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闘争と逃走の心理学から天職の見つけ方を考える
こんにちは。
カウンセラーの中越です。
「思えば、
逃げてばかりの
人生だったな…」
僕にとって天職である、
カウンセラーになる前、
いつもそう思ってました。
そして、
それは心理学的に、
正しいことなのです。
なぜ、
逃げることが正しいのか?
というわけで今回は、
「闘争と逃走の天職心理学」
スタートします!!
人間は闘争と逃走反応がある
人間はストレスを感じると、
不安や恐怖などを感じます。
そのとき、
まず僕たちの脳が、
反射的に感じるのは、
「戦うべきか?」
「逃げるべきか?」
ということです。
なので、
ストレスに対する反応を、
闘争逃走反応といいます。
ダジャレみたいなので、
すぐ覚えた心理学用語です。
でも、
僕がこれを覚えたのは、
ダジャレだからだけでは、
ありません。
逃走は一つの処世術
自分自身を振り返って、
ストレス状況にあったとき、
どうしていただろうか?
それを考えると、
「思えば、
逃げてばかりの、
人生だったな…」
と思ったのです。
恋愛も勉強も部活もバイトも、
自分から何一つがんばらない。
いわれたことはやるけど、
主体的・能動的に動かない。
とにかく、
「自分からは動こうとしない」。
そういうタイプの人間でした。
でも、
それが悪いかというと、
層でもないとも思います。
だって、
人間なんて誰しも弱い生き物。
自分から動くというのは、
失敗したら責任は全て自分。
それは逃走したくなります。
だから、
ほとんどの人が僕と同じように、
自分から動きません。
それに、
闘争してばかりの人生も、
なんだか疲れてしまいます。
それでは人間関係も、
トラブルが多くなるでしょう。
逃走というのはある意味、
上手く生きる処世術。
それも一つの生き方なのです。
ブラックな体質の会社や、
理不尽な上司から逃げる。
それは、
ある意味、正しい逃げ方です。
自分の心身を壊してまで、
戦う必要などないのだから。
逃走だけでは後悔になる
ただ、それでも僕は、
逃走ばかり選んだことを、
いまでも後悔しています。
だって、本当に大事なこと、
本当に手に入れたいものは、
一度は闘争しておかないと、
心にしこりが残ってしまう。
僕はそういう、
本当に大事なことさえも、
逃走をしていました。
だから、
「本当にこれで、
よかったんだろうか…?
せめて、
一度は闘争しておかないと、
一生、後悔するんじゃないか?」
ずっとずっと、
そう思い続けていました。
そして僕は、
とうとう闘争をはじめました。
カウンセラーになるため、
誰にも秘密にしたまま、
闘争をはじめました。
「食べていけなくってもいい。
でも、
一度は闘争しておかないと、
いつかきっと後悔をする。
だから、
一度だけは納得いくまで、
あがいてみよう!」
そうしなければ僕は、
自分の心のしこりに、
終止符が打てなかった。
逃げだけでは天職は見つからない
結果として僕は、
カウンセラーで独立して15年。
なんとか食べていけてます。
でも、
食べていけなかったとしても、
闘争さえすれば後悔しなかった。
そこは自信を持っていえます。
一度、
納得いくまであがいてみれば、
心のしこりは消えるのだから。
天職を見つけるには逃走だけでなく闘争も大事
逃げるということは、
とても大事な処世術。
でも、
逃げるの一手ばかりでは、
天職は見つけられない。
そして、
逃げてばかりの人生を、
いつか後悔することになる。
これも身をもって体験したので、
自信を持っていえます。
天職を見つけたい。
たった一度の人生を、
後悔したくない。
そう思うのであれば、
ときに闘争してみるのも、
いいことかもしれませんね。
きっとその方が、
天職に近づけるはずですよ。
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■ 編集後記
日本メンタルヘルス協会の講座。
大好評でした~。
まさかここにきて、
人前で話すことで評価されるとは。
人生わからないものです。
子供のころは、
教科書を読まされるのも、
苦手でした。