カウンセリングでよくある質問の一つ



こんにちは。

カウンセラーの中越です。



昔からカウンセリングで、

非常に良く聞かれる質問。



その質問がこれ。


「好きなことを仕事にすると、

 嫌いになってしまうと、

 まわりからよくいわれます。


 やっぱり、

 好きなことは仕事にしない方が、

 いいのでしょうか?」



でも、これ、

間違った考え方です。



正確には、

半分正解で半分間違い。

それはなぜか?



読めばきっと納得します。



どこが正解で、

どこが間違っているのか。



今回はそれをお話しします。




というわけで今回は、

「好きなことを仕事にすると嫌いになる」は間違っている

スタートします!!



好きなことを仕事にすると嫌いになる?




実際のカウンセリングで、

昔からよく質問されること。



その質問は、


「好きなことを仕事にすると、

 嫌いになってしまう。


 だから、

 好きを仕事にしない方がいい。

 まわりからよくいわれます。


 それって本当でしょうか…?」




好きを仕事にすると、

嫌いになってしまう。



この考え方は、

たしかによく耳にします。



でも、この考え方、

本当は間違えています。



もう少し正確に言うと、

半分正しくて半分間違ってる。



それは原因と結果を、

混同してしまっているからです。




好きを仕事にして嫌いになる本当の原因





好きなことを仕事にして、

その仕事があまりに辛くて、

好きなことが嫌いになる。



そういう人はたしかにいます。



ただそれは、

好きを仕事にしたからでなく、

次の2つが原因です。




その二つの原因とは、


その1,

「あまりに劣悪な環境で働いた」


その2,

「自分で自分の心を追い込んだ」


です。



つまり働く環境と、

自分のメンタルの問題です。



この2つの原因について、

一つずつ説明していきますね。




働く環境が劣悪で好きなことが嫌いになる





まず説明するのは、


その1,

「あまりに劣悪な環境で働いた」


というケースから。



たとえば、

食に関わる仕事がしたくて、

飲食業界に就職した。



社員からすぐ店長になり、

朝早くから夜遅くまで、

異常な長時間労働。



もちろん土日は休みなし。

バイトが休めば自分が出勤。

店舗に社員は自分一人だけ。



気づいたら働いている理由は、

ただ店舗の売り上げのためだけ。



食べ物を作る喜びなど、

どこにも感じられない。



体調が悪い日が続く。

精神はずっと後ろ向き。



辞めるに辞められず、

ただ惰性で働いている。



将来、ずっとこれが続くのか。

あまりに辛い、しんどい…。




でも、

それを誰かに言うと、


「好きなことなんだから、

 これくらい我慢しろ!」


「本当に好きなことなら、

 これくらい耐えて当然!」


「やりたいことなんだろ?

