こんにちは。
カウンセラーの中越です。
小さいころよく、
「みんなやってるんだから、
ちゃんとやりなさい！」
と怒られました。
意外なことにこの言葉、
天職探しにおいても、
大きな意味があります。
なぜこれが天職と関係あるのか？
それを心理学で説明します！
というわけで今回は、
天職を見つけるにはみんなと一緒をやめること
スタートします！！
みんなやってるのことが正しく感じる
「これ、
みんなやってるのよ？
あなたはやらなくていいの？」
この言葉は、
非常に強力な言葉です。
大人になった今も、
「今度の飲み会、
ほとんどみんな参加しますよ。
本当に行かないんですか？」
といわれてしまうと、
なんだか急に不安になって、
「僕も参加します！」
といってしまいます。
また広告などで、
「３０代の８割が体臭対策を！」
なんて言葉を聞かされると、
「自分も体臭対策を、
やらなきゃいけないよな…」
と不安になってきます。
みんなやってるに意志を左右される
「みんながやっている」。
人間って結構単純で、
それだけでそれが正しいと、
つい感じてしまうものです。
最初の自分の意志や考えより、
「みんながやっている」の方が、
正しいと思ってしまうのです。
こういうのを、
「社会的証明の原理」、
といいます。
「みんなやっているのに…。
あなただけ違うことやるの？
それで本当に大丈夫なの…」
たったこの一言で、
簡単に不安をあおって、
人の心をコントロールできる。
「社会的証明の原理」って、
悪用されると怖いですね。
天職を見つけるのにみんなは関係ない
さて、天職を見つけるときも、
僕たちは社会的証明の原理に、
翻弄されてしまいます。
「みんな３年は続けてるわよ…」
「みんな独立なんてしないよ…」
「みんな我慢して働いてるよ…」
そういわれると、
まるで自分が間違ってるように、
不安になってきます。
「もっと自分に合った職場で、
まともな労働環境で働きたい」
「どうせがんばるのであれば、
独立して納得いく仕事をしたい」
「我慢ばかりして働いても、
幸せになれるとは思えない…」
自分の本心では、
そう考えていたとしても、
「みんなやっているのに…。
あなただけ違うことやるの？
それで本当に大丈夫なの…」
このたった一言で、
僕たちの心は大きく揺らぐ。
僕たち人間手弱い生き物で、
社会的証明の原理の前では、
なかなか意志を貫けません。
だから、
心が揺らぐ自分を責める必要は、
どこにもありません。
みんな不安で、
みんな心が揺らいで、
それが人間の本当の姿。
意志が弱くても揺らいでも、
それでいいのです。
働き方に他人の意見は関係ない
でも、
そこで考えて欲しい。
そのみんなって、
いったい誰のことなのか？
その誰かさん達は、
幸せそうに働いてるのか？
通勤電車に乗ると、
死んだ目をしてる人ばかり。
居酒屋ではあちこちから、
職場のグチが聞こえてくる。
そんなみんなの声を聞いて、
僕たちは幸せに働けるのか？
みんなの声が、
いつも正しいとは限らない。
それに人生や働き方など、
人それぞれ答えが違って当然。
そういう問題に、
「みんながやってるから…」、
は通用しません。
だって、それでは、
自分の心が納得しないから。
結局、
「みんな」なんて関係ない。
天職につけるかどうか。
幸せな働き方になるかどうか。
そこには、
自分が正しいと思うこと。
自分の心が納得すること。
どれだけ不安でも、
それを少しずつ行動していく。
そうやることでしか、
天職にはたどり着けません。
「みんなやっているから…」
そんなの無視して、
自分がやりたいと思うこと。
１日５分だけでも、
やってみませんか？
その積み重ねが、
天職に近づくんですよ。
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今回のやりたいことの見つけ方ポイント
★みんなと違うのは怖くて当然！
★天職には自分の考えが大事！
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■ 編集後記
う～ん、今年は涼しい！
暑いのは苦手なので、
すごく助かっています。
