことで、

 どう人生を充実させるんだい?



 それを無視したら、

 後悔するんじゃないのかい?」



僕たちは常に、

それを問いかけられています。





つい誰かに答えを求めたくなる




僕たち人間は悩んでいるとき、


「私の天職って何でしょう?

 私の本当にやりたいことって、

 一体、何なのでしょう?」


つい誰かに、

答えを求めたくなります。



これを安易に、

依存的なことだと、

切って捨てることは、

決してできません。



だって、

僕たちカウンセラーですら、

プライベートなどで悩んだとき。



やはり、つい誰かに、

答えを求めたくなります。



「他人に答えを

 求めてはいけない」



頭ではそうわかっていても、

心底、深く悩んでいるとき。


本当に辛く苦しい、

迷いの時間を過ごすとき。



誰か賢者に質問をして、

答えを教えて欲しくなる。



僕たち人間は誰しも、

そういう弱さを抱えながら、

生きているのですから。





でも、

本当はその逆なのです。



僕たちの方こそ

人生から問いかけられている。



僕たちはその問いかけに、

どう答えていけばいいのか。



常にそれを、

問いかけられているのです。







天職の問いかけが難問すぎて目を背けてしまう




ただ、

この人生からの問いかけは、

あまりにも難問です。



だって、

僕たち凡人にとって、


「そりゃ、

 好きなことの一つくらい、

 あるかも知れない。



 でも、そんなことで、

 食べていけるわけがない…。



 すぐ食べていけるような、

 ちゃんと収入になるような、

 好きなことを見つけたい!」


そんな気持ちになって、

当然だからです。



僕たちは生身の人間ですから、

食べていかなくてはなりません。



文字通りの衣住食だけでなく、

みっともなくない収入が欲しい。



社会的生き物である人間は、

どうしてもそう思ってしまう。

そういう生き物なのです。



だから僕たちは、


「自分の人生に

 与えられた好きなこと」、


を認めたくないのです。



だって、

好きなことがお金にならず、

空振りするのが怖いから。



全力で努力して、

何の結果も出せないなんて、

あまりに怖い。



この歳から挑戦して、

時間だけ無駄になるなんて、

あまりに怖い。



その可能性がある限り、

好きなことが天職なんて、

あまりにリスクが高すぎる。



だから自分の好きなことを、

認めたくなくなるのです。





無理に他のことを好きになろうとしても空回りするだけ




正直なところ僕自身も、


「僕の好きなことが、

 心理学でなければいいのに…」。


若いころ何度も

そう思ってきました。



「心理学やカウンセリングは、

 とても食べていけない…。


 だから、

 好きかも知れないけれど、

 天職だとは思えない。


 だって、

 そういう関係のことは、

 お金にならないもの。



 天職というからには、

 ちゃんと収入になるはず。


 仕事につながるような、

 好きなことを見つけないと…」



本当に何度も、

そう思ってきました。



「心理学関係以外、

 カウンセリング以外に、

 好きなことを見つけたい。


 ちゃんとすぐ収入になる、

 好きなことをみつけたい。」


そういう気持ちは、

なかなか消えませんでした。



でも、

そんなに都合良く、


「それなりに

 すぐ収入になりそうな、

 好きなこと」、


なんて目の前に表れません。



そして仕方なく僕は、


「なにか

 就職できそうな資格でも

 取ってみようかな…」。


そう思って

資格サイトを眺めました。



でも、

いくら資格サイトを眺めても、


「これ、

 本気で勉強できるほど、

 僕は好きなのかな?」。


そう思ってサイトを閉じるだけ。



就職につながりそうな資格を、

本やネットで見つけて、


「今は興味ないけど、

 やりはじめてしまえば

 好きになれるかも…」


なんて考えてもみました。



でも、実際に本屋さんで

その資格の本を立ち読みしても、

全く頭に入ってこない。



意味のない文字列を、

ただ眺めている気分になり、

どうしても興味が出てこない。



結局、無理して

何かを好きになろうとしても、

少しも歯車がかみ合わない。



僕は自分の身をもって、

それを体験しただけでした。



それも実は、

若いときだけでありません。



カウンセラーで独立してからも、


「もっと僕が、

 ビジネスを好きになれれば…。


 そしたら、

 カウンセリングルームも、

 経営状態が良くなるはず。


 そしたら、

 家族を楽させてあげられる…」


そう思うことが、

やっぱりありました。



その背景には、


「男たるもの、

 一家の大黒柱でなければ…」


そんな時代遅れの考えが、

あったのだと思います。



自分はもう40代、

昭和生まれの男なんだなと、

はじめて感じました。



でも、ビジネスなんて、

無理に好きになろうとしても、

ちっとも歯車がかみ合わない。



なにを計画しても、

ただ空回りするだけ。

ほとんど成果は出ません。



僕には好きでないものに、

