こんにちは。

カウンセラーの中越です。



やりたいことを見つける悩みで、

相談者さんから聞く意外な言葉。



それは、


「そういう服装で働く方が、

 なんかしっくり来るんですよ」


という言葉です。



服装で仕事を選ぶなんて、

軽率に思うかもしれません。



でも、

これは意外に深い話で、

きっと共感するはず。



これを深く考えると、


「やりたいことを見つけるには、

 服装から考えるのもアリかも」


と思えてきます。



さて、それは一体なぜか?



というわけで今回は、


「意外にも、

 やりたいことを見つけるには

 働く服装から考えること」


スタートします!!





こういう服装で働きたいという気持ち




やりたいことを見つける悩みで、

相談者さんから聞く意外な言葉。



それは、


「そういう服装で働く方が、

 なんかしっくり来るんですよ」


という言葉です。



たとえば、


「スポーツウェアで働くのが、

 自分はしっくり来るんです」


「美容系の人みたいに、

 綺麗な服装で働きたいんです」


「私服で働く仕事の方が、

 自分に合っている気がします」


「技術研究してた時のように、

 作業着が落ち着くんです」


「医療系の服で働くのが、

 自分のイメージに合うんです」



相談者さんからそんな言葉を、

実際によく聞きます。



もちろんやっぱり、

「スーツで働きたいんです」

そういうセリフも根強いです。



これは決して、

「ダサい服装が嫌…」

とかではありません。



本当に人の好みはそれぞれで、


「美容系で働いたとき、

 まわりがすごくオシャレで…。


 そこまでのオシャレは、

 なんだか気後れするので、

 私に合わなかったんです」


そういうケースもあります。




ただ、


「こういう服で働く方が、

 自分らしい気がする」


「その服装で働くのは、

 なんか自分に合わない」


そういう感覚が、

個人個人大きく違う。

それだけの話です。


たとえば、

同じ飲食系で働くのでも、


「ラーメン屋さんみたいに、

 元気な服装で働きたい」


という人もいれば、


「ホテルのレストランのように、

 フォーマルな服で働きたい」


という人もいます。



ここには何かしら、

価値観の違いを感じます。



また同じ私服で働くのでも、

IT系とアパレル系では、

大きく雰囲気が違います。



そして不思議なことに、

服装自由の業界であっても、

全体的には似たような服に、

やっぱりなってきます。



ITベンチャー系の人は、

ITベンチャー系っぽい服を、

やっぱり着ています。


そこにはなにか、

その業界の文化や価値観が、

反映されているはずです。


先進的で縛られたくない。

スーツなんて無駄の象徴。


そういう価値観があるから、

スーツが嫌なのかもしれません。



こんなふうに実際のところ、

どんな服装で働くのかは、

価値観を表しています。



これは意外なことに、

仕事を選ぶときの指針として、

大きなポイントになっています。




服装には価値観が反映されている




「どんな服装かなんて、

 そんな軽率な考え方で、

 仕事を決めていいの?」


そう思うかもしれません。



でも、

よく考えてみると、

軽い理由ではありません。



だって、


「服装というのは、

 最もその人の価値観が、

 わかりやすく表れる所」


ですから。



ミュージシャンを見ていても、

やっぱりその音楽性と服装には、

明らかに関係性があります。



だから、

フォークソングの歌手と、

ヘビメタのバンドでは、

服装が違って当然です。



自営業や経営者だと、


「お客さんから、

 泊がついて見えるように、

 高級なスーツを着ています」


という人も多いです。




服装というのは、

自分がどんな人間かを、

意識的、無意識的にしろ、

表現しているのです。



もう少しいうと、

服装を気にしないというのも、

無意識的な一つの表現なのです。




仕事着にはその仕事の価値観が詰まってる




だとすれば、


「どんな服装で働くかは、

 その仕事の価値観を、

 最も強く表している所」



そう考えても、

まったくおかしくありません。



「どんな服装で働きたいか?」



それは、


「どういう人達と、

 どんな価値観を共有して、

 働いていきたいのか?」


そこにつながります。



もっというと、


「どんな服装で働きたいかは、

 どんな自分でいたいのか?」


を反映しているのです。



スポーツウェアも白衣も、

作業着もスーツも美容系も。

高級な経営者のスーツも。



何かしらその服装から、

どんな人間性なのかを、

イメージさせられます。


そこにはその業界特有の、

文化や価値観も反映されてます。



それは逆に考えると、


「どんな服装で働きたいかは、

 どんな働き方をしたいかの、

 イメージをつかむことになる」


そう考えるのは自然なことです。


そして服装で考えるのは、

働き方を考えるとき唯一の、


「ビジュアル化して

 考えることができる部分」

なのです。


これって実は、

とても貴重な要素です。




僕自身の働く服への気持ち




僕自身の場合だと、

はじめて働いた会社が、

リフォーム会社でした。



その会社は元々工務店で、

営業マンとして入社をしても、

ガテン系の作業服が制服でした。



ところが、

色白もやしっ子な僕には、

ガテン系の作業服なんて、

壊滅的に似合わない。



(一度でも僕に合った人は、

 これがよくわかると思う)



