こんにちは。
カウンセラーの中越です。
相談者さんから、
よく質問されること。
それは、
「中越さんはどこで、
やりたいことに一歩踏み出す、
覚悟を決められたんですか?」
という質問です。
実はこれの答えは、
ちょっと意外かもしれません。
というのも、
覚悟を決めたというより、
あきらめがついたから、
一歩踏み出せたのです。
ちょっと不思議ですけど、
「あきらめ」という言葉の、
語源を知ると納得です。
そのあたりを今回は、
詳しくお話ししてみます。
というわけで今回は、
これがやりたいことだという覚悟とは
スタートします!!
やりたいことを決める覚悟
「中越さんはどこで、
やりたいことに一歩踏み出す、
覚悟を決められたんですか?」
実際のカウンセリングで、
この質問はよくあります。
でも、僕の場合、
覚悟だなんていう、
カッコいいものでは、
決してありませんでした。
むしろ、
「ダメダメだったからこそ、
一歩踏み出すしかなくなった」
といった方が正確です。
というのも僕は、
20代半ばで2回も転職。
もう3つめの会社。
その3つめの会社は、
とても条件がよかったけど、
「それでも、
この会社で一生というのも、
なんか違う気がする…」
と感じてしまいました。
もっと根本原因を考える
「なんでどの会社に行っても、
自分はうまくいかないのか。
このままなんとなく、
同じような転職をしても、
同じ失敗を繰り返すだけ…。
もっと根本的なところから、
自分を考え直さなければ、
いつまでも同じままだ」
当時の僕は、
何度も失敗を繰り返し、
「とにかく、
このままではダメだ。
自分の働き方はヤバい」
それだけははっきりと、
間違いなくわかってました。
もう少し詳しく話すと、
「就活も仕事内容も、
いつも自分から動かず、
挑戦せずに受け身ばかり。
そういう自分の生き方、
基本姿勢に問題があるんだ。
いつも受け身で、
自分でなにも立ち上げない。
そういう生き方では、
本当にやりたいことなんて、
見つかるわけがないよ。
だって、それは、
なにもしていないのと、
同じことなんだから」
やっとのことで、
そういう自分の根本原因。
「いつも受け身で、
自分から動かないで、
挑戦から逃げている」
そんな自分の問題を、
認めるようになりました。
20代半ばですでに2回転職は、
ずいぶん高い授業料でした。
それでもやりたいことを覚悟できない
そういう時期に、
「僕は心理学が好き。
カウンセラーになりたい。
出来れば独立開業して、
自由に働いてみたい」
そういう気持ちが、
心の奥にうっすらある。
そこにも、
気づきはじめました。
でも、
ここにきてやっぱり、
また挑戦しない…。
なんとも、
覚悟の出来ない人間です。
だって、
「心理職なんて、
資格を取ったところで、
就職先がほとんどない。
ましてや、
カウンセラーで独立なんて、
無理に決まっている…」
そんな夢みたいなこと、
なんだか現実感が持てず、
どうしても一歩踏み出せない。
でも、このままだと、
今までと同じように、
また転職の繰り返し。
ここまできて、
また振り出しに戻る。
一歩踏み出すため、
覚悟を決める。
これって本当に、
難しいことですよね。
でも、僕はそこで、
気づいたことがあります。
自分の後悔に気づく
「20代半ばの今、
10代だったらもっと、
がんばることが出来たのに。
あの10代の時、
もっとがんばっていれば…。
それならば、
もし結果がダメであっても、
今のような後悔はなかった。
結局のところ僕は、
全力でぶつからなかった。
それが全ての後悔と、
現状の中途半端に、
つながっているんだな…」
そんな当たり前のことに、
20代半ばでやっと気づけました。
でも、そこから、
もっと恐ろしいことに。
気づいてしまいます。
ダメすぎて選択肢がなくなる
「20代半ばのいま、
10代を後悔してる。
ということは、
ここでなにもしなかったら、
30代半ばになった時…。
今現在、20代の僕を、
後悔することになるのか…。
いや、
それどころじゃない。
40歳になっても、
50歳になっても。
たとえ失敗しても、
