目次
こんにちは。
カウンセラーの中越です。
とても考えさせられるロバのお話。
そのお話に天職のヒントがあります。
このロバの話、深いです。
天職を見つけたい。
仕事を決めなきゃいけない。
そういうときにこそ、
読んで欲しいお話です。
というわけで今回は、
仕事選びを失敗するのが怖い
スタートします!!
どちらも選ばず餓死するロバ
天職を見つけるヒントになるお話。
それはビュリダンのロバという話。
お腹を空かしたロバがいます。
左前方に、
おいしそうなエサがあります。
右前方にも、
おいしそうなエサがあります。
どちらのエサも距離は同じ。
エサの量もおいしさも全く同じ。
ロバはどちらを食べるか、
悩んでしまいます。
悩んで悩んで選べない。
結局、どちらも選べずに、
餓死してしまいました。
この話、なんだか、
考えさせられてしまいます。
だって、
悩んでるときの僕たちと、
そっくりじゃないですか。
「仕事を辞めて転職をしようか…」
「やりたいことに挑戦しようか…」
「取ってみたい資格があるけど…」
そう思ってるうちに、
何年も時間だけ過ぎてしまう。
気がついたときには、
いろんなことが手遅れになる。
いや、本当に辛いのは、
手遅れだからではありません。
なによりも、
決断しなかった自分自身に、
戦慄してしまう。
「僕は、何年も何年も…。
何もしないまま、もうこんな歳だ。
いったい、何をやってきたんだ…」
それが一番、辛いのです。
僕とロバは、あまり変わらない。
人生を振り返ると、そう思います。
天職を見つけるのとロバは、
なんだかよく似ています。
失敗が怖くてなにも選べない
何かを選ぶということは、
別の選択肢が消失すること。
「あっちを選んだほうが、
よかったのかもしれない…」。
そういう可能性は、
必ずついて回ります。
だから、
なにかを選ぶのがとても怖い。
仕事を選ぶなんて、
大きな選択肢は特に怖い。
「また失敗したのか。
だからお前はダメなんだよ」
まわりの誰かから、
そう思われるかもしれない。
それを想像しただけで、
もうなにも選べなくなる。
人生のうまくいかない時期。
誰もがそういう経験があります。
少なくとも僕自身は、
何度か経験しました。
「次の仕事も、
続かなかったらどうしよう…」
そんな気持ちから、
どの仕事も選べなくなりました。
仕事も人生も、選択の連続。
生きていくとは、なにかを選ぶこと。
そして、
悩むというのは、
選べなくなることです。
僕たちは不安や恐怖があると、
うまく選べなくなるのです。
仕事選びを失敗してもいい
正直なところ。
僕はたくさん失敗しました。
就職には、何度も失敗しました。
たった半年で会社を辞める。
それを2回も連続でやりました。
それはいまから15年以上前。
会社を辞めるのが珍しい時代。
「あ、僕の人生。
もう詰んだかもしれへん」
本気でそう思いました。
実は、その時期。
いわゆる底辺といわれる仕事を、
何度かやったことがあります。
ただ、そこで出会った人達は、
僕のように落ち込んでなかった。
その人達の価値観は、
ずいぶん僕を楽にしました。
「なんや。
僕だけやなかったんや。
同じような人おったんや。
人生をやり直してる人、
僕以外におるんや。
人生で1回や2回くらい。
誰でもレールから外れるもんや。
1回、2回の失敗で、
あんなに落ち込まんでええんや。
何回もやり直してええんや。
人生なんて、
くじ引きみたいなもんなんや。
選ぶんやから、
ハズレもあって当然なんや。
みんなハズレ引いて生きてるんや。
ハズレ引いてもまた前向いて、
人生、選んでいってるんや。
人生の選択でハズレ引いたん。
僕だけやなかったんや」
それはつまり、
「人生は、失敗してもいい」、
ということでした。
「この人達は底辺の仕事してる。
ずっとレールから外れて生きてる。
成功してるとはいわれへん。
せやけど、僕よりずっと、
ちゃんと生きてる気がする。
だって、
ハズレ引いても前向いてるもん。
しんどいことあっても、
そんなんしつこく気にせんと、
笑って飲みに行ってるもん。
だから、
また人生選べてるんや」
それは当時の僕にはない、
たくましい生き方でした。
それまでの人生、
レールから外れたことない僕は、
そんなたくましさがなかった。
僕はただ、
失敗するのが怖かった。
失敗を気にしない人は貴い人
失敗しても、気にしない。
それは決して、
鈍感なのではありません。
むしろ、
叡智のなせる技だと思う。
なぜなら。
みんな、
なにかを選んで生きている。
そして、
人には言わないだけで、
みんな失敗をしている。
本当は誰の人生も、
一皮めくれば失敗だらけ。
それを頭だけではなく、
感覚で深く理解できている。
だから、
失敗しても気にしない。
だから、
他の人が失敗しても、
バカにしない。
だから、
成功や失敗などで、
人を判断していない。
それは鈍感ではなく、
叡智と呼ぶにふさわしい。
僕は、
そういう人になりたかった。
そういう人は、
ずっと天職に近いと思う。
人生は、失敗してもいい
「選ぶことを怖がるな」なんて、
僕にはとてもいえない。
だって、
僕もとても怖かったから。
「失敗しても前を向け」なんて、
僕にはとてもいえない。
だって、
僕はすごく落ち込んだから。
怖がりたくて怖がる人も、
落ち込みたくて落ち込む人も、
この世に一人もいないでしょう。
ただ、
心が勝手に怖がるのです。
心が勝手に落ち込むのです。
それを責めることなど、
この世の誰にもできはしない。
ただ、それでも、
一つだけ覚えておいて欲しい。
人生は、失敗してもいい。
だって、失敗した人は、
勇気を持って選択した人だから。
ハズレもあるくじ引きを、
勇気を持って引いたのです。
それをバカにする人は、
叡智が足りないと僕は思う。
どのような結果になっても、
自分でなにかを選択したことに、
誇りを持って生きていいのです。
あなたは勇気を出して、
なにかを選んだのだから。
人生は、失敗してもいい。
その方がきっと、
天職に近づけますよ。
□僕のカウンセリングの予約はこちらから
今回のやりたいことの見つけ方ポイント
★人生は、失敗をしてもいい!
★失敗する人が天職に近づく!
★このブログを毎週読みたい方への朗報!!
天職を見つけるための5日間無料メールセミナーに登録していただくと、
このブログの記事が、毎週あなたのメールBOXに届きます。
天職を見つけるための5日間無料メールセミナーはこちらをクリック!
★LINE対応お友達登録をすると週一回カウンセラー中越の最新コラムを届けます!
ツイート
■このサイトの管理人
■カウンセラー中越の著書はamazonで!
■ 編集後記
洗濯機を買いました。
すごく悩みました。
なにかを選ぶって、
仕事以外のことでも、
とても難しい。
まあ、
買ってよかったです。
結局、
ほとんどおまかせコースしか、
使わないんですよね。
だから、
なにを買っても一緒でした(笑)