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本当にやりたいことを人にいうべきか
こんにちは。
カウンセラーの中越です。
テレビやSNSでは、
批判的な言葉が、
あふれかえっています。
でも、
批判の言葉が多かったのは、
お釈迦様の時代から同じでした。
批判の言葉に対して、
どのように対処するべきか。
そんなお釈迦様の言葉が、
今でも残されています。
そして実はその言葉が、
本当にやりたいことを見つける、
大きなヒントになってます。
さて、その言葉とは?
なぜ、その言葉が、
本当にやりたいことを見つける、
ヒントになっているのか?
というわけで今回は、
本当にやりたいことを人にいうのが怖い
スタートします!!
昔から世間は批判ばかりだった
最近の心理学では、
仏教を取り入れたものが、
いろいろあります。
その仏教の教え、
法句教という経典のなかに、
こんな言葉があります。
「人は黙して座するをそしり
多くかたるをそしり
また 少しかたるをそしる
およそこの世に
そしりを受けざるはなし」
という言葉があります。
ちょっと難しいですね。
わかりやすく、
僕流の言葉で言うと・・・
===============
はるか昔から、
ただ黙っていても批判されるし、
たくさん話しても批判される。
だからといって、
ちょっとだけ話したとしても、
やっぱり批判されてしまう。
結局、何をしたって、
批判を受けない人生なんて、
どうやっても存在しないんだよ。
===============
そういう意味の言葉です。
現代も世間は批判ばかり
これって本当に、
その通りだと思います。
世間の評価なんて、
本当にあてになりません。
どんなことをしても、
必ず批判をいう人がいます。
昔からそうだったけど、
ネットが出来た今の時代、
よりそれは鮮明になりました。
何をしてどんな発言をしても、
必ず批判を受けるのだから、
生きていくのも大変です。
とはいえ、今の時代、
テレビもSNSも見ないのは、
ちっとも現実的ではありません。
そうなると、
「生きていれば、
批判されて当然。
批判なんて無視して、
好きに生きていこう」
と開き直ることが、
一番楽なのでしょうね。
ただ、
そこまで開き直るのも、
本当に難しいものです。
だから、
批判を受ける苦しみは、
人間、生きている限り、
ついて回るのでしょうね。
本当にやりたいことも批判をされる
そして、
本当にやりたいことを見つける。
そのときも、
全く同じ苦しみがあります。
仕事を選ぶとき、
どんな仕事を選んでも、
必ず批判する人はいます。
夢のある仕事を選べば、
「おまえはいい歳をして、
なにバカなこといってんだ。
もっと現実的になれよ…」
といわれます。
安定した大企業を目指せば、
「おまえは肩書きばかり、
こだわって生きてるよな。
もっと自由に生きろよ」
といわれる。
その中間を選んでも、
「お前はいつも中途半端。
だから何をやっても、
大成しないんだよ」
といわれます。
結局なにをやっても、
批判する人は出てきます。
やりたいことで批判された実体験
僕自身も、
やっぱりそうでした。
あるとき、
すごく勇気を出して、
「実は僕、
カウンセラーになりたいねん。
それって、
どう思うかな…?」
それを人にいったとき。
「ふ~ん。
中越君なら、
できるんじゃない?」
言葉ではそういってくれた。
でも、
そのときの目が、
そのときの口調が、
どれだけ冷たかったか。
僕は今でも忘れられず、
鮮明に覚えています。
「ほとんどの人が、
カウンセラーという仕事では、
食べていけないのよ。
あなたなんかが、
カウンセラーになんて、
なれるわけないじゃない…」
その冷たい目と口調から、
十分にそんな言葉が、
伝わってきました。
それは決して、
僕の被害妄想だけでは、
なかったと思います。
だって、
僕自身も心のどこかで、
「僕なんかが、
カウンセラーなんて、
なれるわけないよな…」
そういう気持ちが、
ずっとあったのです。
もちろん僕は、
やりたいことを見つけたい。
ずっとそう思ってました。
それに、
やりたいことを見つけたいなら、
どんどん人に言った方がいい。
そんなふうに、
何かの本に書いてあった。
だから、
とりあえず誰かに、
言ってみることにした。
それだけのことで、
本当は僕の心の中でも、
