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こんにちは。

カウンセラーの中越です。



自分の天職を見つけたい。

やりたいことを仕事にしたい。



そう悩む相談者さんが、

カウンセリングでよく言う言葉。



それは、


「でも、私って、

 自分に自信がないから…。


 もっと自分に自信があれば、

 天職が見つかるのに…」


というものです。



これがなかなか深い問題で、

しっかり考える必要があります。



本当の自信とはなにか?


自信がなければ、

天職は見つからないのか?



そこについて、

しっかりお話しします!



というわけで今回は、

天職は自信がなくても見つかる

スタートします!!





批判されると冷めてしまう



「これをやりたいって、

 ほんの少しだけだけども、

 考えていたことがあって。



 でも、

 それを知人に話したら、

 難しいんじゃないって、

 いわれたんです…。



 そうすると、

 なんか急に冷めたというか、

 どうでもよくなって…。



 やっぱり、

 こんな程度の気持ちじゃ、

 本当にやりたいことでは、

 ないのかなと思って。



 私って、

 自分に自信がないんです。



 だから、

 人の意見にばかり、

 左右されてしまって…。



 だから、いまだに、

 本当にやりたいことなんて、

 見つからないですよね。



 中越さんは、

 私の話を聴いて、

 どう思われますか…?」



こういう相談、

とても多いです。



確かに、

自分に自信のある人、

自分に自信のない人。



どちらのタイプの人も、

実際におられます。



ただ、実際に、

カウンセリングをしていて、

感じることは、



「どんなときでも、

 安定して自己評価が高い人」


「どんなときでも、

 安定して自己評価が低い人」


そんな人は、

まずいません。



というのも、

僕たち人間というのは、


「自分が得意なことだと、

 自己評価が高くなる」


「自分が苦手なことだと、

 自己評価が低くなる」


それが普通だからです。



恋愛の話になると、

急に饒舌になる人もいるし、

無口になっちゃう人もいる。



家事の話になると、

急に饒舌になる人もいるし、

無口になっちゃう人もいる。



普段、

自信ありげなあの人も、

苦手な分野に放り込まれたら、 

急にしおらしくなる。




これはみなさんも、

自分の実体験として、

わかると思います。



よくよく考えてみると、

常に自信があるということは、

全てのことが得意ということ。



そんな人間、

世の中にいるわけがない。



つまり、

誰にだって本当は、

自信のない分野が、

必ずあるのです。



僕自身を考えても、

仕事のことなら饒舌でも、

学生時代の部活の話だと

そっと席を離れたくなる。


(運動音痴だったので、
 帰宅部だったのです。

 そもそも、
 集団活動が苦手で、
 部活は向いてない…。

 だから、
 文化系の部活も、
 やってませんでした)



人間なんて、

みんなそんなものです。



ただ、

普段の癖から強い口調で、

話す人がいます。



そういう人を見て、

「あの人はいつも自信がある」、

と勘違いしてしまいます。



実はそういう人は、

自信がないときほど、

強い口調で威圧的になる。



そういう傾向が、

あったりします。



実際のカウンセリングでは、

どれだけ強気で勝ち気な人も、

自分の悩み事を話し始めると、

やはり弱い部分が見えてくる。



それは、

自分の弱さと向き合うという、

とても大事な心の作業です。




自信がないのも利点がある



さて、

自信がないことは、

悪いことと思われがち。



でも、実は、

自信がないことには、

メリットも大きいのです。



実は心理学では、


「人間は自信があるとき、

 つい傲慢になってしまう」


と考えます。



でも、自信がないときは、

他人の意見を取り入れて、

謙虚になることができる。



たとえば、

運転免許を取って、

運転に慣れたときほど、

事故を起こしやすい。



また運転に自信があると、

ついスピードも出してしまう。  



とはいえ、

運転に自信がないと、

安全運転をします。



でも、

運転に自信がなさすぎると、

車に乗ることさえしなくなる。



そうなると、

せっかくの運転免許も、

宝の持ち腐れですよね。



つまり、

自信というものは、

バランスの問題。



自信がありすぎるのも、

自信がなさすぎるのも、

どっちもダメなんです。



人間にとっては、

程よい自信が大事なんです。




天職は自信がなくて普通




そして、

新しいことに挑戦する。



それは誰にとっても、

苦手なことで当然です。



そして多くの場合、

自分の天職を見つける。

やりたいことを仕事にする。



それは、

新しいことに挑戦すること。



そういうときの人間は、

自信がなくて当然です。



自信がないどころか、

不安で不安で仕方ない。



だから、

傲慢になるどころか、

他人の意見に左右される。



自分で考えたことには、

まだまだ自信が持てない。



だからこそ、

他人のちょっとした一言に、

必要以上に敏感になる。



そして、

他人の批判的な一言で、

せっかくのやりたいことも、

心のゴミ箱に入れてしまう。



本当にたった一言、

批判的なことをいわれると、

急に心がしおれてしまう。



僕自身もそうでした。



「カウンセリングなんかで、

 食べていけるわけないわよ…」



そのたった一言が、

一体、どれだけの回数、

心の中で繰り返されたか。



たった一回、

友人に言われただけなのに。



たった一回のその言葉が、

僕の頭の中では、

無限に繰り返されました。



その言葉を思い出すたび、

僕の心はしおれました。



自信がないときにいわれる、

たった一言の批判の言葉。



それは、

誰もが思っているより、

マイナスの影響があるのです。



自信がなくても動くこと



誰だって、

新しいことに挑戦するとき、

自信がなくて当然です。



むしろ、

最初から自信があると、

傲慢や無謀につながる。



新しいことに対して、

自信がないというのは、

ある意味、自然なこと。



だから、

天職を見つけるとき。

やりたいことを見つけるとき。



誰もが自信がなくて、

当然なのです。



でも、

自信がないからって、

行動しなくていいわけじゃない。



だって、

なにも行動しなければ、

なにも変わりません。



自信がない状態が、

ずっと続いてしまうだけ。



それは、

車の免許を取っても、

運転をしないのと同じ。



ペーパードライバーの、

期間が長くなればなるほど、

運転するのが怖くなる。




だから、

不安なままでいい。

自信がなくてもいい。



ビクビクしながらでも、

今の自分に本当に必要な行動を、

少しずつ実行していく。



不安を持ちながらも、

石橋を叩いて叩いて、

少しずつ行動していく。



そういう人は、

たとえ経験豊富になっても、

決して傲慢にならない。



僕はそれが本当に、

心が強い人だと思う。



それこそが、

本当の自信だと思う。



自信がなくて慎重で、

ビックマウスにはなれない。



いつも不安で、

ビクビクしながら、

行動している。



それでも、自分にとって、

本当に正しいと思うことを、

少しずつ行動し続ける。



おそらく、

そういう人こそが、

最強の人だと思う。



だから、

自信なんてなくていいのです。



まずは、

今の自分にできる、

小さな小さな行動。



それを、

1日5分でいいから、

はじめてみませんか?



それがいつしか、

自信につながっていき、

天職にもつながりますよ。





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□今回のやりたいことの見つけ方ポイント

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★不安ながらも動き出すこと!

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■ 編集後記


何でかわからないけど、

パソコンがほしくなる。


定期的に、

パソコンがほしくなる。


別に今のやつで、

全く困ってないのに、

何でかほしくなる。


前買い換えてから、

まだ2年くらいなのに。


持ち運ぶ予定ないのに、

やたらと軽いパソコンが、

ほしくなってしまいます。


人間って、

欲深い生き物ですね。






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