こんにちは。
カウンセラーの中越です。
今回の話、あまり書きたくありません。
なぜなら、僕自身が苦手なことだからです。
それでも、相談者さんと話していて、この内容になることはとても多いので、きっと役立つはずです。
というわけで今回は、
「やりたいことを見つけるには1ヶ月最低金額を決めよう」
スタートします!!
■ほとんどの人が1ヶ月最低いくらあればいいかわかっていない
「いまの仕事を辞めたいんです。でも、収入の心配が…」
「やりたいことに挑戦したいんです。でも、収入の心配が…」
仕事を辞めるにしろ、やりたいことを仕事にするにしろ、お金の心配はつきものです。
僕自身、独立開業カウンセラーとして、お金のことはやっぱり気がかりです。
そして、このての話になったとき、
「いったいどれくらいの収入が必要なのか?」
具体的にわからないと、いっこうに話が進みません。
とはいえ、
「いまの収入はいくらなんですか?」
とはなかなか聞けませんでした。
まあ、一般的な日本人の感覚からすると、収入を聞くのって失礼かなと思っちゃうのです。
そこであるとき、質問の仕方を工夫しました。
「話せる範囲でかまわないんですけど、だいたい一ヶ月に最低限、いくらくらいあればだいじょうぶなのか、イメージつきますか?」
そんなふうに質問してみました。
工夫したとかいいながら、結局、いってることはまあまあ直球ですね。
まあ、話したくなかったら、具体的な金額はいわなくて大丈夫。現在の収入もいわなくて大丈夫。
そういう雰囲気を出したかったのです。
で、この話をすると、たいていの人が、「え~っと…」となってしまい、なかなか答えが出てきません。
家族がいる人はもちろんのこと、一人暮らしの人も親と同居してる人も、答えるのに時間がかかります。
その理由は、
「いくらあれば大丈夫なのか?自分でもよくわかっていない」
からなんです。
「お金のことが心配で…」
この世の中のほとんどの人間が、この悩みを持っています。
でも、たいていの人は、
「じゃあ、1ヶ月に最低限、いくらあれば大丈夫なのか?」
それすらわかっていないのです。
そして僕自身もその1人。
だから、耳が痛くて書きたくないのです。
そして、不安というのは、正体がわかっていないからこそ、怖いのです。
なんとなく漠然と、
「お金がないのは不安」、
「収入が下がるのは怖い」、
そう思ってるけども、その不安の具体的な正体、つまりは1ヶ月の最低金額までは、ほとんどの人が計算しないのです。
だから、漠然とした不安がいつまでも明確にならず、ずっと不安につきまとわれるのです。
「1ヶ月、最低限、いくら必要なのか?」
それがわかると、対策の立てようが出てきます。
たとえば、
「多少は貯金もあるし、最低20万あれば、なんとかなると思います。
いままですごくハードに働いてきて、体を壊してやっと立ち止まれました。
今はとにかく、ゆっくりしたいんです。
数ヶ月休んで、次は残業のない派遣の仕事とかしながら、やりたいことを考えてもいいんですよね。
そう考えると、すこし気持ちが楽になりました」
他にも、
「私は親の意見に左右されるので、親元を離れたいんです。
そうしないといつまでも、親の意見で仕事を選んでしまいます。
それだから、今までやりたいことが見つからなかったんですよね。
まずは一人暮らしにかかるお金を計算してみます。
一人暮らしをしながら、やりたいことの資格を取ろうと思います」
さらに、
「うちは共働きで、本当は今より多少、収入が減ってもなんとかなるとは思います。
でも、なんとなく妻に言いにくいというか…。
まあ、自分がいいにくいって思ってるだけで、妻は話せば理解してくれると思うんです。
前に自分が体調を崩したとき、辞めたかったら辞めていいよっていってくれたので…。
う~ん…。
でも、まあ、収入減るとか仕事辞めたいとか、やっぱりいいにくいんですよね。
だから、ちゃんと話し合えてないのもあるんですよ。
お互いにどう思ってるのか、ちゃんと確認できてないというか。
収入が減っちゃいけないって、それじゃ迷惑かけちゃうって。
なんかそういう気持ちもやっぱり自分のなかにあるですよね。
なんだかんだいって、妻より収入が多くないといけないって、やっぱり思っちゃうんです。
妻はそんなこと、全然思ってないと思うんですけど、こっちが勝手に思っちゃうんですよね。
でも、話してみないとわからないですよね。
うちは二人とも、派手にお金を使う方じゃないですし。
そこを話さないと、何も前に進まないですもんね。
いまの働き方を続けて家でしんどい顔をするより、その方が家族にもいいのかもしれません。
そうですね。
ちゃんと妻と話してみます」
こんなふうにいろんなパターンがあるんですけど、
「1ヶ月に、最低限、いくら必要か?」
それをちゃんと考えるだけで、かなり問題が整理されていきます。
そうすると、いまやるべきことも見えてきますよね。
僕自身は、カウンセラーとして独立するとき。
「100万円貯めよう!
100万円あれば、人間、半年は死なない。
半年間だけ、思い切ってやってみよう。
それでダメだったら、また会社員に戻ればいいじゃない」
そう思ったことを、すごくはっきり覚えています。
そしてそのまま、なんとか15年以上続いています。
う~ん。
なんとも、本当にざっくりですよね。
こういうお金の管理、僕もやっぱり苦手なんです。
僕だけじゃなく、多くの人が苦手なはず。
だから、最低金額を考えるのを、みんな後回しにしちゃっているでしょう。
でも、最低金額がわかっていないと、お金への漠然とした不安って消えないんです。
仕事を辞めるにしろ、やりたいことを仕事にするにしろ。
「1ヶ月に最低限、いくら必要なのか?」
それが明確になるだけで、ずいぶんと不安は軽減されますよ。
今からほんの少しだけ時間を取って、1ヶ月に最低限必要な金額を、計算してみてはどうでしょう?
それもやりたいことを見つけるための、第一歩なんですよ。
□30日で天職を見つけるための
□自己カウンセリングプログラム
大量生産できないので、1ヶ月【10名限定】です。
今回のやりたいことの見つけ方ポイント
★お金の管理って後回しにしちゃう!!★1ヶ月の最低金額を考えてみよう!!
★このブログを毎週読みたい方への朗報!!
天職を見つけるための5日間無料メールセミナーに登録していただくと、このブログの記事が、毎週あなたのメールBOXに届きます。
天職を見つけるための5日間無料メールセミナーはこちらをクリック!
★LINE対応お友達登録でも毎週このブログの最新コラムを届けます!
■このサイトの管理人
■カウンセラー中越の著書はamazonで!
ー新刊ー
■ 編集後記
ネットフリックスの峰不二子という女。
面白いです。