「なんというか、

 自分がこの服を着るのは、

 すごく違和感がある…」


僕自身も周りの人も、

それをずっと感じていました。



そのときの先輩や上司は、

ガテン系の作業服がよく似合う、

たくましく男らしい人達でした。



いわゆる、

バリバリの体育会系です。



そういう雰囲気も、

僕には全く合いませんでした。



そのあと、

別の会社でスーツで働きました。



スーツで働いた感想は、

やっぱりちょっとうれしい。



「作業着よりは

 スーツの方がずっといい」



そう感じたことを、

今でもすごく覚えてます。



ただ、


「じゃあ、

 箔をつけるために、

 高級スーツでビシッと決めて、

 かっこよくプレゼンをする。


 そんな、

 バリバリのビジネスマンに、

 自分はなりたいのか?」


と考えると、


「なんだかそれもな~、

 違う気がするよな~」


と思っていました。



どう考えても僕は、

「やり手なビジネスマン」

という雰囲気ではありません。


(これも、

 一度でも僕に合った人は、

 これがよくわかると思う)



1日や2日くらいなら、

コスプレ気分で楽しめますが、

毎日それだと僕は疲れます。



カウンセラーになってから、

私服で働くようになりました。


しばらくして、


「カウンセラーが堅い服だと、

 相談者さんが緊張するかも。


 せっかくだから、

 柔らかい雰囲気の服にしよう」


そう考えるようになりました。




「作業着でもスーツでもなく、

 柔らかい雰囲気の服で働く」



これは自分に合っていて、

なんだかとてもしっくりきます。



なんというか、

「僕っぽい」のです。



いまとなっては、

これが一番自分らしいと、

素直に思えます。




どんな服で働きたいかで考える




僕自身を振り返ると、

どんな服で働くかなんて、

若い頃は全く考えてなかった。



ただ、僕にとって、

ガテン系の作業服で働くのは、

違和感がすごく強かったです。



「この服装で働くのは、

 なんだか自分に合わない」


それはハッキリわかりました。



とはいえ最初から、


「僕はスーツより

 私服で働きたい!」


なんてこだわりも、

全然、ありませんでした。




ただ、

自分自身の過去を振り返ると、


「そういう服装で働く方が、

 なんかしっくり来るんですよ」


という相談者さんの言葉は、


「なるほど。

 たしかにそういう考え方は、

 妥当性を感じさせるな~」


と思わされます。



もっと早い頃から、


「どんな服で働きたいか?」


それを考えていたら、

こんなに遠回りばかり、

しなかったかもしれません。



僕たちが思ってる以上に、

服装や見た目というのは、

価値観を反映しています。



「どんな服装で働きたいかは、

 どんな働き方をしたいかの、

 イメージをつかむことになる」




「どんな服装で働きたいか?」

「どんな服装で働くのは嫌か?」

ぜひ考えてみてください。



それを考えてみるのは、

自分自身の価値観を明確にし、

やりたいことを見つけるための、

大きなヒントになるはずです。



「ラーメン屋さんみたいに、

 元気な服装で働きたい」


という人もいれば、


「ホテルのレストランのように、

 フォーマルな服で働きたい」


という人もいるのです。



同じ業界のなかでも、

それは全く違います。



そこには自分自身の価値観が、

必ず反映されてるはずですよ。





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■ 編集後記


暑くなったり、

寒くなったり。


これでは体調管理しても、

風邪引いちゃいますよね。


子供のころは風邪を引くと、

学校を休めてうれしかった。


大人になると、

風邪を引いたところで、

ただただしんどいだけです。


多少、暑くても、

温かくしておきます。


さて、先日出した僕の本、

『「うつ」な気分を手放す方法

 微笑みの練習帳』


ぼちぼち好評の様子です。


まだ読んでいない人は、

紹介ページだけでも、

読んでみてくださいね~。






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