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こんにちは。
カウンセラーの中越です。
あの有名な哲学者パスカルの言葉。
その言葉が天職を見つけるための、大きなヒントになっています。
「そりゃ、その通りだよな」
そんなふうに思わず考えさせられる言葉です。
さて、そのパスカルの言葉とは、どんな言葉だと思いますか?
というわけで今回は、天職の見つけ方はパスカルの言葉から考える。
スタートします!!
幸せになるために働いている
哲学者であり数学者の、ブレーズ・パスカル。
そのパスカルは、こんな言葉をいったそうです。
「すべての人は幸せを求める。
例外はない。
用いる手段がどれほど違っていても、
みなこの目標に向かっている。」
たしかにその通り。
みんな方向性は違っても、最終的には幸せのために、なにか行動するんですよね。
そして、働くことにも、これと同じことがいえます。
お金や世間体など。
働く理由は、人それぞれ。
でも、それらはつきつめて考えると、幸せなるためのもの。
「お金がないと、幸せにはなれない…」
「世間体が悪いと、幸せにはなれない…」
つまり、僕達は幸せになるための手段として、働いているんですね。
それを考えると、「仕事を通じて幸福を得られる」。
それは、天職の条件の一つでしょう。
でも、その仕事で不幸になることがある
にもかかわらず、僕達は働くことが苦痛で、不幸になることがある。
幸せになるための仕事で、たくさんのストレスを抱えて、逆に不幸になってしまう。
「この先の人生、ずっとこの仕事をやり続けて、幸せになれると思えない…」
自分でも心のどこかで、それには気がついている。
でも、その一方で、
「仕事を辞めたら、弱い人間と思われるかも…」
「上司に辞めたいと伝えるのが、なんだか億劫…」
「お金のことを考えると、怖くて辞められない…」
そう思っているうちに、時間ばかりが過ぎてしまう。
見るからに不幸な表情の日々が、ずっと続いていく。
僕たちは、幸せになるために働いている。
それなのに、通勤電車の窓に映る自分の顔は、あきらかにしょぼくれている。
昔の僕は、いつもそうでした。
これでは仕事から喜びを得る、そんな天職にはほど遠い。
自分自身でもそう思っていました。
仕事を考え直す時期はしょぼくれた顔の自分に気づいた時
そういうときは、根本に立ちかえって、考えてみて欲しい。
パスカルのいうとおり、人間は幸せを求めるもの。
仕事をだって、幸せになるためのもの。
だから、
「バラ色の仕事なんてない。
そんなことは自分だってわかってる。
でもせめて、多少なりとも興味があること。
今より少しはやりがいを感じられる仕事。
そういう仕事でないと、一生しょぼくれた顔で、過ごすことになる。
何が幸福かなんて、大人になってもよくわからないよ。
でも、これだけはわかる。
少なくとも今の仕事だと、僕の人生は幸福ではない。」
そう考えることは、いたって自然なことです。
誰もその考えを、否定することはできません。
そして、そこをしっかり考えることは、天職につながります。
自分なりの幸福な働き方を考えるのが天職の第一歩
だから、どうしても仕事が辛いとき。
一度、ゆっくり考えてみて欲しい。
「本当に今の仕事で、幸せになれますか?」
もしなれないと思うなら、今がしっかり考える時期です。
だって、パスカルのいうとおり、全てに人間は幸せを求めるのですから。
僕たちは大人になると、1日の大半を働いて過ごします。
だったら、
「どんな働き方が自分にとって幸福か?」
「どんな仕事が自分にとっての天職か?」
それを考えるのは、人生で一番大切な一人会議のはず。
まずはしっかり時間を取って、そこを考えてみる。
それが天職の見つけ方の、第一歩なんですよ。
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■ 編集後記
文章の書き方を、少し変えてみました。
お気づきの人もいるかもだけど、改行の仕方を変えました。
こっちの方が読みやすいかな~。
どうなんだろう。
どちらにせよ、10年近く続いた書き方変えるので、慣れませんね。
自分で読んでいて変な感じです(笑)
さて、先日出した僕の本、
『「うつ」な気分を手放す方法 微笑みの練習帳』
ぼちぼち好評の様子です。
まだ読んでいない人は、紹介ページだけでも読んでみてくださいね~。