こんにちは。
カウンセラーの中越です。
お菓子を使った実験で、
非常に悩ましい実験があります。
子供にとっては、
まさに地獄のこの実験です。
そしてそのお菓子の実験は、
やりたいこと探しにとっても、
すごく大きなヒントになるのです。
さて、悩ましいお菓子の実験とは?
なぜやりたいことと関係があるのか?
というわけで今回は、
「お菓子」の天職心理学です。
□お菓子を我慢できますか?
お菓子を使った、
心理学者、ウォルター・ミシェルの、
ちょっと面白い実験です。
まず、4歳の保育園児に、
お菓子をひとつあげます。
子供は大喜びです。
ところが先生は言うのです。
「先生、ちょっと今から用事があるの。
先生が帰ってくるまで、
お菓子を食べるのを我慢して、
ちょっとだけ待っててくれるかな?
もし待っててくれたら、
もうひとつお菓子をあげるわよ。」
今すぐお菓子を食べたい!!
でも、ちょっと待てばお菓子は倍になる…。
うむ~、
なんて悩ましい先生でしょう。
さて、
あなたであればどうしますか?
4歳の時の僕なら、
きっとすぐ食べてしまいます。
そして実際、ほとんどの4歳児が、
すぐにお菓子を食べてしまうのです。
だからすぐにお菓子を食べちゃう、
そんな我慢知らずのあなたも大丈夫……
とはいかないのです!!
この実験には、
追跡調査があります。
彼らが8歳になったとき、
お菓子を我慢できた子のほうが、
競争力を持ち、自尊心が高く、
勤勉で自主的であり、
逆境やストレスに強かったのです。
さらに彼らが高校生になったとき、
お菓子を我慢できた子の3分の1は、
お菓子を我慢できなかった子よりも、
SAT(大学進学適性検査)の言語や数学で、
210点も高い点数だったのです。
しかもこの点数の差は、
裕福な家庭と貧しい家庭の子供の差と、
同じくらいとのこと。
お菓子をちょっと我慢する能力。
今の幸せをちょっと我慢する能力は、
貧富の差を越えるのかもしれません。
さて、これとまったく同じことが、
やりたいこと探しにもいえるのです。
やりたいことを見つけて、
好きなことを仕事にするためには、
たくさんの努力や我慢が必要。
努力や我慢をしないで、
やりたことを仕事にする方法。
そんなものは存在しません。
存在しないものを探していては、
いつまでたっても、
やりたいことは見つかりません。
だからやりたいことを見つけるためには、
今の幸せをちょっとだけ我慢して、
好きなことのために努力する覚悟が必要です。
しかも、僕たちには毎日、
たくさんの誘惑があります。
クリスマスにお正月、
バーゲンだってやっています。
冬休みには海外旅行にも行きたい。
でも、やりたいことを見つけ、
それを仕事にするためには、
今の幸せはちょっとだけ我慢。
一年か二年、あるいはもう少し、
働きながら資格とったり勉強したり。
独立を希望するのであれば、
下積みをする時間だって必要です。
でも、そうやって、
今の幸せをちょっとだけ我慢すれば、
好きなことを仕事に出来る日々が来る。
そのときにクリスマスもお正月も、
バーゲンや海外旅行も行けばいい。
好きなことを仕事にした生活なら、
クリスマスやお正月だって、
もっと楽しく過ごせると思います。
今の幸せをちょっと我慢すれば、
幸せだって倍になるのです。
幸せを先延ばしにする、
真剣に努力をする覚悟を決めれば、
少し下積みをする覚悟を決めれば、
やりたいことも見つかるはず。
ちょっとだけ、
幸せを先延ばしにしてみませんか?
4歳児には負けたくないですもんね。
□30日で天職を見つけるための□
□自己カウンセリングプログラム□
幸せを先延ばしにしたいけど、
何をやりたいのかよくわからない??
そんな方はこちらへどうぞ!
今回のポイント
★幸せを先延ばしにしよう!
★4歳児には負けたくないですよね。
★このブログを毎週読みたい方への朗報!!
天職を見つけるための5日間無料メールセミナーに登録していただくと、
このブログの記事が、毎週あなたのメールBOXに届きます。
天職を見つけるための5日間無料メールセミナーはこちらをクリック!
★本気で天職・やりたいことを見つけたい方は今すぐこちらへ!
■カウンセラー中越の著書はこちら
『なぜあの人は楽しそうに働くのか』
『いまの仕事で本当に幸せになれますか』
===========================
■ 編集後記
小学校のときの親友達が、
カウンセリングルームのために、
観葉植物をプレゼントしてくれました。
モンキーツリーという観葉植物ですが、
これがなかなか珍しいです。
大事に育ててやらないと(^_^)
===========================