目次
こんにちは。
公認心理師の中越です。
自分の本当にしたい仕事を見つけたい。
そう思ったときに、マイケル・マコビーの4つの分類が役立ちます。
さて、それはどんな分類だと思いますか?
自分に合った働くスタイルを考える
自分が本当にしたいことはなんだろう?
誰もが一度はそう悩むもの。
そう悩んでいる人にとって、役に立つ4つの分類があります。
それは、精神分析学者であり人類学者のマイケル・マコビーの、
「クラフツマン」
「ジャングルファイター」
「カンパニーマン」
「ゲームズマン」
という4つの分類です。
ちょっと簡単に説明しますので、自分がどれに当てはまるか考えながら読んでみてくださいね。
クラフツマン
クラフツマンは、職人気質のコツコツ型。自分一人で仕事をしたいタイプ。
小さくてもいいから自分のお店を持ったり、フリーランスで働きたい。そういう人が多いです。
物静かで謙虚、真摯で実際的。自分の技術を磨くことに情熱を注ぎます。
「人付き合いはちょっと苦手なんです。あまり急かされることなく、自分のペースで納得いく仕事をしたいんです」。
クラフツマンタイプの相談者さんは、よくこんな言葉をおっしゃいます。
「カウンセリングは職人芸!」なんて思ってる僕は、このタイプの傾向が強いです。
ジャングル・ファイター
ジャングル・ファイターは、勝つために働くときに燃えるタイプ。
劣勢な状態や未知の分野を切り開くときにパワーを発揮します。
「ビジネスは弱肉強食!食うか食われるかの厳しい世界だ!」
こういうセリフはまさにジャングル・ファイター。
海外ドラマの『SUITS』に出てくるやりて弁護士たちは、ジャングル・ファイターなのでしょうね。
このタイプは発展途上国や戦後の混沌とした時代は、すごく力を発揮したそうです。
また新しい分野を開拓していく人たちも、ジャングル・ファイターは多いです。
多少、倫理的に問題があっても、再生回数が獲得できればいいと思ってるYouTuberはこれかも。
でも、そういう人達がいるから、新しい分野が開拓されていくのも事実です。
こういうタイプもやっぱり必要な人材なんでしょうね。
カンパニー・マン
カンパニー・マンは、気配り上手で職場を円満にします。
挑戦よりも安定を好むタイプで、強い組織には絶対に必要なタイプです。
大きな組織に属することで安心し、挑戦よりも安定が大事。
「私はどちらかというと安定志向で、無理に新しいことに挑戦するより、勤め人のほうが気楽なんです」
カンパニー・マンの相談者さんは、よくそうおっしゃいます。
組織人やお役人タイプというと、わかりやすいかもしれません。
こんな書き方をすると、カンパニー・マンがかっこ悪いみたいに聞こえるかもしれません。
でも、実際にはどんな組織であっても、カンパニー・マンなしでは成立しません。
カンパニー・マンの長所は、その柔軟性とまわりへの気配りで、業務を円滑に回すことです。
こだわりの強い職人気質のクラフト・マンや燃えるようなジャングル・ファイターだけでは、トラブルだらけですよね。
よい職場には、たくさんのカンパニー・マンが必要なんです。
ゲームズマン
仕事はゲーム。楽しみながら仕事ができるアイデアマン。
「さあ、仕事を楽しもうじゃないか!」
これがゲームズマンの口癖。
常にチャレンジングな目標を立て、それを達成する過程を楽しみます。
報酬や結果にこだわるのではなく、仕事そのものを楽しんでいます。
非常にアイデアマンで、周りの人のやる気を引き出すのもうまいです。
仕事上でライバルと競争することを、まるでチェスでもするかのように楽しむタイプです。
ジャングル・ファイターだと、「コテンパにやっつけてやる!」というかもしれません。
でも、そういうときにゲームズマンは、「さあ、仕事を楽しもう!」というのでしょう。
また、協調性もあり冷静かつ大胆。
まさに組織のヒーローです。
ただ、問題点としては、少し夢見がちなところがあるかもしれません。
それでもゲームズマンは強い柔軟性と発展性があり、そんな弱点を大きく上回る可能性を持っています。
だからこそゲームズマンは、「21世紀のリーダーシップ」といわれました。
実際、IT大手の創設者などは、こういう人が多いですよね。
自分はどの要素が強いか考えてみる
さて、あなた自信はどのタイプに当てはまるでしょうか?