「僕なんかが、
カウンセラーになんて、
なれるわけがないよ。
もういい歳だし、
お金もコネも経験もない。
そもそも人見知りだし。
そんな自分が、
カウンセラーになんて、
なれるわけがないよ…」
そういう気持ちの方が、
ずっと強かったのです。
そう思うと、
僕に冷たい目を向けた人を、
責める気持ちにもなりません。
また別の批判が自分の中にあった
ただ、
僕自身の中には、
もう一つの声がありました。
「お前はそうやって、
いつも最初から無理だと、
決めつけている。
だから、
いつまでたっても、
本当にやりたいことが、
見つからないんだよ。
だから、
いつまでたっても、
なにも変わらないんだよ。
そんなことじゃ、
5年後、10年後も、
今と全く同じことで、
悩むことになるぞ。
いい加減、
自分のそういうところ、
変えようとしろよ…!」
そういう批判の声も、
自分の頭の中から、
いつも聞こえてました。
僕の中にはいつも、
二つの声がありました。
「カウンセラーなんて、
無理に決まってるよ。
現実みて生きろよ…!」
「すぐあきらめるから、
お前はいつまでたっても、
ダメなんだよ…!」
二つの批判が僕の中で、
ぶつかり合ってました。
そして、
今になってわかるけど、
それが悩むということです。
自分の中に、
いろんな意見がある。
そして、
自分の中で、
批判しあってしまう。
悩むというのは、
そういう現象なのです。
批判する人を責められない
世の中って、
何をしたところで、
批判する人がいます。
でも、その人たちを、
僕たちは責められるのか?
そう考えたとき、
僕はどうにも、
責める気になれない。
だって、僕自身も、
テレビを見ては批判を言う。
漫画や映画を観ては、
評論家ぶって批判する。
冷静に自分を省みると、
そんな自分がやっぱりいる。
ただそれが、
僕の場合は家の中でしか、
いわないだけのことです。
自分だって、
他人を批判するのだから、
批判する人を批判するのも、
なんだか滑稽に感じるのです。
それになにより、
人間は自分自身のことすら、
批判して生きています。
悩み苦しんでいるとき、
自分自身の頭の中で、
いろんな意見が対立する。
そして、
自分の中のいろんな意見が、
批判しあってしまう。
人間って、
そういう複雑で、
ややこしい生き物です。
批判されてもやりたいことを捨てないこと
でも、だからこそ、
忘れないでほしいことがある。
本当にやりたいことを見つける。
天職と思える仕事を見つける。
そういうとき、
必ずどこかの誰かから、
批判されることでしょう。
他人からだけでなく、
自分自身の頭の中からも、
批判が聞こえることでしょう。
いろんな意見が対立して、
どれが正しいのかなんて、
わからなくなるでしょう。
どの批判の声も、
それらしく聞こえてしまい、
何も決められなくなるでしょう。
そういうときに、
批判の声を無視するのは、
とても難しいことでしょう。
だから、そういうとき、
理論や理屈なんかでなく、
気持ちに目を向けてほしい。
自分はこういうことが好き。
自分はこんな分野に憧れる。
そういう気持ちを、
人生の羅針盤にしてほしい。
結局、
批判だらけの世の中では、
理論や理屈では答えは出ない。
だって、
意見や理論、理屈には、
いくらでも批判出来るから。
自分の頭の中から、
重箱の隅をつつくように、
いくらでも批判はわいてくる。
特に働き方という、
生き方に関わる部分では、
理屈では答えが出ません。
だから、
理論や理屈、意見ではなく、
気持ちで考えることが大事。
好き。
憧れる。
興味がある。
理屈や理論でなく、
そういう感情に目を向け、
感情を軸にして考える。
結局、人間は、
感情の生き物です。
悩み、
苦しみ、
迷ったとき。
自分の心の中で、
意見が対立したとき。
理屈ではなく、
感情で生き方を決める。
それも一つの、
やりたいことの見つけ方。
頭で考えるのではなく、
心と感情で考えてみる。
きっとそのほうが、
本当にやりたいことに、
ずっと近づけるはずですよ。
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■ 編集後記
雨が続きますね。
しとしと降ってると思えば、
急にどしゃ降りになったり。
ちょっと買い物に行くのも、
面倒くさくなります。
早く梅雨が明けないかな~。