こんにちは。
カウンセラーの中越です。
大阪茶屋町カウンセリング教室。
基礎コース前編、無事に満員になりました~!
正直、本当にホッとしています。
やりたいことをやろうとすると、なにかを減らさなきゃいけません。
それは、何かを失うということでもあります。
多くの人の場合、今の仕事や安定などかもしれません。
今回、僕の場合は、大量の時間と気力です。
僕のような個人事業主は、自分が働かないとお金なになりません。
その働くために一番大事なのが、時間と気力です。
時間と気力がなければ、どれだけ働こうと思っても働けないのです。
それは大幅に収入が下がることを、意味しています。
なので、僕自身も安定収入を失う怖さが根底にあるのだと思います。
カウンセラーなんてそんなに儲かる仕事ではなく、いままでも決して稼いでいる方ではありません。
そこからさらに下がるのですから、それはもう大変です。
やっぱりすごく怖くて、
「今までどおり天職探し心理学だけやってたほうが、いいんじゃないだろうか?
リスクを抱えてまでチャレンジする必要が、本当にあるんだろうか?
ましてや、まだ1歳の子供がいるのに…」
何度もそういう気持になりました。
でも、正直いうと、自分でも何が怖いのかよくわからないのです。
「なんとなくこういう方向に進みたい。
その気持に絶対の確信なんて持てない…。
ただ、その気持は小さいけれども、自分の中にずっとある。
だから、いつかやらなきゃ後悔するだろうなと、なんとなく思う。
でも、漠然となんとなく不安…。
その不安感がとても強くて怖い…。
だから…、
何も行動できないまま時間が過ぎている…」
そうとしかいいようがありません。
一つ思うのは、あまりにもすべてが初めての体験で、手探りだからだと思います。
僕自身、カウンセリング教室の開業、運営なんて初めてです。
もっというと、この世の中に「カウンセリングの資格団体」はたくさんあります。
でも、実は「カウンセリング教室」ってないんです。
少なくとも僕が検索した上ではありませんでした。
もちろん地域の公民館などで、まったくネットを使わずにやってる人もいるかもしれません。
なので、可能性はゼロではありませんが、ほぼゼロといっていいでしょう。
あくまで「カウンセリング教室」にこだわるのには、理由があります。
資格を取ったら終わりではなく、カウンセラーたちが集える場所にしたいのです。
民間で資格を取ったカウンセラーって、学会とかに入るのは敷居が高く感じます。
やっぱりビビっちゃうんですよね。
(僕もすっごくビビってました)
だから結構、資格を取ったあと孤独になっちゃうんです。
資格を取ったあとにどこで勉強したらいいのか、わかんなくなっちゃうんです。
僕は以前から、そういうところに問題意識を感じていたのです。
僕自身もそれで悩んだ時期があったのです。
だから、町の書道教室やピアノ教室のように、ずーっと通い続けられるようなカウンセリング教室。
そういうものが必要だなと思っていたのです。
だって、カウンセリングや心理学って、基本的に生涯学習ですから。
ただ、カウンセリング教室を開くというのは、今までこの世にない仕事を作るということ。
何を参考にしてサイトを作ったらいいのか、準備を始めていったらいいのか。
そういうことがまったくわかりません。
完全に全部一からで、手探りです。
何が正解かわからない中、自分の手探りで物事を進めていくのは、すごく不安です。
そもそも、それが世の中に求められているのかどうかも、やってみないとわかりません。
これは不安があって当然です。
さらに、こういう不安感を消し去るのに、いわゆる心理療法はあまり役に立ちません。
これはカウンセラーとしては、すごく歯がゆく悔しいところです。
でも、ここはちゃんと正直に書かなければいけないと思います。
カウンセリングはどんな不安でも消し去る、魔法のようなものではありません。
もちろん、カウンセリングを受けることで、心の支えを得られます。
それはとても大きな力になります。
僕自身、自分の恩師のところに相談に行きました。
それによってずいぶんと大きな力をもらいました。
(そうでなかったら動けていなかったかも)
ただ、なにかやりたいことをやりはじめるとき。
不安になるのは、いたって当然の心の反応です。
もし、ここに不安を感じないのであれば、それはリスクを感じる客観性すら失っているということ。
だって、どう考えたってリスクは実際に存在するのですから。
不安を感じないというのは、それを見て見ぬふりをしていること。
無理矢理なポジティブシンキングになっているだけです。
それは自分の心にうそをつくことになります。
それは、カウンセリングが目指すものとはむしろ真逆のものです。
よく相談者さんがおっしゃる言葉で、
「本当にやりたいことさえ見つかれば…。
そしたら、不安を感じずにどんどん行動できるはずですよね?
