こんにちは。
カウンセラーの中越です。
やりたいことが見つかるときは、
ある意味、本人にとって、
「人生の転機」が訪れています。
そして人生の転機には、
・突発的なショックな出来事
・コツコツ積み重ねた努力
の2つのパターンがあります。
このどちらを選ぶかは、
本人次第です。
今日はこの人生の転機を、
どうやって迎えるかについて、
お話したいと思います。
というわけで今回は、
「ショック」の天職心理学です。
□辛い思いをしたくないなら
今までみたいな仕事を辞めて、
本当にやりたいことを仕事にする、
本当に好きなことを仕事にする。
それは、
今までとは全く違う働き方、
全く違う生き方になります。
それはやはり、人生の一大転換
今までとは全く違う人生です。
そういう全く違う人生を歩むには、
人生の転機が必要になります。
普段、カウンセリングをしていると、
この人生の転機について、
2種類のパターンに気がつきます。
まず一つ目は、
「突発的なショックな出来事」、
というパターンです。
たとえば・・・、
・会社をクビになった
・家族や恋人など大切な人を失う
・重い病気な事故などで死にかける
こういうケースが多いです。
こういうショック体験をきっかけに、
今まで目を背けてきた自分の弱さに、
正面から向き合うようになります。
「クビになって半年くらいは、
悔しいやら腹が立つやらで、
冷静に考えられませんでした。
でも、よく考えてみたら、
好きじゃない仕事だからって、
いつもダラダラしてたんです…。
そのくせ安定を求めて、
給料だけはしっかりもらい、
グチを言ってばかり。
あれじゃあクビになっても、
仕方なかったかもしれません。
もう嫌々働き続けるのも、
給料泥棒になるのもイヤなんです。
次は安定がなくっても、
やりがいを持って働けるように、
好きなことを仕事にしようと思います」
クビになるという経験が、
自分の弱さや欠点を見直す、
良いきっかけになってます。
また、家族や恋人など、
大切は人を失って初めて、
「私はいつも、
面倒なことから逃げてたんです。
でも、そうやって、
面倒なことから逃げていたから、
みんな私から離れていったんです…。
仕事だって一緒なんですよね。
自分がいつも面倒から逃げてたから、
なにをやってもうまくいかなかった。
このまま、今までみたいに、
面倒や困難なことから逃げて、
ちゃんと正面から立ち向かわないと、
私の人生ダメになっちゃいますよね…」
大切な人を失うことで、
自分が面倒や困難から逃げていたと、
やっと正面から向き合えています。
病気や事故などで死にかけて、
自分に向き合う人もいます。
「病気になって、
やっと本当にわかったんですよ。
私もいつか死ぬんだって…。
イヤな仕事を嫌々続けたら、
嫌な人生のまま終わってしまう。
それだけは絶対に嫌ですよね。
私、思うんです、
今、本気で自分を変えて、
良い人生にしないときっと後悔するって…」
病気になってやっと、
今までどうりの行動をしていては、
後悔する人生になると気づく。
これらはすべて、
自分の弱さや欠点に向き合ったから、
人生の転機にできたのです。
人間は弱い物で、
なかなか自分の弱さや欠点と、
向き合えません。
自分の弱さや欠点…。
うすうすわかっていても、
なかなか自分で認められません。
ショックな出来事に出会って、
初めて自分の弱さや欠点と、
正面から向き合うことができる。
そして、本当に本気になって、
自分の人生を変えようと決意できる。
本気で人生を変えようと思う。
だから、人生の転機になるのです。
でも、ショックな出来事で、
人生の転機を迎えるのは、
ある意味では、劇薬です。
だって、
クビになる、大切な人を失う、
自分に命の危機を感じる。
どれも、
それだけで十分に辛いのです。
そして、
自分の弱さ、欠点と向き合う、
これもそれだけで十分に辛いです。
ショックな出来事と同時に、
自分の弱さ、欠点と向き合う。
一つで十分に辛いことが、
二つも重なっているのですから、
これは本当に劇薬でしょう。
これだけ辛い経験をするからこそ、
「本気で自分を変えなければ…!」と、
人生の転機を迎えられるのです。
ただ、できることなら、
あまり辛い思いをすることなく、
人生の転機を迎えたいですよね。
そのために必要なのが、
もう一つの人生の転機の迎え方。
それが、
「コツコツ積み重ねた努力」で、
人生の転機を迎えること。
コツコツ積み重ねた努力で、
人生の転機を迎える。
それは、
普段から自分の弱さ、欠点と、
少しずつ向き合うことです。
「自分の生き方や働き方に、
間違っているところはないだろうか?」
「自分は困難や面倒なことから、
逃げようとしていないだろうか?」
「自分の弱さや欠点に、
見て見ぬふりをしていないだろうか?」
それを普段から自問自答する。
これはこれで、
やはり辛いことです。
だから、僕たちは、
自分自身の弱さや欠点を、
見て見ぬふりや言い訳をします。
心理学では、
自我防衛機制といいますが、
僕たち人間は、
自分で自分に嘘をつく生き物なのです。
自分の弱さや欠点に言い訳を続けたら、
突発的なショックな出来事で、
人生の転機を経験せねばなりません。
でも、自分の弱さ、欠点に、
嘘をつかず正面から向き合ったとき、
「ああ、やはり私は、
自分自身を変える必要があるな」と、
人生の転機を迎えられます。
本当に本気で、
自分を変えようと思った人だけが、
やりたいことを見つけられます。
「やりたいことがわからない」
それも一つの、
自分への嘘ですからね。
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今回のポイント
★自分の弱さや欠点に向き合おう!!
★人間は自分に嘘をつく生き物だ!!
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