あの時挑戦してれば、
こんな後悔なかったのに。
なんにも挑戦しないまま、
いつも受け身で薄っぺらい。
そんな人生になっちゃった…」
未来の僕が、
そうなるであろうことが、
はっきりと目に浮かびました。
なにしろ、20代半ばまで、
受け身で挑戦せず生きてきた。
僕はダラダラ人生を、
20年以上もやってます。
そんな僕にとって、
このままいけば、
どうなるかの予想なんて、
簡単に予想できます。
「今までの繰り返しでは、
僕は確実にダメになる」
この予想には確信があり、
僕の選択肢は絞られました。
現状維持で幸せをあきらめた
諦めるという言葉は、
「あきらかにみる」というのが、
語源になっています。
心のどこかで、
20代半ばの僕は、
「現状維持で挑戦せず、
リスクは背負いたくない。
安定した会社員のまま、
自分らしい働き方で、
やりたい仕事をしたい。
そこそこ収入があって、
好きな仕事をさせてくれる。
そういうのを、
叶えてくれる会社が、
どこかにあるかも…」
でも、そんなものは、
絶対にありません。
誰もなにもしてくれない。
会社はなにもしてくれない。
自分自身でやるしかない。
そんなの当たり前のこと。
本当はわかっていた。
僕だってバカじゃない。
それくらいわかっていた。
でも、
自分から積極的に動き、
失敗するのはとても怖い。
「ほらみたことか。
失敗するっていっただろ?」
きっと
どこかで誰かが、
そう批判するだろう。
それが怖くて、
「僕自身が、
自分で動いて挑戦しないと、
結局、なにも変わらない」
この簡単な真実を、
認められませんでした。
認めたら選択肢は決まる
でも、
何度も何度も失敗して、
「今やらなければ、
10~20年後になっても、
僕は後悔ばかりの人生だ…」
それを認めてしまった今、
もう自分が一歩踏み出すしか、
選択肢がなかったのです。
現状維持の選択肢が、
バッドエンドだと気づいたら、
一歩踏み出すしかなかった。
自分で書いていても、
カッコいい決断でない。
ここまで来て消去法…。
でも、
全く知らない他人が、
外から僕を見ていると、
「中越さんはとうとう、
一歩踏み出す覚悟を、
固められたんですね!」
なんていわれます。
本当に物はいいよう。
見る角度で真実は違う。
少なくとも今は後悔ない
ただ、
一つだけ言えるのは、
僕が覚悟を決めてから、
10年以上が経ちました。
普段は書かないけれど、
大変なことも多く、
決して楽ではなかった。
うちみたいな個人事業、
吹けば飛ぶような存在です。
たいして儲からないし、
安定だってしていません。
2~30年たっても、
潰れないでやっていけてるか?
絶対的な自信はありません。
それでも、
たとえそれでも…。
一つ間違いなく、
言えることがある!
それは10年たった今、
僕は何一つ後悔していない。
もちろん、
失敗はたくさんした。
それは認めるしかない。
でも、
この仕事を選んで、
本当によかった。
それはもちろん、
なんとかギリギリでも、
食べていけているから。
そんな理由もある。
でも、それだけでなく、
「受け身で消極的な自分が、
思い切って一歩踏み出し、
自分のカラを破られた!」
その思いがあるから、
僕は後悔がありません。
同じ失敗で後悔しないか?
「やりたいことへ、
一歩踏み出す覚悟が、
なかなか持てない…」
そう悩んでいる人は、
同じことの繰り返しで、
後悔をしないかどうか?
一度、考えてみて下さい。
僕と同じように、
「今までの繰り返しじゃ、
必ず後悔するだろうな」
そう思うのであれば、
もう選択肢は絞られたはず。
覚悟だなんて、
カッコいいものでなくていい。
後悔したくないから、
一歩踏み出すしかなかった。
そんな理由でも十分なんですよ。
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■ 編集後記
耳の奥からガサガサと、
変な音がするように…。
なんか怖いし気になる。
耳鼻科に行ってみたら、
なんと髪の毛が耳に入り、
鼓膜にぶつかっていた!
一瞬で取れてすっきり。
自分の鼓膜って、
初めて見ました。