何がしたいかわからない悩みはコーホート分析で考える

目次




時代の変化から自分のやりたいことを考える


こんにちは。

カウンセラーの中越です。



先日、郵便局に行ったとき。

驚くべきものを目にしました。


その僕が驚いたことが、何をしたいかわからない悩みのヒントになってます。


さて、僕はどんなことに驚いたのか?

なぜそれが、やりたいことがわからないヒントなのか?



というわけで今回は、

「何がしたいかわからない悩みはコーホート分析で考える」

スタートします!!!



ゲームが仕事になる時代



先日、郵便局に行ったとき。

驚くべきものを目にしました。


なんと郵便局のとなりに、プロゲーマー専門学校ができていたのです。

子供の頃からゲーム大好きの僕としては、なんともうれしい話です。


20年以上前ですが、僕がまだ学生だった頃。

「ゲームがお金になればいいのにな~」と、友達と冗談で言ってました。


でも、それがもはや冗談ではないのです。

そこに通っている生徒たちは、とても熱意にあふれて見えました。

少なくとも「何がしたいのかわからない」という悩みとは、無縁のように見えました。



10年あれば新しい職種がどんどん増える



TVのニュースなどでも、プロゲーマーはよく取り上げられています。

もちろんまだまだ少数派だけど、20年前と比べると、驚くべき世の中の変化です。


スマホが一般化した頃から、世の中の変化は本当に早くて、10年もあればビジネスの世界なんて、大きく変わってしまいます。


ゲームだけではなく、昔はなかった仕事がどんどん生まれてきていて、何が仕事になるのかなんて、誰にもわからなくなっています。


おそらく40歳を過ぎの僕と20歳の若者とでは、本当に大きく価値観や考えが違うのでしょう。


こういう世代間による価値観や考えの違いを研究することを、心理学ではコーホート研究といいます。


ちなみに僕が独立した17年前は、「やりたいことを見つけること専門の心理カウンセラー」なんてのは、僕しかいませんでした。


「そんなバカみたいな仕事、成り立つわけないでしょ」と、冷ややかな目で見られていました。


それがいまはネットで検索していると、チラホラ同じようなことをやっている人を見かけます。


これは日本人の感覚として、「やりたいことを仕事にしたい」という人が、どんどん増えてきたからだと思います。

ある意味、天職・やりたいこと探し業界も、裾野が広がってきたのでしょうね。


こういうのも20年前といまとで、コーホート分析をしてみると面白い結果が見えそうです。



やりたいことを仕事にする人も求めるものが変わってきている



僕の肌感覚としてですが、30年前、いわゆるバブル時代は、「やりたいことで起業して、成功者になってやる!」という人が多かったです。


次に20年前、僕が社会人になった頃は、「こんな過酷な働き方するくらいなら、せめてやりたいことを仕事にしたい」という人が多かったです。

この時代は超就職氷河期で、ブラック企業につとめる人が多かったからでしょう。


でも、ここ数年は、「すごくお金持ちにならなくていい。ある程度の収入で十分。でも、やりたいことを仕事にしたい」。そういう人が増えてきています。


「10年一昔」なんていいますが、本当に10年で価値観や考え方が変わっているのを感じます。


特にスマホが普及してから、価値観が伝播するスピードが上がり、どんどんと常識が変わってきています。



ちなみに、僕のところに来る相談者さんも、相談内容が変わってきています。

昔は、「職場があまりにブラックで、今すぐにでもやめたいんです…」という相談内容がトップでした。


いまでもそういう相談はあるけれど、一番多い相談内容は、「職場の待遇は悪くないけれど、どうしてもやりがいを感じられないんです」になりました。



ブラック企業が減ったのも、ネットによる情報共有が大きいのでしょうね。

いまはSNS等でブラックと評判が立てば、求人が集まらないですからね。



副業が普通の時代になってやりたいことが見つけやすくなった



時代によって変わった働き方の価値観として、もう一つ注目したいのが、副業です。


たとえば、いま60歳以上の人にとって、会社以外に副業をしているというのは、考えられないことだったのでしょう。


人によっては、「組織に対する裏切り行為」と考える人も、少なくなかったはず。

それくらい、会社に対する忠誠心が問われる時代でした。


でも、いま僕のまわりの40歳前後の人は、半数近くが副業をしています。

投資なんてのも副業と考えると、7割を超えるかもしれません。


もちろん、副業への熱量は人それぞれ。


「趣味を活かして誰かに喜んでもらいたい」という人もいるし、「もうちょっとお小遣いが欲しいから」という人も。

そして、「いつかはこれを本業に…!」という人も、もちろんいます。


