こんにちは。

カウンセラーの中越です。


ダーウィンって知っていますか?

そう、進化論を唱えた、

チャールズ・ダーウィンです。


実はこのダーウィンの人生に、

やりたいことを見つけるための、

大きなヒントが隠されてるのです。


さて、ダーウィンの人生に隠された、

やりたいこと探しののヒントとは??


というわけで今回は、

「ダーウィン」の天職心理学です。




 


□ダーウィンだって悩んでた!?



進化論を唱えたダーウィン。

でも、意外な事にダーウィンは、

博物学者を目指していませんでした。



ダーウィンの父は息子を医者にしたくて、

医学を学べる大学に入れたそうです。


でもダーウィンは医学に興味を持てません。


医学部にはいっても、

漁師と牡蠣を取りにいってばかり。

そしてのその牡蠣を解剖していたのだとか。


また、狩が好きだったダーウィンは、

大学の授業は全然好きじゃないくせに、

はく製術の授業は好きだったみたいです。


そして当時まだ信じられていなかった、

進化論支持者で海面生物に詳しい友人と、

頻繁に一緒に遊んでいたのです。



そんなダーウィンを見て父は、

「ぶらぶらと遊んでばかりいる」、

と思ったのだそうです。


ダーウィン自身も父の意見に、

納得したそうです。



父親に諭されたダーウィンは、

「そろそろちゃんとしなきゃ」と思ったのか、

聖職者になるために神学を学びます。



ところがその後、転機が訪れます。



イギリス海軍のビーグル号に、

フィッツロイ艦長の会話相手として招待され、

博物学者として乗せてもらいます。


そしてその航海での経験が、

進化論の証明につながっていったのです。




このダーウィンの話で面白いのは、

僕たちから見ればダーウィンの人生は、

動物に関する仕事に就くということが、

とても当たり前のことに感じます。


ところがダーウィンも彼の父も、

「そんな仕事でうまくいくわけない」、

「まともな仕事につかなければならない」、

と思っていたようです。


だからこそ最初は医者なろうとしたし、

大学時代、動物への興味が高まったときも、

それをさとされ、神学者になろうとします。




実は当時、進化論というのは、

生物の創造主である、

神への冒涜と思われていました。


進化論を信じている人なんて、

変な人だと思われていたのです。



これはあくまで僕の想像ですが、

ダーウィンも彼の父も、


「博物学者なんかでうまくいくはずがない。

 ましてや進化論なんて怪しいもの、

 そんなもので食べていけるわけがない。


 そんないい加減な仕事じゃなくて、

 医者や聖職者という、

 まっとうな仕事につかなければならない。」



そう考えたのではないでしょうか?



だからこそダーウィンも彼の父も、

大学生活で生物に夢中になったときに、

「いつまでもふらふらしていてはいけない」と、

神学者になろうと考えたのだと思うのです。




「~でなければならない」、

そんな固定観念があるからこそ、

僕たちは悩むのだと心理学では考えます。



「医者や神学者のような、

 まともな仕事につかなければならない…。」



そう思っていたダーウィンは、

博物学というやりたいことへ進むかどうか、

思い悩んでいたのかも知れません。



もしかしたら彼も、


「父に反対されたからなんて理由で、

 一度、簡単にあきらめてしまった…。


 自分の本当に好きなことは、

 博物学者じゃないのかもしれない。

 自分の本当にやりたいことって何だろう…。」


僕たちと同じように、

そう悩んでいたのかもしれません。



でも、その後の歴史が示すとおり、

彼は進化論で科学へ偉大な貢献をします。



不安な気持ちをなんとか振り払い、

正直に好きなことへ一歩踏み出した。

だからこその成功なのだと思います。



過去の世界に住む僕たちからみれば、

ダーウィンの本当にやりたいことなんて、

当たり前のようにすぐわかります。



でも、ダーウィンも悩んでいた。



僕たちがもしダーウィンの友達なら、


「動物や博物学が好きなんだろ?

 成功するか失敗するかなんて、

 やってみないとわからないことだよ。


 やってみたい、好きだと思うなら、

 思い切って挑戦したほうがいいよ!」


なんてアドバイスするかもしれません。





さて、そのアドバイス、

もしかしたら僕たち自身にも、

当てはまることかもしれませんね。



「好きなことなんかで、

 食べていけるわけがない。
 

 ちゃんと安定した収入があって、

 世間体のいい仕事につかなければ…。」


そんな固定観念をほんの少しだけ、

捨ててみてはどうでしょうか?



そのときこそきっと、

新しい道が見つかると思いますよ。




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今回のポイント

★ダーウィンだって悩んでいた!

★固定観念を捨ててみよう!

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■ 編集後記

バイオハザード5。

買いました。そしてクリアしました。


昔のバイオとは違って、

まったく怖いゲームではありません。

ゾンビすらも出てきません。


でも、かなり面白かったです。

いや~、僕にはいいゲームでした。


ネット上での知らない人との、

協力プレイが熱いです。

意外とみんな親切なんですよね。


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