 だったら残業くらいしろ!」


といわれてしまう。



もう会社、業界の雰囲気が、

そういう押しつけになっている。



もちろん飲食だけでなく、

アニメ、ゲーム、芸術系など、

いろんな業界で聞く話です。



保育士や介護なども、

これに近いかもしれません。





たしかに、

そういう会社、職場は多い。

いわゆる「やりがい搾取」。



「好きなんだったら、

 我慢できて当然だろ…?」

というプレッシャー。



この一言で、

あまりに安い賃金で、

あまりに過酷な労働をさせる。



しかも、

自分の納得いかない方針で、

自分の倫理に反することも、

命令されたらやるしかない。




それでは、

どんなに好きな仕事でも、

いつか心や体を壊してしまう。



そんな環境で働いていては、

どんなに好きな仕事でも、

いつか嫌いになってしまう。



ただ、これは、

悪いのは会社や環境です。



好きを仕事にしたから、

嫌いになったのではなく、

悪い職場環境に潰された。



それが正しい認識です。



好きを仕事にしたから、

嫌いになるというのとは、

少し原因が違うはず。



ここはしっかりと、

区別して考えるべきです。



ここを混同すると、

おかしくなってしまう。



正直なところ、

カウンセリング業界にも、

同じようなことは多いです。



難関資格を取っても、

非常勤で低賃金が多い。



実は僕自身、

独立した理由のいくらかは、

これを避けたかったからです。



僕は大学生の時に、

一度、心理に関わる仕事を、

あきらめてしまってます。



そのあとブラック企業で、

数年間、働きました。



どんな仕事であっても、

こんな働き方をしたら、

嫌いになってしまう。



それを深く痛感しました。



だから、もう一度、

心理職を目指したとき、


「せっかく好きな心理学を、

 嫌いになる働き方だけは、

 絶対にしないようにしよう」


それを深く心に誓いました。



だから、

自分の努力の方向性には、

すごく気を遣ってしました。



心理学を楽しく学び、

やりがいある仕事内容にする。



それができないときは、

いくら利益になる仕事でも、

断るようにしています。



だからこそ、

今でも心理学が好きだし、

今でも続いています。



どれだけ好きな仕事でも、

努力の方向性によっては、

ただの苦行になってしまう。



それだときっと僕は、

続いていませんでした。



せっかくの好きなことが、

ただの苦行になってしまうのは、

あまりにも悲しいことです。



そんな労働環境で働くのは、

絶対に避けるべきです。




自分で自分を追い詰めるケース





次に説明するのは、


その2,

「自分で自分の心を追い込んだ」


というパターンです。



自分の好きなことが、

劣悪な環境の職場が多い、

そもそも就職自体少ない。



そいうことは、

とてもよくある話です。



そこで、

自営業やフリーランスを目指す。

そういうケースも多いです。



ところが、

自営、フリーランスでは、

全く違う現象が起きます。



今度は他人や会社から出なく、

自分で自分を追い詰めるのです。



その最も大きな要因は、

焦り、不安、劣等感です。



自営業やフリーランスで、

最初から順調というのは、

まずほとんどありません。



軌道に乗り始めるまで、

少し時間がかかって当然。

それは誰でも同じです。



がんばったからといって、

すぐ結果が出るものはない。

多少の時間がかかるのです。



でも、

誰もがその最初の時期に、

非常に強い焦りを感じます。



ほんの数ヶ月、

結果が出ないだけで、

非常に強く焦ります。



「好きなことを仕事にと、

 フリーランスを目指してる。


 でも、

 なかなか結果が出ない…。



 周りの友達は結婚して、

 子供も育てているのに。


 会社員として、

 出世した友達もいるのに。



 それを考えると、

 気持ちが揺らいでくる。


 これくらいで、

 気持ちがぐらついている。

 そんな自分が情けない…!



 好きなことのはずなのに!

 自分で決めたことなのに!



 もっともっと努力して、

 もっとしっかり稼がなければ!


 一日、いや一秒でも早く、

 数字として結果を出さなば…!



 今の状況では、

 周りの人にバカにされる…!」



そんな不安、焦り、劣等感で、

どんどん自分を追い込んでいく。



そうなると、

無理ながんばり方をします。



働き続けて疲れているのに、

さらにがんばろうとしてしまう。



でも、

疲れ切っている頭と体では、

なにをやっても空回り。



まるでハムスターのように、

必死に滑車を回すだけ。



自分でやり始めた仕事を、

自分自身でブラックにする。



不安と焦りで視野が狭まり、

滑車に乗っていることすら、

気づくことができない。



ゆっくり休んで、

焦らず平常心で考えれば、

すぐに気づけたことなのに。



バカな儲け話に引っかかるのも、

大抵はこういう状況の時です。



「すべては、

 ほんの一秒でも早く、
 
 結果を出すこと。


 だって、

 不安だから」。



そこにばかり目が行って、

好きなことを楽しむことは、

全くできなくなっている。



もはや好きなことよりも、

お金になりそうなことばかり、

考えるようになっている。



そんなことでは、

結果など出るわけがない。



結果が出なければ、

さらに焦り、不安、劣等感が、

強くなってしまう悪循環。



そのうちイライラして、

人にもあたるようになる。



そしていつかは限界が来て、

その仕事をやめてしまう。



でも、そんな辞め方では、

好きだったはずのことに、

嫌なイメージがこびりつく。



だから好きを仕事にして、

嫌いになってしまうのです。



ただ、これも、

好きを仕事にしたから、

嫌いになるというのとは、

少し原因が違います。



ここはしっかりと、

区別して考えるべき問題。

安易に混同してはいけません。



本当の原因は、

好きを仕事にしたからでなく、


「焦りと不安から、

 自分で自分の仕事を、

 ブラックにしたから」


これが本当の原因です。




僕自身、2つ目のパターンに落ちた





この2つ目の原因について、

何でこんなに詳しく書けるのか?



