やりたいことを見つける10人に1人の思考法


こんにちは。

カウンセラーの中越です。


「万が一、やりたいことを仕事にできたら…」


そういう妄想が頭をよぎったこと。

誰もが一度はあるはず。


でも、この万が一という言葉。

よく考えてみると、自分の可能性にも気づかされます。


さて、その理由とは?



まずは最初の10人に1人に入ること



僕たちカウンセラーは、

「資格を取ってもなかなか食べていけない仕事」

そういわれています。


僕がカウンセリングを学びはじめたとき。


同じ教室で、

「自分は、カウンセラーになりたい」

と口にしたのは、10人に1人でした。


10人中9人は、心のどこかでカウンセラーになりたいと思っていても、

「日常の生活で役に立てば…」

「いまの仕事に活かせれば…」


といっていました。


誰だって、無謀なチャレンジと思われて、バカにされるのは怖いのです。
人間なんて弱い生き物です。

それは誰もが一度は経験すること。

誰もそれを責めることはできません。

僕自身も、

「カウンセラーになりたい」

その簡単な一言を、とても言い出せませんでした。


僕は、10人の中の9人でした。


みんなと同じように、

「まあ、日常生活や今の仕事ですこし活かせれば、勉強する意味あるから…」

といっていました。


でも、自分の心はごまかしきれません。


カウンセリングの勉強会の帰り道、頭の中から声が聞こえてきます。


「お前はいつもそうだ。

臆病で怖がりで、自分をごまかす言い訳だけはうまい。

そうやって、いつも自分でやらない理由を作り上げる。

だから、仕事も恋愛もうまくいかなかったんだろ。


残りの人生、それをずっと繰り返すのか?

もう25年も、それで失敗し続けたんだろう?


心理学で、自分が変わらないと何も変わらないことを、あれほどたくさん学んだのに。

どれだけ学んでも、実践しないと意味がないのも、よくわかっているのに。


ここでまた、同じことを繰り返すのか?

このまま90歳まで、同じ言い訳を続けるのか?」


そんな言葉が、ずっと頭の中を駆けめぐり、眠れませんでした。



ある日。


とうとう僕は、同じ教室の友人に、

「僕はカウンセラーになりたい」

と口にしました。


その友人の反応は、お世辞にも冷ややかなものでした。


「ふ~ん、やってみればいいんじゃない?」


冷たい目線とは、このことか。


でも、僕は、10人中の1人になりました。


カウンセラーになりたいと口にした人で、何かしら実際に行動を起こしたのは、さらに10人に1人でした。

口にするのは簡単でも、実行するのは大変です。

なにしろ、まず何をしたらいいのかわからないのです。

そこから自分で考え、調べなければなりません。


10人に1人しかできなくても、むりのないことでしょう。



そして、その行動を2年、3年と続けていくのは、さらに10人に1人でした。


最初は誰にも認められず、なかなか成果が出ないのです。

行動を続けるというのは、大変なことです。


だから、10人に1人しか続かないのも、むりのないことでしょう。



そして、続ける人のなかで10人中9人は、

「ただ漫然と、なんとなく続けているだけ」

になってしまいます。


毎日毎日、

「どうやったらうまくいくんだろう?」

それを自分で調べ、考え、試行錯誤する。

つまり、少しずつ練り上げていくのは、10人に1人しかいません。


自分で調べ、考え、試行錯誤し、毎日毎日、少しずつ練り上げていく。

これは途方もなくエネルギーを使います。

すぐに成果が出ないなか、そんなことをしていくのは、あまりに骨が折れることです。


だから、10人に1人しかできなくても、むりのないことでしょう。


ただ、ここに書いてあることは、特に才能がなくても、特別な運命でなくても、誰でもできることです。


10人のうち1人になることは、誰にでもできることです。


そして、小学生でもわかるような、あまりにも当たり前な努力の仕方です。



そして、

10×10×10×10。


これをすべてやる人は、1万人に1人です。


つまり、これをやれば、「万が一」の人材になれるのです。


「そんなのはただの言葉遊びだ」


そう思う人もいると思います。

実際、これは心理学的でもなく、なんの科学的根拠もありません。


ただ、僕自身、カウンセラーとして独立開業して15年。

この10人に1人から万が一の人材になることに、真実が含まれていると思っています。


食べていけないといわれる、カウンセラーの世界。

それでも、自分と同時期にはじめて、10人に1人を繰り返し続けた人は、ほとんどが何らかの形になっています。


「ああ!

昔、一度だけ挨拶したあの人。

今はこんなところで活躍してるんや!」


そう思ってびっくりさせられたことが、何度もあります。


もちろん、ここに才能があれば、「10万人に1人」の人材。

さらに、特別な運命が加われば、「100万人に1人」の人材になるのでしょう。

そういう人たちは、日本のトップクラスや世界で活躍する人でしょう。


僕たちは、そこまではなれないかもしれません。


でも、「万が一」の人材でも、

「やりたいことを仕事にして、普通に生きていく」

それくらいなら、きっとなんとかなるはず。


そして、たいていの人は、それで十分に幸福を感じられるはずです。


いきなり、「万が一」を目指す必要はありません。


でも、まずは最初の10人に1人。

自分がやりたいことを、口に出してみる。

それだけでも、とっても大きな一歩を踏み出したことになります。


そして、無理のないペースで、次の10人に1人になれるように、進んでいけばいいのです。


どれも、決して簡単なことではありません。

だけど、すべて凡人にもできることばかり。


だから、最初の10人に1人に、なってみませんか?


それが天職を仕事にする、最初の一歩なんですよ。


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大量生産できないので、1ヶ月【10名限定】です。




今回のやりたいことの見つけ方ポイント

★まずは最初の10人に1人に入ろう!

★やりたいことを口に出してみよう!

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■ 編集後記


カウンセリングルームが、エレベータの点検中。

6階まで階段で上ることに。

いい運動になると自分を励ましてます。




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