こんにちは。
カウンセラーの中越です。
「カギをなくした男」って話、
知っていますか?
これがなかなか面白い話です。
しかも、この男のカギの探し方に、
やりたいこと探しのヒントがあります。
さて、
「カギをなくした男」はどんな話か?
なぜカギの探し方が、
やりたいこと探しのヒントなのか?
というわけで今回は、
「カギ」の天職心理学です。
■無駄だとわかってやってませんか?
早速ですが、
「カギをなくした男」の話です。
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ある夜、
街灯の下で一人の酔っ払いが、
なにかを探しています。
そこに警官がやってきて質問します。
「どうしたのですか?」、
「家のカギをなくしちまって・・・」、
「そりゃいけない、一緒に探しましょう」
二人で一生懸命に探しても、
一向にカギは見つかりません。
警官はその男に訊きます。
「本当にここでなくしたのですか?」
「ここでなくしたんじゃないよ。
もっと奥の暗がりでなくしたんだけど、
あそこは暗すぎて探すのが大変すぎるよ。
だから明るくて探しやすい、
この街灯の下を探しているのさ。」
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本当にカギをなくしたのは、
とても暗くて探すのが大変な場所。
だから明るく探しやすい、
街灯の下を探している。
でも、いくら明るくっても、
そんなところ探したところで、
何の意味もありません。
どれだけ大変だったとしても、
カギをなくした場所を探さなければ、
絶対にカギは見つからないですからね。
「なんて愚かな男なんだろう」と、
この男をバカにするのは簡単です。
でも、僕たちも、
この男と同じようなことを、
やっているんじゃないでしょうか?
やりたいことを仕事にする、
好きなことを仕事にする。
事務や営業に就職することに比べて、
それはとても大変なことです。
真っ暗な暗がりでカギを探すより、
ずっと大変なことかもしれません。
本当に好きなことで食べていく、
アート、セラピー、自然、音楽など、
そんなもので収入を得るためには、
ものすごく大変な努力が必要になる。
ましてやこの歳からはじめるなんて、
もっと努力が必要になる。
「自分なんかに、
そんな大変なことが出来るだろうか…」
そう思うと怖くなって、
好きを仕事にすることから、
つい目をそらしてしまいます。
いや、自分の本当に好きなことから、
目をそらしてしまうのです。
そして悲しいことに、
好きじゃないとわかっているのに、
事務や営業の仕事を探してしまう。
実は僕自身、昔は、
心理学が好きだと認められませんでした。
だから、すぐに就職できる、
営業のような仕事から、
やりたいことを探していました。
当時、20代半ばの僕にとって、
今からカウンセラーを目指すことは、
すごい怖いことでしたからね。
あのころは本当に好きなことから、
つい目をそらしてしまっていました。
でも、当たり前のことですが、
好きじゃないのにやりたいことなんて、
存在するわけがないのです。
カギをなくした男と、僕たちも一緒。
たとえどれだけ大変であっても、
真っ暗な暗がりの中でカギを探さないと、
いつまでたってもカギは見つかりません。
天職探しも同じです。
たとえどれだけ大変なように感じても、
好きなことの中から探さなければ、
やりたいことは絶対に見つかりません。
ちょっと勇気を出してみて、
好きなことの中から、
やりたいことを考えてみませんか?
その勇気を出してみるだけで、
やりたことは思ってるより簡単に、
見つかるかもしれませんよ。
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今回のポイント
★好きじゃないのにやりたいことはない!!
★勇気を出して好きなことから考えよう!!
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■ 編集後記
映画、「板尾創路の脱獄王」を、
観にいく予定です。
最近、板尾さんが気になってます。
おもしろいのかな~。
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