こんにちは。
カウンセラーの中越です。
「普通の幸せが欲しい」。
人間なら誰でも、
こう願って当然です。
僕自身も例外でなく、
ずっとそう思ってました。
でも、それが原因で、
本当にやりたいことが、
見つかりませんでした。
いや、仕事だけではなく、
あらゆる面で僕を苦しめた。
それが、
「普通の幸せが欲しい」
という気持ちでした。
「普通の幸せが欲しい」
そんな僕がいかにズレていたか。
今となってわかります。
普通の幸せを捨てることで、
本当の幸せが見えてくる。
やりたいことも見えてくる。
それはなぜなのか?
それを今回はお話しします。
というわけで今回は、
普通を捨てるとやりたいことが見つかる
スタートします!!
普通の人などもはやいない
30代以下の男性は、
3人に1人が、
生涯独身だそうです。
30代以下の女性の場合、
4人に一人が生涯独身。
それだけ増えてくると、
もはや生涯独身というのは、
何一つ珍しいことじゃない。
いまの世の中では、
普通になってきています。
普通になってしまえば、
独身もあまり怖くない。
子供を持たない人は、
近い将来4割になるそうです。
独身率を考えると当たり前。
子供がいないことも、
なに一つ珍しいことでなく、
もうすぐ普通になるでしょう。
普通になってしまえば、
子供がいないのも怖くない。
結婚をしたとしても、
3組に1組が離婚をする。
それが普通になってます。
普通になってしまえば、
離婚だって怖くない。
それを考えると、
おそらく孤独死することも、
何一つ珍しくなくなるはず。
孤独死は一般的な死に方で、
悲壮感もなくなるでしょう。
みんなが孤独死をするなら、
孤独死なんて怖くない。
そんな時代ももうすぐです。
仕事に関していうと、
年間300万人の人が、
転職をするようです。
生涯転職回数の平均は、
2,8回だそうです。
(ワーキングパーソン調査
2014年より)
いまの時代、
転職なんてもう普通のこと。
人生の中で約3回ほど、
転職することになります。
これからもっと増えるでしょう。
今から15年ほど前、
僕がはじめて転職をするとき、
転職は珍しい時代でした。
僕はなんだか、
普通のレールから外れるようで、
とても怖かったのを覚えてます。
でも、たった15年で、
転職は普通になりました。
僕の恐怖心は、
なんだったんだろう。
普通の幸せが欲しくて苦しむ
僕は長い間、
普通の幸せが欲しくて、
とても苦しんでいました。
僕の思っていた普通の幸せとは、
「それなりの収入があり、
結婚して子供が二人いて、
離婚せずに添い遂げる。
一つの会社で長く働き、
定年退職後はのんびり過ごす。
いつかはマイホーム。
いろいろあったとしても、
それなりに家族仲良く暮らす」
そんなイメージでした。
この段階で僕は、
大きく勘違いしてました。
その勘違いとは、
「そんな普通の幸せは、
それほど努力しなくても、
当たり前に手に入るもの」
そう思っていたのです。
ところが現実には、
一つの仕事を長く続けるのも、
気に入った相手と結婚するのも、
非常に大変なことでした。
当たり前の普通の幸せは、
実はめったに手に入らない。
それを思い知らされました。
努力だけでも、
幸運だけでもダメ。
努力と幸運が二つそろって、
やっと普通の幸せが手に入る。
それは相当、珍しいこと。
だから、むしろ、
手に入らない方が普通。
仕事、結婚、家庭。
普通の幸せを全てそろえる。
そんな人はきわめて少ない。
そのことを最初のデータが、
証明していると思います。
3人に一人生涯独身で、
転職を繰り返すのも普通。
孤独死だって普通です。
離婚するのも、
子供がいないのも、
いたって普通の時代です。
僕たちもこれらの中の、
どれか一つは当てはまるはず。
僕自身いくつか当てはまります。
そうなってくると、
変な表現だけれども、
「普通の幸せなんて、
手に入らなくて普通」
そんな世の中になってます。
昔の普通の幸せは、
普通を超えた幸せです。
本当にあっという間に、
世の中が変わってきてます。
でも、僕たちの価値観は、
その早い変化に追いつけずに、
普通の幸せをそろえたくなる。
だから僕たち凡人は、
苦しんでしまうのでしょうね。
普通の幸せのイメージ
サザエさんの家と、
のび太のパパとママ、
ちびまる子ちゃんの家
クレヨンしんちゃんの家。
