こんにちは。
カウンセラーの中越です。
ひきつづき僕の新刊、
「なぜあの人は楽しそうに働くのか」、
これを売るための大作戦ブログ。
でも今日はちょっと趣向を変えて、
僕が本を書く理由を話します。
今回はちょっと熱い話です。
それでいきなりですが、
本を書くってのは儲かりません!!
印税って意外に少ないのです。
僕の場合だと一般的な30代男性の、
冬のボーナスと同じくらい。
下手すると少ないかも…。
1年近くかかって書いたので、
その時間を本業に費やせば、
もっともっとお金になるのです。
費やした時間を考えると、
正直、コンビニでバイトしたほうが、
よっぽどお金になります。
カウンセラーの僕ですらそうですから、
コンサルタントや経営者さんなどは、
もっと本業のほうが儲かります。
相当なベストセラー作家でなければ、
本を書くのは利益の非常に薄い仕事です。
何が言いたいのかというと、
本業のほうがはるかにお金になるのに、
なんでわざわざ本を書くのか?
これは恥ずかしいくらい青臭いですが、
やっぱり伝えたいことがあるからです。
一冊目の僕の本、
「今の仕事で本当に幸せになれますか」は、
「仕事を辞めてしまって自分を責めている人」、
「どうしても仕事が辛くて仕方がない人」、
そういう人に読んでもらいたくて書きました。
なので、仕事のために、
追い込まれている人のための項目が多いです。
そして今回の本、
「なぜあの人は楽しそうに働くのか」は、
「もっと充実した仕事をしたいのに、
どうしてもうまくいかない人」
「自分にはもっと可能性があるはずなのに、
どうすればいいかわからない人」
「もっと楽しく自由に生きたいのに、
どうしてもそれが出来ないでいる人」
そういう人のために書きました。
いや・・・・、
もっともらしいことを書きましたが、
実際は違うかもしれません。
僕は自分自身がやりたいことを見つけるまで、
仕事が辛く苦しくて仕方ありませんでした。
今の仕事を、
あと何十年も働かないといけないと考えると、
それだけで吐き気がしていました。
でも、カウンセラーになってからは、
おじいちゃんになっても働きたいです。
「昔の自分がこういうことを知っていたら、
あんなに苦しまなくってよかったのに…」
たぶん、そう思うから書けるんです。
昔の自分と同じように苦しんでいる人に、
やっぱりなにか伝えたいことがあるんです。
それはこのブログやメルマガも同じです。
この本は完成した今200Pくらいですが、
もとは400P近くあります。
編集者さんがうまくまとめてくれました。
400Pって字数で言うと、
全部でだいたい2万字前後書きました。
400P、いや200Pでも、
それはお金や名誉目的では書けません。
プロのライターは違うのかもしれませんが、
文章の素人では伝えたいことがなければ、
書ける量じゃないのです。
それは僕だけではなく、
執筆が本業でない人の場合、
全著者がそうだと思います。
本を書く理由。
青臭くて恥ずかしいですが、
仕事で苦しんでいる人に、
伝えたいことがあるからです。
そしてその伝えたいことが、
やっと形になったのがこれなんです。
「なぜあの人は楽しそうに働くのか」
だからこそ、
やっぱり売れて欲しい。
というより、中古でも良いから、
たくさんの人に読んで欲しい。
本を書いた後って、
そんな気持ちになるんです。