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仕事を辞めると社会を良くするという主張


こんにちは。

カウンセラーの中越です。



今回僕は、どうしてもいいたいことがあります。



それは、

「会社を辞めることが、社会を良くしていく」

ということです。



一般的に会社を辞めることは、ダメなことと思われがち。

忍耐のない社会不適合者のようにいわれることも。



ところがよく考えると、逆なのです。

どう考えても会社を辞めることは、社会を良くしています。

そして実は、僕たち日本人自身がそれを証明しています。



さて、なぜ会社を辞めることが、社会を良くしているのか?



というわけで今回は、「会社を辞めることが社会を良くしていく」。

スタートします!!




会社を辞めると社会が良くなるのは事実




「また中越さんは、おかしなことを言いだして…」


今回の話は、そう思われるかも知れません。

僕の意見に反対の人も、たくさんいるかも知れません。



それでも僕は、声を大にしていいたいことがある。



それは、

「会社を辞めた人達が、社会を良くしている」

という事実です。



ブラック企業にパワハラ。

それから働き方改革。


今では毎日のように、それらの言葉を聞きます。



でも、僕が社会人になった17年前。

2社目の会社を辞めた15年前。



ブラック企業なんて言葉は、ありませんでした。

パワハラは言葉としてはあったけど、一般的な言葉ではなかったです。


だから、労働環境に問題があって辞めても、責められるのは辞めた個人。


「会社を辞めるなんて、忍耐がないダメなやつ…」

「どこでも仕事はしんどいもの。考えが甘いよ…」

「そんなんじゃ、どこに行っても通用しないよ…」


ただただそう責められて終わるだけでした。



ブラック企業やパワハラという言葉がなかった時代。

どれだけ労働環境が悪くても、理解してもらえませんでした。

100人いたら100人に、そう言われる時代でした。



会社を辞めることは、もちろんつらい。


でも、それ以上につらかったのは、周りの人に理解されないこと。


友人や家族達から、

「会社を辞めるなんて、社会不適合なダメなやつ…」

そう思われることが一番つらかったのです。




実際、辞める人が増えて社会は変わった




ただ、あれから15年たった今。

ずいぶん時代は変わったと思います。



「あまりにもブラックなので辞めました」

「パワハラがひどかったので辞めました」

「ストレスで心の病になって辞めました」


それを理解してくれる人が、ずいぶんと増えました。

それどころか、心配してくれる人の方が多い。



ずいぶんと社会は変わりました。


まだまだ問題点は山積みだけど、それでも社会は変わりました。


政府がブラック企業対策や働き方改革なんて、15年前は考えられないこと。

これって本当に本当に、すごいこと。



だって15年前はどんな理由で会社を辞めても、

「忍耐のない社会不適合なダメなやつ…」、

本当にそう思われて終わりでしたから。



でも、そうやって社会が変わったのは、みんなが会社を辞めたから。

会社を辞めることが、声を上げることにつながったから。



みんなが会社を辞めて、「こんな世の中、間違っている!」と声を上げた。

すぐに理解されなくても、労働環境が悪すぎると家族や友人に言い続けた。

それがたとえネット上でもつぶやきでも、その一言一言が社会を変えた。



それは間違いのない事実です。



この15年。


リアルでもネットでも、辞めた人達の一言一言が、社会を変えたのです。


誰が否定しようと、僕はこれを声を大にしていいます。


「会社を辞めた人達が、社会を良くしていった」


この社会の変化は、辞めた人が起こしたのです。




我慢していたら会社や社会は変わらない




我慢は美徳のようにいわれることが多いです。

でも、我慢ばかりでは社会は変わりません。




だって、考えてみて欲しい。



もし、いじめやパワハラがあっても、みんなただ我慢していたら?


もし、12~14時間以上働いても、みんなただ我慢していたら?


もし、毎日サービス残業ばかりでも、みんなただ我慢していたら?



それで会社や組織が、変わるわけがない!!!



人間なんて、腰が重い生き物です。

それは経営陣だって同じこと。



「従業員のために、労働環境を改善しなきゃ…」


頭のどこかでそう思っていても、なかなか改革に手をつけない。

だって改革は非常に大変で面倒。しかも痛みをともないます。

しかも今すぐしなくても、すぐ赤字になるわけじゃありません。



「当面の売り上げのために、労働環境改善は次にしよう…」

そうやって先延ばしにされてしまう。



大きな改革ほど先延ばしにされるものです。

だから、労働環境改善はどんどん先になる。



でも、いつまでもそれを続けると、どんどん人が辞めていく。

人が足りなくなってくると、仕事が回らず売り上げが下がる。

または経営を揺るがすような、大きなミスも出てきてしまう。



その結果、売り上げが激減する。



そうなってやっと、経営陣は動きます。

痛みがないと、人は動かないのです。



それは経営者だけでなく、僕たち普通の人も同じこと。

誰だって、今までの人生を振り返ると、先延ばしが多かったはず。

安易に経営者ばかり、責められたものではありません。




みんなが辞めたからこそ、会社も社会も変わった




だからこそ、僕はさらに声を大にしていいたい。



会社を辞めた人達は、社会を変える礎になったのです。

これから会社を辞める人も、社会を変える礎になるのです。



だから、会社を辞めることを、情けないなんて思う必要はない。


辞めることは声を上げること。


みんなが声を上げるから、世の中が変わっていくのですからね。



もし自分自身が、働くことでつらい思いをしたのなら…。

次の世代にそれを引き継いでいかないよう、声を上げていきたいですね。





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今回のやりたいことの見つけ方ポイント

★辞めることは甘えなんかじゃない!

★会社を辞めるのは声を上げること!

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■ 編集後記


急に寒くなってきました。

冷えは腰痛に悪いです。

腰にカイロを貼ってます!








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