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天職を考えるとき年齢が気になる


こんにちは。

カウンセラーの中越です。



天職を見つける相談で、変わることなくよく聞く言葉。

それは、「年齢が気になるんです…」という言葉。



僕自身、やっぱり年齢は気にしました。

また、ほとんどの相談者さんが、年齢を気にします。

天職探しと年齢は、切っても切り離せない問題ですよね。



この年齢についてどう考えればいいのか?

とある女子高生の言葉から考えてみます。



なぜ急に女子高生が関係してくるのか?

今回、いつもと違うはじまり方です。

それも含めて、読めばきっと納得のはず。



というわけで今回は、

「天職探しに年齢は関係ない理由」。

スタートします!!






女子高生すら年齢を気にしている




あるとき僕は、とても忙しい日が続いてました。

たまには気分転換と思って、奈良に観光に行きました。

仕事を忘れて自然の中を歩き、ひとしきりリフレッシュ。



ところが帰りの電車の中、仕事に関わるハッとする言葉を聞きます。


それは偶然、同じ電車にいた、学校帰りの女子高生のこんな言葉です。



「好きなことで食べていけたら、一番いいやん。

 でもさ~、ダンスで食べていけたらいいけどさ~。

 そんなん、もっと若いときからやってな無理やんな~」



40歳手前の僕は心の中で、


「いやいや!

 その年齢でそんなこというのかよ!

 今からいくらでもやり直せるやん!


 ていうか、その言葉。

 普段うちに来る相談者さんと、全く同じやん!」



うちに来る相談者さんは、20代後半から40代半ばの人が多いです。

50代の方はちらほら。60代の方はごく稀にという感じ。



そして、どの年齢の方も共通しておっしゃる言葉。



それが、


「もうこんな歳だから…。

 もっと若いときからやっていれば…」。


これは僕が天職探し心理学をはじめて15年。

本当に変わらずに、どの相談者さんもおっしゃいます。



そして、ちょっと意外な事実。

50代、60代のかたの方が、それほど年齢を気にしていません。


「年齢なんて気にしても、仕方がないですよ!」


この年代のかたの方が、達観している感じがあります。



20代後半から30代半ばが一番年齢を気にする



逆に、一番、年齢を気にしているのが、20代後半から30代半ば。



胸を張って若者とはいえず、中年というにはまだ早い。



10代の若者には勝てない。

でも、達観するほどでもない。

だから、悩んでしまいます。




また、恋愛、結婚、子育て。

十分に可能性があるだけに、悩んでしまう。



働き方を考えるとは、生き方を考えるということ。

仕事選びを考えるとき、結婚や子育てが気になるのも当然。


それを考えると、この世代が一番年齢を気にするのも、当然です。



ちなみに40代は、人によって大きく変わります。

もちろん、年齢を気にする人もたくさんおられます。



でも、

「いままで、人生を無駄に過ごしてしまった…!」。

残されてる時間は限られていると気づき、動き出す人もいます。



40歳になると、加齢による体の変化があります。

すると、嫌でも自分の残り時間に、気づいてしまいます。

心理学者ユングのいうところの、人生の正午です。



そうなると、

「やりたいことを、やっておかなければ…!」

そう思う人が出てくるのも当然でしょう。



さすがに三十路では、そこまで気づけないかもしれません。



その人の状況や価値観が、大きく反映されるようです。




何歳でもこの歳からではと必ず悩む




さて、例の女子高生に、心の中でツッコんだあと。

僕はすぐに、あることを思い出しました。



それは、


「そういえば僕も、たいして変わらなかったよな~。

 
 20歳でカウンセラーをあきらめたとき。

 もうこんな歳からじゃ、やり直しはできない。


 若いときもっと勉強していれば…。

 高校入試、せめて大学入試からやり直せたらな…。


 そんなふうに思っていたよな~」


ということです。



今になって考えてみると、高校生も20歳もほとんど一緒。

いくらでもやり直すことができます。



でも、当時の僕はたしかに、

「もうこんな年齢なんだから…」と思っていました。



それを考えると、「もうこんな歳だから…」という悩み。

実は年齢に関係なく、すべての年齢の人が悩むんですよね。




5年後、10年後も、きっと同じことで悩む




僕が25歳の時。

もう一度心理学を学んで、思ったこと。



「5年前、20歳の時にあきらめた、心理職への道。

 それがまだ心のどこかに、引っかかっている。


 もし、今また何もせずにあきらめたら…。

 今から5年後の30歳になったとき、また同じことを悩む。



 『25歳のあの時なら、まだ間に合ったのに…』。

 いままでの僕のパターンを考えると、またきっとそうなる。

 情けないけれど、それが目に見えている。



 いや、5年後だけじゃない。

 10年後も、15年後も、きっと同じことを思う。

 35歳、40歳になって、きっと同じ後悔をする。

 

 もう10年自分が若かったら、やり直せたのに…。

 僕はきっと、それを言い続けるのだろう。

 

 それを考えると、本当に年齢なんて関係ない。

 一度は、自分が納得いくまで、やりきってみるしかない。

 それ以外に、このモヤモヤを手放す方法はないんだ」



結局、正しい選択肢は、最初から一つしかなかったのです。




天職を見つけるのに必須の選択肢




何歳であったとしても、必ず年齢を気にします。

なにしろ、女子高生も20歳のときの僕も、同じ言葉をいってたのです。



「もうこんな歳だから…。

 もっと若くからやっていれば…」



たしかに若い方が有利なことは、いくらでもあります。

若い方が体力もあるし、チャンスだってもらいやすい。

それは誰もが、実感することでしょう。



でも、それをいいだしたら、ただあきらめの人生になる。



それではきっと、心のモヤモヤを手放せません。

それではきっと、天職なんて見つけられません。



もし、天職を見つけたいのなら。

もし、心のモヤモヤを晴らしたいのなら。



僕たちに取れる選択肢は、一つしかありません。




「今からでも、やるしかない!!」




このとてもシンプルな答え。

天職を見つけるには、必須なんですよ。





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今回のやりたいことの見つけ方ポイント

★やっぱり誰もが年齢を気にしてしまう!

★でも天職のために取れる選択肢は一つ!

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■ 編集後記



先日、

迷惑メールボックスの件数が、

777件でした。



迷惑メールなんだけど、

なんだかうれしかったです。


めざましジャンケンの応募、

当たらないかな~。







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