代表的なウーバーイーツにハンドメイド作品を売るクリーマ、なんでもありのココナラなど、やりたいことで小さな収入にしている人は、本当にたくさんいます。


僕と同じカウンセラーでも、「休みの日だけカウンセラーをしている」という、副業型の人も多いです。


カウンセラーは経費がとても少なく、直接人の役に立つのを実感できるので、副業として人気があるのもよくわかります。


(土日に小さな貸し会議室を借りてもいいし、コロナ以降のいまは、オンラインカウンセリングが当たり前に。本当に時代って変わります)


実は僕自身も、17年前に無料でカウンセリングをはじめ、そこから副業へ。

そして3年ほどかけて本業にしていきました。



17年前、僕みたいなのはとても珍しく、ずいぶん変わり者としてみられていました。

それがいま、世の中がこんなに副業カウンセラーだらけになるとは、思ってもみませんでした。


しつこいようですが、本当に時代によって価値観って、大きく変わってしまいます。



いまの自分の価値観はただの偏見かもしれない



アインシュタインは、「常識とは、18歳までに身につけた偏見のことである」といいました。


こうやって世の中の変化を見てみると、本当にその通りだと思います。

だって、20年どころか、たった10年でこんなに世の中の価値観が変わるのです。


いま常識だと思っていることが、10年後には「そんなの古くさい偏見だよ」といわれても、何もおかしくないのです。



人生100年。これからは、80歳まで働くと言われる時代です。

仕事選びで、「何がしたいかわからない」、「自分が何をやりたいのかわからない」。

そういう悩みは、今の時代、人生で1度か2度は訪れます。



そして、そういう悩みの背景にあるのは、ほとんどの場合、不安と恐怖です。


「面白そうな仕事だけど、そんなので食べていけるわけがない…」

「やりがいはありそうだけど、この歳では無理に決まっている…」

「そういう仕事に就けるのは、特別な才能がある人だけのこと…」


何がしたいかわからないとき、誰もがそういう不安や恐怖を抱えます。


僕自身、決して偉そうなことはいえません。


17年前に無料でカウンセリングをはじめたときも、その3年後に仕事を辞めて独立したときも、不安で心が押しつぶされそうでした。


いまだってそういうところは変わらず、先月、「30日で天職を見つけるための自己カウンセリングプログラム」を復活させるときも、ものすごく不安で怖かったです。


人間なんて、口ではどれだけ偉そうなことをいっていても、いざ自分がやるという段階になると、誰もが不安と恐怖を抱えて当然なのです。


だからつい、「そりゃそんなのが仕事になれば夢みたいだけど、そんなの無理に決まっているよ…」と思い込んでしまいます。


いや、そう思い込むことで、なんとか自分自身を納得させているのかもしれません。


そうやって自分の弱い部分をなんとかごまかして生きるのも、誰もが通る一つの処世術なのでしょう。


でも、たった10年で世の中なんて変わってしまう。


郵便局のとなりにプロゲーマー専門学校ができて、副業のカウンセラーが山ほどいる時代。


いまの僕たちが正しいと信じていること、無理だと信じ切っていることも、実はただの偏見なのかもしれません。


そうやって、自分自身が正しいと信じ切っていることを、ときには疑って考えてみることは、とても健全な精神なのだと思います。


そうでなければ、いつしか人間は自分が正しいと信じることに、生き方や行動を支配されるようになってしまいます。


そして人生で同じ悩みが長く続く時期というのは、そろそろ自分が正しいと思っていた信念や考えが古くなり、新しい考えにアップデートする時期が来ているということです。



「何をしたいのかわからない」、「本当にやりたいことがわからない」。


そういう悩みが半年、1年と続くのであれば、「自分の考えが偏見かもしれない」と、疑ってみてもいいかもしれませんね。



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今の時代、
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今回のやりたいことの見つけ方ポイント

★自分の不安も偏見かもしれない?

★ガチで10年でビジネスは変わる!

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■ 編集後記


ウーバーイーツで月に30万。

都会ではそれほど珍しくないみたいです。


「ジョギングが続かないからやっている」。

そういう人もいるみたいです。


たしかに、週に2回ジムに通うより、週に2回ウーバーイーツする方がいいかも。

でも、僕の場合、稼いだお金でコンビニスイーツを買ってしまう未来まで想像できます。








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