こんにちは(^_^)
カウンセラーの中越です。
カウンセリングを受けても、
やりたいことが見つからないタイプ。
その人達のシリーズ連載、3回目です。
今回はあまり多い例ではないのですが、
肉親や恋人との別離や突然の解雇など、
強いショック経験が引き金で、
やりたいことがわからなくなる人がいます。
これはちょっと特殊なケースで、
参考にならない人も多いかもしれませんが、
当てはまる人にはとても大切なお話です。
※自分は当てはまらないと思う人は、
今回は読まなくていいですよ(^_^)
第3回は、「まだ立ち直れません…。」タイプです。
ちなみにこのシリーズは今回でおしまい。
来週からはいつもの天職心理学です(^_^)
□まずは自分を癒しましょう!
「実家がずっと商売をしてまして、
私もそれをずっと手伝っていました。
将来は父と一緒にずっとこの仕事をやる。
ずっとそう思ってやってきたのですが、
先日、突然父が亡くなりまして…。
父がなくなってからというもの、
なんとなく仕事に身が入らなくなって…。
最近はわたしは本当に、
この仕事が好きなんだろうかと、
疑問に思うようになりました…。」
肉親との死別だけではなく、
恋人との突然の別れ、
長年勤めた会社からの解雇など、
強いショック体験があると、
仕事に対するやる気や興味を、
失ってしまうことがあります。
そんなときに、
「自分がやる気が出ないのは、
今の仕事が好きじゃないからなんだ…。
やりたいことさえ見つかれば、
心にぽっかり開いた穴もふさがるはず…。」
なんて思ってしまいます。
その気持ち、とてもよくわかります。
辛いショックな出来事を忘れるためにも、
やりたいことに打ち込んでいたい。
そう思うのも当然かもしれません。
でも、ショックな出来事があったときは、
心のエネルギーがなくなっている状態です。
やりたいことを見つけたい。
しかもそれを仕事にするということは、
今までの生き方を変えるということ。
それにはたくさんの、
心のエネルギーを必要とします。
たくさんの心のエネルギーが必要なことを、
ショックな出来事があった直後の、
心のエネルギーが少ないときにやることは、
カウンセラーとしてお勧めできません。
それは風邪を引いているときに、
フルマラソンを走るようなもの。
しんどいばかりで、
うまく成果が上がりません。
ショックな出来事があったとき、
やる気が出なくなるのは当然です。
僕だって母親が入院したとき、
大好きだった恋人と別れた直後、
やっぱりやる気が出ませんでした。
ショックな出来事のあと、
やる気が出なくなる…。
それは、無意識からあなたへの、
少し休みなさいと言うメッセージ。
それを無理やりがんばろうとすると、
それこそ心の病になりかねません。
ショックな出来事があったあとは、
まずはゆっくり時間をかけて、
自分の心をしっかり癒してあげること。
旅行に行ったり友達と遊んだり、
楽しいことをして気を紛らわすことも大切です。
癒しの時間をあまりとれないなら、
一日に5分か10分でもいいから、
楽しいことをする時間を取ってみる。
好きなお笑い芸人のDVDを見る。
好きだった音楽をもう一度聴いてみる。
好きだったマンガをもう一度読んでみる。
ほんのそれだけのことであっても、
何もしないで落ち込んでいるより、
少しは自分の心を明るくできるはず。
でも一番大切なことは、
親友や家族などの気を許せる人に、
しっかり自分の気持ちを聴いてもらうこと。
身の回りの人に話しにくいのであれば、
カウンセリングを受けるということも、
とてもよい選択肢だと思います。
やりたいことを見つけるときは、
何かきっかけがあることも多いです。
ショックだった出来事がきっかけで、
本当にやりたいことに気がつき、
それを仕事にするための決心ができた。
そんな人もたくさんいます。
また、辛い気持ちを紛らわすため、
久しぶりに好きなことをやって、
やりたいことに気づく人もいます。
でももし、
いま自分の心が疲れていると思うなら、
まずはゆっくりと休みを取ってあげてください。
急がば回れ。
まずはゆっくり休むことが、
やりたいこと探しの近道ですよ。
今回のポイント
★やりたいこと探しにはたくさん心のエネルギーが必要。
★疲れているならゆっくり休んでくださいね。
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■7 編集後記
洗濯物を干して出かけたら・・・・・、
大雨になりました・・・。
しょぼ~ん(T_T)
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