こんにちは。
カウンセラーの中越です。
やりたいことを見つけるとき、
意外な考え方が役に立ちます。
その考え方とは、
難易度から考えること。
ゲームに難易度があるように、
仕事にも難易度があります。
「難しいゲームに挑戦したいか?」
「気軽にできるゲームがいいか?」
「ほどほどのバランスがいいか?」
自分のタイプによって、
選ぶゲームも変わってきます。
それと同じで、
どんな働き方をするかも、
難易度から考えられます。
これは意外なほど、
その相談者さんの性質によって、
大きく変わってきます。
自分に合う難易度で考えるのも、
仕事選びの一つの方法です。
というわけで今回は、
やりたいことを見つけるには難易度から考える
スタートします!!
仕事でハードモードを選ぶのは1割くらい
うちの相談者さんには、
いろんなタイプの人がいます。
天職と言えるものを見つけて、
やりたいことを仕事にしたい。
そういう人って、
メディアに出てくるような、
成功者を目指す人が多いと、
一般的には思われがち。
でも、うちの相談者さんで、
いわゆる成功者を目指すタイプ、
「好きなことを仕事にして、
なおかつバッチリ高収入も、
手に入れることを目指す!」
こういうタイプの人は、
実は1割くらいしかいません。
もちろん誰だって、
それが一番いいに決まってる。
「好きなことを仕事にして、
なおかつバッチリ高収入」
まさに理想郷です。
ただ、そのぶんだけ、
難易度が高くなります。
つまりハードモードです。
難易度が高くなれば、
達成するまでのストレスも、
その分高くなって当然。
実際の相談者さんは、
その辺りを理解しているので、
自分のストレス耐性にあった、
無理のない目標を考えます。
「好きなことを仕事にして、
なおかつバッチリ高収入」
これを目指せるような、
精神的にとてもタフな人は、
せいぜい1割くらいと考えると、
「なかなか妥当な数字だな~」
と僕自身も感じます。
また、
やりたいことの悩みで、
相談に来たものの、
「無理に好きを仕事にするより、
労働環境が辛いんです。
今はとにかく、
ストレスなく働きたいんです。
人間関係も含めて、
労働環境がよい職場に移れば、
自分は割り切れると思います」
なんていう人が3割くらい。
実際、
ゆっくり話してみると、
「自分の本当の悩みは、
やりたいことの悩みより、
職場環境が問題だった」
そういう人も結構います。
こういう場合は、
「どういう職場環境なら、
割り切ることができるのか?」
それを一緒に考えていきます。
これがわかるだけでも、
納得いく働き方へ一歩進みます。
意外とこの辺りのところは、
ゆっくり頭の中を整理しないと、
自分ではわかりにくいものです。
そして、一番多いのは、
「しんどい思いしてまで、
出世したいと思わないんです。
多少、収入が下がっても、
好きでやりがいある働き方で、
働いていきたいんです」
こういう人が6割近く。
もちろんこれは、
「僕のところに相談に来る人」
という偏りもあるはず。
僕がもっと上昇志向であれば、
サイトや本に書く内容も変わる。
そうなると自然と、
相談に来る人のタイプも、
変わってきます。
もし僕が、
違うタイプの人間だったら、
「好きなことを仕事にして、
バッチリ稼いでやるぞ!」
というタイプの相談者さんも、
もう少し割合が高いのかも。
ただ、そうだとしても、
今の日本人の感覚として、
「そんなしんどい思いしてまで、
出世したいと思わないんです」
そういう人が多いというのは、
やっぱり事実だと思います。
無理して出世したくない理由
その一番の要因は、
「出世した人を見ても、
それほど幸せそうには、
あまり見えないよな…。
責任ばっかり増えて、
帰る時間は遅くなるだけ。
あんなに頑張って、
あんなに無理をして。
それで、
あの程度の幸福度か…。
なんか、
しんどさと幸福感が
釣り合っていないよな…」
と感じるからでしょう。
これでは出世したくないし、
辞めたくなっても仕方がない。
僕たちは、
今より幸福になるために、
がんばるのですから。
がんばったところで、
幸福に期待が持てないなら、
誰もがんばらなくて当然です。
僕自身も無理して出世したくないタイプ
僕自身を振り返ると、
会社員で営業をしてたころ。
「そんなしんどい思いして、
この会社で出世したいとは、
とてもじゃないけど思えない」
そんな思いが強かったのも、
会社を辞めた大きな要因でした。
「いくら正社員で、
