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アドラー心理学と天職の見つけ方
こんにちは。
カウンセラーの中越です。
いまやすっかり、
日本でも有名なアドラー。
そのアドラー心理学に、
天職を見つけるヒントが、
隠されています。
さて、
アドラー心理学からわかる、
天職の見つけ方とは？
というわけで今回は、
天職を見つけるには親の目を気にしないこと
スタートします！！
親の目を気にして仕事を選ばないこと
ロバート・Ｗ・ライディンの、
『アドラー心理学入門』に、
こんな一節があります。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
親ができる
最も悪いことの一つは、
子供がこれぽっちも
興味が持てない仕事に
就くように強いることです。
たいてい、
この種の努力は、
完全な失敗という
結果になります。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
僕がこれを読んで、
一番最初に感じたこと。
それは、
「アドラーの時代から、
すごく時間が過ぎたけど…。
こういうのって、
まだまだ現代の日本でも、
続いてるよな～」
ということです。
興味のない仕事で心身を壊す
もちろん、
親がなって欲しい仕事と、
子供が興味を持つ仕事が、
同じであれば問題ない。
でも、そういうのって、
宝くじレベルの偶然です。
ほとんどは親の希望と、
子供が興味あることは、
大きく違うものです。
自分自身を考えると、
それがよくわかります。
自分が興味ないことを、
親に無理強いされて、
一生やり続ける。
しかも、
仕事というのは、
一日の大半の時間を占めます。
それを考えると、
うつや適応障害になっても、
当然かもしれません。
アドラーの時代から、
親に無理強いされた仕事で、
神経症になったそうです。
大人になっても親の顔色が気になる
さて、
現代日本の僕たちは、
どうなのでしょう。
中年になってさえ、
仕事を辞めたり選ぶとき、
親の反応を気にしてしまう。
「会社を辞めたら、
親が心配しないかな…」
「うちの親、
こういう仕事には、
反対するんだよな…」
僕自身を考えても、
相談者さんの話を聴いてても、
そんなものだと思います。
人間は中年になっても、
親の影響ってすごいのですね。
それを考えると、
20代、30代前半の若い人が、
親の目を気にするのは当然。
僕自身も、
20代前半の頃、
すごく気にしてました。
ブラック企業が、
辛くて辛くて仕方ない。
でも、母親には、
会社を辞めたいなんて、
とても言い出せない。
その結果、
中越家ではこんな会話が、
繰り広げられました。
「あんた、
今日えらい帰って来んの
早いやん」
「うん。
今日、会社やめてきてん」
「え～！！！
なにやってんのん！！！」
僕の場合、
完全に事後報告でした。
（18年前は、
ブラック企業という、
言葉もありませんでした。
一つの会社で一生働く。
それが絶対正義でした。
たった18年で、
時代は変わりましたね）
人間にとって、
親の影響は強くて当然。
だから、
仕事を選ぶときでも、
親の顔がちらついて当然。
それは、
アドラーの時代から、
今の日本でも同じこと。
だからこそ自分で決める
でも、
アドラー心理学を、
思い出してほしい。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
親ができる
最も悪いことの一つは、
子供がこれぽっちも
興味が持てない仕事に
就くように強いることです。
たいてい、
この種の努力は、
完全な失敗という
結果になります。
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僕はここに、
天職を見つけるための、
２つのヒントがあると、
感じています。
それは、
「親の顔色ではなく、
自分の意思や考えで、
仕事を選ぶこと」
そして、
「ちょっとでいいから、
興味あることを、
自分の仕事に選ぶこと」
自分で決めた仕事でないと、
がんばれなくても当然です。
ちっとも興味ない仕事では、
がんばれなくても当然です。
アドラーの時代から、
その本質的なところは、
変わっていません。
だからもし、
いま仕事で悩んでいるなら、
天職を見つけたいのなら。
自分の意思で選ぶこと。
興味あることを選ぶこと。
当たり前だけど、
やっぱりそれが大事です。
それは、
勇気がいることだけど、
天職を見つけたいなら、
とても大事なこと。
ぜひ、
自分自身の意思と、
興味のあることを、
大事にしてくださいね。
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■ 編集後記
今日は３３度。
暑い、急に暑い…。
まだ暑さに体が慣れず、
しんどいですね。