やる気を出すなんて、

とても無理なことでした。



そんな器用なことは、

僕にはできませんでした。





好きでないことを無理に好きと思い込むのは不可能




僕は何度も何度も、

同じ失敗を繰り返しました。



好きでもないことを、

お金になるという理由だけで、

心の底から好きと思い込む。




そんな器用なことができるなら、

好きなことがわからないなんて、

誰も悩みはしない。



少なくとも、

僕はそんな器用なタイプでない。



そして、

そんな器用な人を、

今まで見たこともない。




それに、

どんなに自分を思い込ませても、

それは長続きしない。



そんな自分をごまかした、

メッキの思い込みなんて、

必ずすぐにはがれます。



だって、何しろ、

思い込ませたのも、

ごまかしているもの、

自分自身なのですから。



しかも働いていれば、

どんな仕事であっても、

しんどい時期が必ずある。



ただただ楽で、

楽しいだけの仕事なんて、

あるはずがない。



それは、

やりたいこと、好きなこと、

天職であっても同じです。



そういう、

しんどい時期が来たとき、

メッキの思い込みなんて、

簡単にはがれてます。



僕は、

何度も何度も失敗をして、

やっとそれを理解しました。






天職を見つけるのでなく、受け入れるという発想




そして、

何年も何年もかかってやっと、


「好きなんて気持ち、

 好きになろうと思っても、

 なれるものではない。


 ふと気がついたときに、

 好きになっているものなんだ」


やっとその真実を、

受け入れられるように、

なってきました。



どこまで考えても、

どれだけ経験を積んでも、


「これを好きになることが、

 自分の人生に与えられていた」


それを

受け入れることしか

できないのです。




無理して他のことを、

好きになろうとしても、

どうにも上手くいかない。



すぐお金になることを、

好きになりたいなんて、

そう都合よくいかない。



後になって考えてみれば、

当たり前かも知れません。



「心理学なんて、

 お金にならない仕事。


 仕事にしようとしても、

 まともに食べていくことなんて、

 とても無理だ…。


 だから、これは、

 自分の好きなことではない」



そう思っていたころの僕が、

「やりたいことが見つからない」、

そう悩むのは当然のこと。



好きなことは、

すでに与えられていた。



ただ、僕は、

それを受け入れずに、

自分で捨てていた。



「僕のような凡人が、

 好きなことなんかでは、

 食べていけるはずがない…」


そう思って努力も挑戦せずに、

ただ好きなことを捨てていた。




「どうすれば自分でも、

 好きを仕事にできるのか?」


自分自身の手でそれを、

調べようともしなかった。



「食べていくために、

 何をしていけばいいのか?」


自分自身の頭でそれを、

考えようとしなかった。



「少しでも今の自分に、

 行動できることはないか?」


なにひとつ自分自身の体で、

行動しようとしなかった。



自分で調べて考え、体を動かす。

そんな当たり前のことをしない。



それで

天職を見つけたいなんて、

都合がいいにもほどがある。



努力も挑戦もしない人に、

天職など与えられるわけがない。



不安な気持ちに向き合わずに、

好きを仕事にできるわけない。



今になって振り返ると、

やっとそう思えます。



「僕は、

 天職が見つからないのでは、

 なかったのかもしれない。



 僕は、

 目の前の好きな仕事を、

 受け入れたくなかった。


 だって、

 それはあまりにも、

 努力と挑戦が必要だから…。


 そこにあるリスクと苦労が、

 怖かったから…」



僕にとって、

天職が見つからない根本原因は、

これだったのです。



「自分のやりたいことは何か?」

「自分にとって天職とは何か?」



誰かに答えを求めても、

決して答えは得られません。



なぜなら、

僕たちの方こそ人生から、

問いかけられているのだから。



やっぱり、

フランクルのいうとおり。


「人間が人生に

 意味を問うのではない。


 人間の方こそ

 人生に問いかけられている」


天職を見つけるためには、

フランクルの考え方が大事。



自分の好きなことを、

受け入れるというのは、

とてもつらいことです。



好きなことを、

仕事にして食べていくには、

大きな試練でもあるからです。



それは、

とてもとても大きな試練です。



そしてどんな試練にも、

努力と挑戦が必ず必要です。


努力と挑戦には、

必ず不安がつきまといます。



だから、

「そんなの自分なんかには、

 無理に決まってるよ…」


そう臆してしまう気持ちも、

とてもよくわかります。



僕も含めほとんどの人が、

そう臆しても当然です。



でも、

ほんの少し勇気を出して、

好きなことを受け入れてみる。



たったそれだけのことで、

僕たちの目の前に天職は、

表れるのかも知れませんよ。


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