こんにちは。
カウンセラーの中越です。
天職が見つかる人には、
ある共通点があります。
それはある意味では、
一つの能力ともいえます。
もともとは誰もが持ってる、
とても自然な能力です。
でも、大人になると、
ほとんどの人がこの能力を、
失ってしまうんです。
さて、その能力とは、
どんなものだと思いますか？
将来を考えない能力
幼稚園児のころって、
どんな仕事に憧れましたか？
僕はパン屋さんでした。
理由は単純で、
近所のパン屋さんが、
おいしかったから。
あそこのメロンパン、
すごく好きだったんです。
子供のころって、
難しく考えることなく、
「なんとなくやってみたい」
「なんとなくおもしろそう」
たったそれだけのことで、
「あの仕事をやってみたい！」
ということが出来ます。
いまの僕なら、
「パン屋さんなんて、
すごく修行が厳しそう。
それにパン屋さんは、
すごくたくさんあるから、
競争が激しいらしい…」
そんな思考になって、
やってみたいという気持ちを、
つぶしてしまうかもしれない。
実際、僕は、
カウンセラーになることを、
そうやってつぶしています。
中学、高校の時に憧れた、
カウンセラーという仕事。
大人になるにつれて、
「カウンセラーという仕事は、
資格を取っても食べてけない」
それを知ってしまいます。
そして、
カウンセラーへの憧れを、
簡単に捨ててしまいました。
当時の僕が考えたのは、
「資格をとっても、
無駄になるかもしれない。
お金だってかかるし、
就職できなくなるかも…。
この仕事は特別な人しか、
食べていけない仕事だ…。
それでも絶対やりたいほど、
本当に本当に好きなのか…？」
そんなリスクばかりが、
頭の中に思い浮かんでしまい、
憧れを捨ててしまったのです。
でも、結局その後、
20代で職を転々としたとき、
生まれて初めて本気になって、
やりたいことを考えた。
その時にやっぱり、
「人生で一度は、
カウンセラーに挑戦しないと、
いつか後悔してしまう」
そこに気づきました。
大人になるというのは、
「将来のことを、
頭でちゃんと考えて、
失敗しないようになる」
そんなことかもしれません。
もちろん、それも大事。
ただ感情にまかせて、
闇雲に突っ走るだけでは、
ボロボロになってしまう。
でも、頭で考えるだけで、
リスクを避けるばかりでは、
自分の気持ちがわからなくなる。
子供というのは、
失敗もするし恥もかく。
でも、
ただ単純にやってみたい。
憧れる気持ちがある。
そんな感情を大事に出来る。
思考より感情を優先できる。
そういう能力を、
ちゃんと持っているのです。
そして天職を見つける。
やりたいことを見つける。
そういうときは
頭で考えすぎるより、
気持ちを大事にすること。
リスクばかり考えては、
どんな素敵なやりたいことも、
心のゴミ箱に捨ててしまう。
そして自分のやりたいことが、
だんだんわからなくなる。
だから、天職を見つける時、
大人の脳みそは、
いったん捨ててみること。
そして、いい意味で、
幼稚園児レベルの脳みそで、
やりたいことを考えること。
失敗やリスクは捨てて、
単純に考えてみて下さいね。
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今回のポイント
★いい意味で幼稚園児レベルの脳みそ！
★時にはリスクや将来を忘れて考える！
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■ 編集後記
深夜のジョジョのアニメ。
第四部もおもしろいです。
だいぶ昔に読んだので、
内容を忘れているためか、
かなり新鮮な気持ちです。