それは僕自身も、

そうなりかけた経験があるから。



20代半ばの僕は、

一度あきらめた心理の仕事に、

もう一度チャレンジするとき。



「せっかく好きな心理学を、

 嫌いになる働き方だけは、

 絶対にしないようにしよう」



それを心に誓いました。



それでも、独立をした瞬間、

焦りと不安はすごく強かった。



「失敗したらどうしよう…」。



そういう不安感から、

朝起きてすぐにPCをつけ、

夜中までずっとサイトを修正。



自分で自分の仕事を、

ブラックにしてました。



働く人のカウンセラーなのに、

まさにミイラ取りがミイラ。



独立した最初の年の冬。

激しい腹痛で救急病院へ。

下痢と嘔吐の繰り返し。



あとになって考えれば、

疲れがたまって弱っていた。

そこに菌が入ったのです。



もちろんそんな働き方では、

好きな心理学も楽しめない。



好きなことをやってるのに、

全然楽しくないし体もボロボロ。



やっと目が覚めて、

自分がおかしくなってることに、

気づくことができました。



それに気づいてペースを下げ、

ちゃんと休みを取るようにし、

楽しく働くよう意識しました。




さらに恥の上塗りですが、

その後、数年にわたって、

何度も同じ失敗をしました。



焦りや不安、劣等感から、

自分で自分の仕事を、

ブラックな働き方にしました。



そのたびに目を覚まし、

自分の間違いに気づきました。



今だからいえますが、

僕はあきらかに間違ってました。



そして、

自営業を目指す人のほとんどが、

ほぼ同じ失敗をします。



これはカウンセラーとして、

いろんな人の話を聞いていて、

本当に確信を持っていえます。



自営やフリーランスを目指す人、

誰もが一度はこの失敗をします。



僕達が間違っていたのは、

好きを仕事にしたことでなく、

努力の方向性です。




(僕の場合、
 最初は無料、そして副業と、
 小さなステップを重ねていた分、
 かなりマシな方だったはず。

 いきなり独立していたら、
 もっと強い焦りがあったはず。

 それを考えると、
 本当にぞっとします)




好きを仕事にするなら楽しむ意識が大事





一つ間違いなくいえるのは、


「好きなことを仕事にすると、

 嫌いになるからやめた方がいい」


これは問題を混同しています。



本当の原因は、


「あまりに劣悪な環境で働いた」

「自分で自分の心を追い込んだ」


この2つです。



そうならないためには、


「劣悪な職場環境でないか、

 しっかりと下調べすること」


「自営やフリーランスは、

 自分自身を追い込まないよう、

 ゆとりと遊び心を持つこと」


これが本当に大切です。




好きなことを仕事にするとき、

楽しむ意識を忘れがちです。



でも、

楽しくなくなってしまったら、

何のために好きを仕事にしたのか、

その意味もなくなってしまいます。



好きを仕事にするからこそ、

仕事を楽しむ意識を持つこと。



好きを仕事にするからこそ、

ブラックな働き方を避けること。



そこを意識して、

ちゃんと実行していく。



天職と思える働き方に、

大きく近づけるはずですよ。









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今回のやりたいことの見つけ方ポイント

★仕事を楽しむ意識を忘れない!

★焦りと不安で楽しさを忘れる!

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■ 編集後記


僕の新刊、

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実はこの本を出してから、

ツイッターをよく見るように。

いわゆるエゴサーチです。


リアルタイムで本の感想が、

直接届いてきますね。


いい感想があると、

やっぱりすごくうれしいです!


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送ってしまいますね。


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