こんにちは。
カウンセラーの中越です。
自分の働き方にとって、
一番大切なことは何か？
その答えを持っていることは、
天職・やりたいこと探しにとって、
とても大きな軸になります。
そしてその答えのヒントになるものを、
ある国の王様が話されました。
というわけで今回は、
「幸福」の天職心理学です。
□働くことで大切なのは…？
働くことにとって、
もっとも大切なことは何か？
この答えを持ってる人は、
天職・やりたいことを探すときに、
一つの軸を持つことができます。
そしてこの答えのヒントになることを、
ブータンの前国王がおっしゃってました。
その言葉がこれです。
「大切なことは、
経済成長を続ける発展ではなく、
国民自身が幸せを感じることなのだ」
この国王の提唱の後、
ブータンは大きく価値観を転換。
経済優先の国民総生産（ＧＮＰ）から、
人間らしい国民総幸福度（ＧＮＨ）へ。
2005年のブータンの国税調査では、
なんと国民の97％が幸福と答えてます。
これ世界中で大きな注目を浴び、
ブータンを後追いする国が増えました。
「経済成長だけでなく、
国民が幸せを感じられる国へ」
これって今の時代にすごく求められる、
価値観の転換だと思います。
そして、働くことにおいても、
同じことがいえるはずです。
「収入の安定だけでなく、
幸せを感じられる働き方へ」
働くことへの価値観も、
そういう方向転換が必要です。
日本の自殺者は10年以上、
3万人を超えつづけています。
そして、働く人のうつ病も
どんどん増えています。
もちろんお金は大切です。
生活の安定もとても大切です。
経済がどうでもいいわけではない。
でも、少し考えてみてほしい。
先進国で経済的に満たされていて、
ちゃんとした仕事を持っていても、
僕たち日本人は幸せに働いていない。
ちゃんとした収入と、
仕事があるだけで幸せなら、
みんなこんなに辛そうに働かない。
辛そうに働く人がこんなに多いなのは、
今の僕たちの働き方そのものに、
なにか問題があるのかもしれない。
「収入の安定のために、
嫌いな仕事でも続けて当たり前…」
「お金をもらっているんだから、
これくらい我慢して当然なんだよ…」
「面白い仕事がしたい？
いつまで甘いこといってるんだ」
当たり前の価値観のように、
しかめっ面でこんなことをいう人が、
世の中にはたくさんいます。
これはすごく説得力あるけども、
こんな価値観で働いていては、
とても幸せになれるとは思えない。
どうしても辛い仕事を辞めるのは、
決して悪いことではありません。
辛い顔して働き続けることは、
幸せなことではないですから。
たとえ、お金をもらっていても、
我慢できないことがあってもいい。
納得いかない気持を無視して、
幸せな人にはなれないですから。
できることなら、楽しく働きたい。
それはとても人間らしい感情です。
日々の日常に楽しさがなくては、
幸せな生活なわけがないですから。
日本で働く僕たちは、
収入の安定した仕事のために、
失ったものがたくさんあるでしょう。
そしてその失ったもの中には、
幸せに働くためにとても大切なものも、
あったのではないでしょうか？
「収入や安定だけでなく、
幸せを感じられる働き方へ」
もう少し人間らしい働き方や、
楽しむことも忘れない働き方へ。
そして、ある程度でいいから、
自分のペースで働ける働き方へ。
そんな働き方の価値観へ変われば、
笑って楽しそうに働く人が、
もっと増えるのではと思うのです。
それだけで日本はもっと、
幸せな国になるのではと思うのです。
価値観を変えていくためには、
ゆっくり時間をかけて考える。
その作業がどうしても必要です。
あなたの仕事、働き方にとって、
なにが一番大切なことなのか？
一度、立ち止まって、
ゆっくり考えてみてはどうでしょう？
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今回のポイント
★安定だけではなく幸せを考えろ！！
★あなたにとって幸せな働き方とは？
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■ 編集後記
９月１３日、
明日は僕の誕生日です。
今年はいい年になるといいな～(^_^)
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