こんにちは。
公認心理師の中越です。
「仕事を辞めたいけれど、なんとなくずるずる続けてしまう…。
辞めるかどうかって、どうやって決断したらいいんですかね?」
こういう相談、とてもよくあります。
そういう方に聞いて欲しい話です。
今回もサクッと読めて納得!
というわけで今回は、
「仕事を辞めるかどうか自分の顔で判断できる」
スタートします!!!
仕事を辞めるかどうかは頭で考えるより自分の顔を見た方がいい
僕が会社を辞めた理由。
それは会社帰り、地下鉄の窓に映った自分の顔が、あまりにもやつれて老けていたからです。
それは、疲れ切った中年サラリーマンそのものでした。
あのとき、僕はまだ24歳だったのに。
42歳の今の僕よりずっとやつれて老け込んでいたのです。
それまで、仕事を辞めるかどうか、ずっと迷っていました。
でも、辞めてどうするか何も計画がなく、決めきれませんでした。
でも、地下鉄の窓に映った自分の顔を見た瞬間。
「このままじゃダメになる!仕事を辞めよう!」。
そう決心することができました。
僕は次のことなんて何も決まらないまま、上司にいいました。
「あの、少し話したいことがあるのですが、お時間よろしいでしょうか?」
あのとき、地下鉄の窓に映った自分の顔を見て、なぜ僕はすぐに辞めようと決心できたのか?
今まで自分でもよくわかっていませんでした。
でも、先日、そのときのことを思い出していて、ふと気づいたのです。
僕はあのとき、すごく怖くなったのです。
何が怖かったのかというと、
「こんなにやつれて老け込んだ表情が、このまま顔に染みついたらどうしよう…!」
それがすごく怖かったのです。
人間の顔というのは、樹木の年輪のように少しずつ表情が刻み込まれていきます。
だから、毎日を不幸な気分で過ごしている人は、不幸な顔に。
毎日を気分よく過ごしている人は、元気な顔になっていきます。
人相が良い、悪いというのは、そういうことでしょう。
大人になると、自分の顔に責任があるといいますが、たしかにその通りかもしれません。
イケメンとか美人という意味でなく、「いい顔してる」という人がいます。
生まれつき端整な顔立ちの人でも、近寄りがたい顔の人もいます。
僕たち人間は、自分がどんな人生を選んできたのか、嫌でも顔に表れてしまうのです。
そして、僕たちは大人になると、大半の時間を働いて過ごします。
一日はたったの24時間しかありません。
少なくとも1日8時間。
残業がある人だと1日10時間。
睡眠、通勤、食事、家事、雑務などを除くと、残った時間なんてよくて1時間か2時間程度。
それを考えると、僕たちは1日の大半を働いて過ごしています。
その働いている時間をどんな表情で過ごすか?
それは数年後の自分の顔を決めてしまいます。
そして、その仕事を長くやればやるほど、その顔は染みついてしまい、自分の顔になってしまいます。
僕はその会社を辞めてから、もう20年近くになります。
それなりに年齢を重ねた顔になったけど、鏡を見るたびにあのとき会社を辞めてよかったと、心から思います。
みなさんは、会社帰りの自分の顔を見たことがありますか?
もし、会社を辞めるかどうか迷っているのなら。
会社帰りの自分の顔は、大きな決定材料になるはずですよ。
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★大人になると一日の大半を働いて過ごす!★働いている時間の表情が染みついてしまう!
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■ 編集後記
そのうち自分のカウンセリングを録画して、ネットにアップしていきたいと思っています。
なので、軽い動画編集ソフトが欲しいです。
ミドルスペックのPCでも動くもの。
本当に簡単な編集だけなのですが、どれを選んだらいいのかわからないんですよね。