30半ばの僕の世代は、
それを見て育ちました。
実際僕の親の世代の人は、
普通の幸せをそろえていた。
いや、実際には、
そろってない家もあったけど、
そろっているように見えました。
だから僕と同世代の人が、
普通の幸せを求めるのは、
当然のことでしょう。
普通の幸せを求めるのは、
決して強欲ではありません。
ただあまりにも早く、
世の中が変わったのです。
今の世代は普通を求めると苦痛
今の世代の僕たちは、
仕事、結婚、家族、
どこか欠けているのが大多数。
普通を全てそろえて、
やっと幸せな人生。
そんな考え方をしていては、
生きるのが苦しくなる。
等身大の日本人は、
生涯独身が普通で、
離婚するのが普通。
子供がいなくて普通で、
3~4回の転職も普通。
孤独死だって普通。
普通の幸せなんて、
今の時代、幻想なのです。
それが普通なのです。
普通を捨てるとやりたいことが見つかる
僕はのび太のパパや、
波平さんのように、
普通に働けなかった。
一つの会社で長く、
ただ定年まで我慢する。
それが僕はできなかった。
僕は、
仕方がないので少しずつ、
普通の幸せを捨てました。
普通の会社員を捨てる。
これは本当に怖かった。
それはつまり、
安定や収入を捨てるのです。
怖くて当然のことでしょう。
でも、そのおかげで、
やりたいことがわかりました。
会社員を辞めて、
やりたいことを見つけて、
それを仕事にしてみたい。
社会人になってから、
カウンセラーで独立なんて、
夢追い人のような生き方。
普通の枠にとらわれていては、
絶対に考えられませんでした。
普通の枠の外まで、
視野を広げるからこそ、
やりたいことはすぐ見つかる。
よく考えてみれば、
それって当たり前のこと。
好きを仕事に挑戦する。
やりたいことを仕事にする。
それってやっぱり少数派。
普通ではない生き方です。
だから、
普通の枠の外に視野を向けて、
はじめてやりたいことが見える。
そのためには一度、
普通の幸せを捨てる勇気が、
必要になるのでしょう。
普通などないとわかれば捨てられる
普通にとらわれて、
普通にしがみついていては、
生きることが苦しくなる。
普通を捨てることで、
やりたいことも見えてくる。
そうはいっても、
普通の幸せが欲しくて当然で、
普通の幸せを捨てるのは怖い。
でも、そもそも、
普通の幸せなんてもの、
この世に存在しないのです。
僕たちの身の回りの人で、
普通の幸せを揃えている人が、
どれだけいてるでしょうか?
1年~2年と短期間なら、
あり得るかもしれません。
でも、5年~10年と、
幸福が長期的に続くなんて、
まずありえないことです。
少なくとも僕のまわりには、
たったの一人もいません。
僕自身も含めて、
どこか欠けていて当たり前。
いくつもかけていて当たり前。
この世の99.9%の人が、
普通の幸せが手に入らない。
表面上は隠していても、
欠けたところを埋めるために、
みんな不安と焦りでいっぱい。
「自分の人生は、
世間一般の普通に比べて、
劣っているのではないか…」
誰もがそんな不安で、
いっぱいなのです。
これからは
普通が手に入らない、
それが当たり前の時代です。
それはみんな同じです。
でも、
みんな同じであるなら、
そんなに怖がらなくていい。
人生の中で、
いくつか欠けていても、
別に問題ないのです。
みんななにかしら、
欠けているのですから。
今さらなにか失っても、
大して変わりありません。
普通の外でやりたいことが見つかる
だから、
必要以上に怖がらず、
普通でない働き方にも、
目を向けてみること。
夢みたいだろうと、
バカげていようとも、
リスクがあろうとも。
常識の外の働き方に、
視野を広げてみること。
たったそれだけのことで、
やりたいことは見つかりますよ。
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今回のやりたいことを見つけるポイント
★普通の幸せなんて怖くない
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■ 編集後記
今回は久しぶりに、
長く書きすぎました。
少しくどくなるのが、
僕の悪いクセだと思います。
本当に書きたいことほど、
どうしても長くなります。
最後まで読んでくれた人、
本当にありがとうございます!