収入が安定してても、
心はちっとも安定しない」
ずいぶん悩んだすえ、
「あまり深く考えずに、
こういうタイプの働き方を、
我慢できる人もいるだろう。
でも、
僕にはそういう働き方は、
どうしても無理みたい。
僕の場合は、
今のままの働き方では、
幸せになれそうにない」
と思いました。
(文字にすると簡単だけど、
当時は相当に落ち込んで、
ずいぶんと悩み続けた)
20代半ばから後半に、
「多少、収入が下がっても、
好きでやりがいあることを、
仕事にしていきたい」
そう思うようになって、
僕はカウンセラーで独立開業。
(これも、
文字にすると簡単だけど、
なかなか大変だった)
カウンセラーなんて、
あまりお金にならない。
実際にその通りでした。
それでも僕は、
まあまあ幸せに働いて、
まあまあ満たされてました。
30歳を過ぎて、
結婚をすると、
「さすがにいい歳だし、
もっと高収入じゃなきゃ、
マズいのかな…」
と心に迷いが出ました。
そこで、
「好きなことを仕事にして、
なおかつバッチリ高収入」
を目指した時期があります。
ところがこれが、
ちっとも自分に合わない。
今になって振り返ると、
不安や焦りからでた考えで、
自分の本心ではなかった。
だから、
ストレスばかり増えて、
ただ空回りをするだけ。
自分に合っていないから、
ストレスと成果の割合が、
ちっとも釣り合わない。
そうなると、
しんどさばかりが、
心に積もっていきます。
「心に迷いがあると、
こんなにもダメなのか」
僕は身をもってそれを、
痛感させられました。
「こんなにストレスあるなら、
成果が出て収入が増えても、
幸せとはいえないよな…。
やっぱり僕は、
そんなしんどい思いしてまで、
出世したいとは思えない」
結局、僕は、
ふりだしに戻りました。
そして、初心に戻って、
「多少、収入が下がっても、
好きでやりがいあることを、
仕事にしていきたい」
を大事にするようになりました。
その結果として、
そこそこ幸せに働いて、
そこそこ満足しています。
僕の仕事観の根底には、
「そんなしんどい思いしてまで、
出世したいとは思えない」
やっぱりこれがあるみたい。
だから、
いろいろ手を出しても、
結局、振り出しに戻ります。
自分に合った働き方が大事
僕は決して、
「好きなことを仕事にして、
なおかつバッチリ高収入」
こういう考え方を、
悪いことだと思いません。
むしろ、
たくましくていいことだと思う。
だから、
その難易度に耐えられる、
精神的なタフさがうらやましい。
難易度が高くなれば、
ストレスも高くなって当然。
もし僕がもっとタフで、
バイタリティーがあるタイプで、
ハングリー精神があれば、
「好きなことを仕事にして、
なおかつバッチリ高収入」
こういう働き方を、
貫いたかもしれない。
それで成果が出るまで、
粘ったかもしれない。
心からこれを願っていれば、
そういう働き方もそれほど、
しんどくなかったと思う。
ただ僕は、
そういうタイプじゃなかった。
根本的に僕は、
「そんなしんどい思いしてまで、
出世したいとは思えない」
そういうタイプの人間です。
そこはどうにも、
変えようがない部分みたい。
それを受け入れてから僕は、
ずいぶん楽になりました。
「多少、収入が下がっても、
好きでやりがいあることを、
仕事にしていきたい」
こっちの方が、
僕にはずっと合っています。
「好きなことを仕事にして、
なおかつバッチリ高収入」
「多少、収入が下がっても、
好きでやりがいあることを、
仕事にしていきたい」
「人間関係も含めて、
労働環境がよい職場なら、
自分は割り切ることができる」
どれにも、
良い面、悪い面があって当然。
だから、
難易度とストレスを考えて、
自分に合う方を選ぶのが大事。
どれが正しいかではなく、
自分に合ってるかで考える。
さて、自分自身には、
どれが合っていると思いますか?
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■ 編集後記
う~ん、腰痛がつらい…。
座りっぱなしの仕事は、
体に良くないですよね。
久しぶりに腰痛ベルトを、
使ってみました。
最近の腰痛ベルト、
こんなに薄くなってたのか。
技術の進歩ってすごい。
さて、先日出した僕の本、
『「うつ」な気分を手放す方法
微笑みの練習帳』
ぼちぼち好評の様子です。
まだ読んでいない人は、
紹介ページだけでも、
読んでみてくださいね~。