天職を見つけるために役立つ寓話
こんにちは。
カウンセラーの中越です。
作者不明のある寓話。
この寓話がとても面白い。
そして天職を見つけるための、大きなヒントにもなってます。
そこで今回は、その寓話を紹介したいと思います。
というわけで今回は、「天職と老人とオオカミの話」。
スタートします!!
作者不明の寓話
海外のネット上で、作者不明とされる寓話があります。
これがなかなか考えさせられます。
その寓話を、ちょっと紹介したいと思います。
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おじいさんが孫の男の子に語って聞かせた。
「わしの心の中には、オオカミが二匹住んでいる。
この二匹はいつも激しく戦っている。
一匹は悪いオオカミだ。短気で、欲張りで、嫉妬深く、傲慢で、臆病だ。
もう一匹は善いオオカミだ。平和を好み、愛情深く、謙虚で、寛大で、正直で、信頼できる。
この二匹は、お前の心の中でも、他のすべての人の心の中でも戦っているのだよ。
孫はすこし考えてから尋ねた。
「どっちのオオカミが勝つの?」
老人は微笑んでこう答えた。
「それは、お前が餌を与えた方だ」
『希望の歴史』より
著 ルドガー・ブレグマン
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この話、本当にその通りですよね。
やっぱり僕の心の中にも、悪いオオカミと善いオオカミがいます。
それはカウンセラーになってもちっともかわりません。
嫉妬に苦しんだり、自分の欲に振り回されたり、ついイライラしてしまいます。
でも同時に、できれば人の役に立ちたいし、自分と関わる人を大事にしたいと思います。
なるべく正直で謙虚で、自分の過ちをゆるす以上に、他人のことをゆるせたらと思います。
そして、どちらのオオカミが勝つかは、僕たちが日々の日常の中で、どちらを選択するかにかかっているのでしょう。
いつもなんて無理だから、努力目標で十分だけれども、できれば善いオオカミに餌を与えたいものですよね。
天職もこのオオカミと同じ
さて、天職を見つけるときも、やっぱり二匹のオオカミが戦います。
その中でも特に、臆病というオオカミがやっかいです。
「新しいことをはじめるのは、なんだか怖い…」
「普通と違う仕事を目指し、もし失敗したら…」
「才能もないのに、やりたいなんていえない…」
そういう気持ちから、自分のやりたいことを、心の奥底に封印してしまいます。
あまりに心の奥深く封印してしまうので、いつしか自分でも、自分にやりたいことがあったことを忘れてしまいます。
不安や恐怖、臆病という気持ちは、自分が何を好きかということさえ、忘れさせてしまうのです。
それは決して恥ずかしいことでも情けないことでもなく、人間ならば誰だって、そうなってしまうのです。
なにしろ僕たち人間の心には、二匹のオオカミがいるのですから。
でも、
「やりたいことに挑戦して、充実して働きたい!」
「なにも行動せずに後悔するのは、もう嫌だ!」
「才能を言い訳にする大人には、なりたくない!」
そんなセリフを言うオオカミも、僕たちの心の中にちゃんといます。
なによりも、
「自分の弱さを認められる人間になりたい。
その上で、より善い人間になっていきたい」
そんな成長したいという欲求を持ったオオカミが、ちゃんと僕たちの心の中にいるのですから。
そして僕たちは、毎日毎日、どのオオカミに餌を与えるのか、試されているのです。
どちらのオオカミに餌をあげたら、天職が見つかるのか?
それは小学生でも、わかることですよね。
どちらのオオカミに餌を与えるかは、僕たちが今日、どんな行動を取るかで変わります。
「興味ある資格について、ネットで調べてみる」
「ほんの数行でもいいから、文章を書いてみる」
「実際やっている人に、すこし話を聞いてみる」
そんなたった5分の行動で、人生って変わっていくんです。
だから、今日一日、ほんの5分でいいから行動してみませんか?
たった5分行動するだけで、何もしないよりもずっと、充実した気分で一日を過ごせるはずですよ。
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今回のやりたいことの見つけ方ポイント
★自分の中の臆病を認めること!★ほんの5分でいいから行動を!
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■ 編集後記
もうすぐ急に涼しくなるそうです。
僕は暑いのがすごく苦手なので、かなりうれしいです。
秋服バンザイ!