完全なクラフツマンや、完全なゲームズマンはほとんどいません。
普通、これらの4つのタイプのいろいろな要素を、少しずつ持っているものです。
例えば僕自信も場合、クラフツマンが50%くらい。
ゲームズマンが30%にカンパニー・マンが15%。
ジャングル・ファイターが5%くらいだと思います。
それを考えると、個人でカウンセリングルームを開業というのは、僕にあっていたと思います。
自分にあうスタイルから、本当にしたいことを考えてみる
これらの4つのタイプで、自分はどの要素が一番強いか考えてみる。
それは、自分の本当にしたいことの方向性の指針になります。
自分がクラフツマンなら、技術を磨いていずれフリーランスになれる仕事を考えてみる。
自分がジャングル・ファイターだと思うなら、完全実力主義の営業職などが合うかもしれません。
自分がカンパニー・マンなら、ベンチャーよりも安定した組織で働いたほうが幸せかもしれません。
自分がゲームズマンなら、ベンチャーなどで仕事を学び、自分で面白い仕事を立ち上げる。
そんな働き方が幸せなのでしょう。
もちろん、これだけですべてが解決するわけではないでしょう。
でも、少なくとも自分と真逆の仕事だけは、選ばないほうがいいでしょう。
クラフツマンの人が、
「マイペースはだめ!こだわりを捨ててとにかく早く仕事をしろ!」
なんて職場で働いたら、まったくその特性に合わずに苦しみます。
ジャングル・ファイターの人が、
「うちの会社は年功序列。どれだけ成果を出してもお給料は一緒」
なんて会社で働いたら、不完全燃焼でしんどくなるはず。
カンパニー・マンの人が、
「お前は安全志向すぎる。もっとリスクを犯して挑戦しろ」
なんて職場で働いたら、その言葉を激励を感じず、ただのストレスになるでしょう。
ゲームズマンの人が、
「アイデアとか挑戦とかはいいから、いわれたとおりに仕事して」
なんて職場で働いたら、なんのやりがいも感じず耐えられないでしょう。
今の仕事は自分のタイプに合っているか
今すぐに考えられることとしては、今の仕事が自分のタイプに合っているかどうか。
少なくとも、自分のタイプと真逆の仕事なら、思い切って仕事内容を変えたほうがいいのかも。
明らかに自分にあっていないのなら、無理に続けてもしんどいだけですからね。
□30日で天職を見つけるための□
□自己カウンセリングプログラム□
今の仕事は辞めたいけども、
何をやりたいのかよくわからない??
そんな方はこちらへどうぞ!
□僕のカウンセリングの予約はこちらから
いまの時代、人には言わないだけで、みんなカウンセリングを受けている
天職・やりたいことを見つけるポイント
★自分はどのタイプかを考えてみる!★あきらかに自分に合ってないのは辞める!
★このブログを毎週読みたい方への朗報!!
天職を見つけるための5日間無料メールセミナーに登録していただくと、このブログの記事が、毎週あなたのメールBOXに届きます。
天職を見つけるための5日間無料メールセミナーはこちらをクリック!
★LINE対応お友達登録でも毎週このブログの最新コラムを届けます!
■このサイトの管理人
■カウンセラー中越の著書はamazonで!
ー新刊ー
■ 編集後記
ダイエット企画 3週目
アプリへの入力は続けています。
カロリーオーバーにはなってないけれど、特に制限も出来ていない感じ。
70キロから69,7キロになりました。
先週69,5だったので、0,2増えた?
ウォーキングを増やそうかな~。