急にやる気が出ないときの対処法3 かっぱえびせん理論
こんにちは。
カウンセラーの中越です。
急にやる気が出なくなる理由で、
かなり意外なものがあります
それを説明するものが、
かっぱえびせん理論です。
名前はあれですが、
読んでもらえば筋は通ってる。
そういう理論になっています。
そしてそこには、
心理学も関係してます。
さて、やる気が出なくなる、
かっぱえびせん理論とは、
どんなものだと思いますか?
□やりがいがやる気を削るケース
昔懐かしいテレビCM。
「やめられない、とまらない~。
カルビ~、かっぱえびせん!」
まさにCMの通りで、
美味しくて手が止まりません。
かっぱえびせんだけでなく、
ポテトチップスなども同じ。
美味しいからこそ、
ついとめられず食べ過ぎる。
その結果、太ってしまう…。
晩ご飯が食べられなくなって、
怒られてしまったりする…。
美味しいということも、
なかなか罪なことですね。
だって、美味しくなかったら、
食べ過ぎることはありません。
マズいものを食べすぎて太る。
そんなアホな話はありません。
美味しいからこそ、
食べ過ぎてしまうのです。
子供の時母親から、
「それ以上食べたアカン!」、
とよく怒られました。
あの母親の言葉は、
正しかったのです。
美味し過ぎる食べ物は、
親などの止めてくれる人や、
きちんとしたルールが必要。
だって、何かしらルールや、
止めてくれる人がいなければ、
際限なく食べてしまう。
まさに、
「やめられない、とまらない~」
となってしまうのです。
さて、仕事についても、
これと同じことがいえます。
急にやる気が出なくなる、
燃え尽き症候群といわれるもの。
これはやりがいがあるからこそ、
献身的にがんばってしまう人に、
よく見られる現象なんです。
特にやりたいことを見つけた後、
こうなる人が本当に多い!!
「ずっと憧れてた仕事だった」
「人の役に立ってると感じる」
「目標達成までやり遂げたい」
そんなふうに、
仕事に面白みを感じてると、
つい無理をしてがんばりすぎる。
平日は働きながら、
休みの日はずっと資格の勉強。
早く独立開業をしたいと、
猛スピードの努力をし続ける。
憧れていた仕事なので、
つい残業をしすぎてしまう。
やりがいがあるからこそ、
とまらなくなってしまう。
そして自分で気づかないうちに、
疲れを溜めこみすぎてしまって、
いつかやる気が出なくなる…。
たとえやりがいがあっても、
どこかで止めなきゃダメです。
まさにかっぱえびせんと一緒。
美味しいからこそ止まらない。
そして太ってしまうのと同じ。
逆に、嫌な仕事の場合は、
自然とある程度手を抜けます。
休みの日を削ったり、
限界を超えてまでがんばらない。
(ブラック企業は別ですよ!)
でも、仕事にやりがいがある、
または憧れてた仕事の場合、
人間、つい無理をしてしまう。
だから、
休みの日をきっちり決めて、
必ず休むようにする。
遊びの予定などを先に入れて、
無理矢理休ませる体制を作る。
また、
献身的にがんばり過ぎの場合、
目標をあえて低く設定する。
たとえば、
「60点以上の仕事をしない!」。
そうするとがんばりすぎても、
80点くらいの仕事に押さえられる。
いままでみたいに、
150点がんばり過ぎて無理がでる。
それはかなり減らせるはず。
いずれにせよ大切なのは、
「やりがいがあるからこそ、
やる気が出なくなることもある」
それをちゃんと意識すること。
美味しいからこそ、
やめられない、とまらない。
それと同じことで、
やりがいがあるからこそ、
がんばりすぎてしまう。
その結果、
やる気が出なくなる。
そういうケースも、
実はかなりあるんですよ。
さて、あなたには、
かっぱえびせん理論、
当てはまっていませんか?
よく考えてみて下さいね。
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今回のポイント
★やりがいがあると休まない!!
★止める体制をちゃんと作れ!!
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