行動できないっていうことは、本当にやりたいことじゃないですよね?」
というものがあります。
ですが、残念ながらこれはやりたいことに対して、過度な幻想を持ってしまっています。
そうなる背景には様々なメディアが、
「やりたいことさえ見つければ、どんどんやる気がわいて不安なんてなくなり、キラキラと成功できる!」
そういう過度なメッセージを発信しすぎたからだと思います。
(僕の過去の本がそういう勘違いをさせていたら、申し訳ないと思う。そうならないように気をつけて書いたけれど…)
実際のところ、本当にやりたいことを見つけても、人間は不安でいっぱいです。
むしろ、やりたいことが見つからないのは、不安がやりたいことを覆い尽くしてしまうからなのです。
「こういうことにちょっと興味がある。
やってみたい気持は、ほんのちょっとだけある。
でも、失敗したらどうしよう…。
やりたいことだといってやりはじめて、それで失敗してしまったら…。
情けなくて惨めな人生になってしまうかもしれない…」
そんな気持になって、誰だって動けなくなるのです。
金メダリストも有名な芸術家も、お笑い芸人やYouTuberも。
最初は不安で不安で、仕方がなかったはずです。
そして、不安は人間にとってとても重要な感情です。
人間って、不安な気持ちがなければ、努力もできません。
「こんな受験勉強、オレなら余裕だぜ!」
そう思っていては、コツコツ勉強する気にはなれません。
「うちの妻が浮気なんてするわけがない!」
そう思っていては、奥さんに不遜な態度を取るかもしれません。
人間って、多少の危機感があるからこそ、自分を律することができるのです。
そして、不安がない人間は、必ず慢心してしまいます。
自信満々で絶好調のときほど、人間は努力を怠り堕落してしまいます。
大物芸能人が不祥事を起こすのは、案外、そういうときなのかもしれません。
不安というのは、人生のちょっとしたスパイスです。
不安があるから、ピリッと自分を律せます。
不安を消すことばかり考えていては、不安のそういう側面に気づけません。
ある意味で、不安は僕たちを守ってくれているのです。
不安で不安で自信がない。
それはとてもつらいことです。
今まさに僕自身、とてもつらいです。
新しいやりたいことをやるのに、自信満々の人なんていませんから。
僕も初めてのカウンセリング教室で、本当に不安でいっぱい。
不安と焦燥感が入り交じって、頭がおかしくなりそうになります。
しかし、不安だからこそ、その不安を少しでも減らすために、行動を起こせる。
だって、僕たちにできることなんて、それしかないのだから。
それがなかったら僕は、なんの努力もせずにダラダラした人生になっているかもしれません。
一日一日にできることは、本当に小さなことかもしれない。
実際のところ、やりたいことが見つかっても、人間なんて怠けてしまう生き物です。
一日の大半をダラダラして過ごして、気づいたら1日5分しか行動できていない日も多いでしょう。
でも、その5分でいいのです。
その5分は何もしないよりも、ずっと大きな一歩なのですから。
その小さな5分を積み上げていった人だけが、やりたいことを仕事にするのです。
だから、不安なままでいいのです。
ほんの少しだけ行動してみませんか?
不安に覆い尽くされているだけで、きっとこころの中にやりたいことがあるはずですよ。
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天職・やりたいことを見つけるポイント
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■ 編集後記
ダイエット企画 18週目
もう18週も続いているだけでエラいです。
スタート70キロ。
で、今日の朝、64,8キロ!
夢の64キロ台。
偶然じゃなく安定して64キロになってきました。
いや~、人間、やればできるものですね~。
ただ、ちょっと野菜不足な気がします。
お昼にサラダを食べようかな~。
でも、サラダってテンション上がらないんですよね。