こんにちは。
公認心理師の中越です。
僕自身もいま、新しいやりたいことにチャレンジしています。
ずっとやりたかった念願の大阪茶屋町カウンセリング教室。
記念すべき第一期生の基礎コース前編が終了しました！
大阪茶屋町といいながら茶屋町に存在しない、不思議なカウンセリング教室です。
まあ、まだまだマスク生活なので、オンライン教室になっちゃうんですよね。
オンラインなので、
「質問とかたくさんしてもらえるかな～」
「ちゃんと質問しやすい場作りできるかな～」
とすごく不安でした。
そもそも僕は1対1のＺＯＯＭしかやったことがなかったので、１０人でＺＯＯＭをやる操作の練習から始めていました。
この時点でかなりドキドキでした。
ネットであれこれ検索しまくって調べていたものの、実際やってうまくいかなかったらどうしよう…。
そう思うとかなり不安だったんですよね～。
というか、大阪茶屋町カウンセリング教室のサイトを一から作るのも、新しいシステムで作ったので慣れないことばかり。
申し込みからお支払い方法までも新しいシステムになったので、これも何もわからないところからマニュアルを見て調べて、問い合わせをしたと慣れないことばかり。
いま思えばこの辺が本当に大変でしたね～。
大阪茶屋町カウンセリング教室のサイトに書く文章も、ほぼ完全に一から書いているので、なかなか大変でした。
実技の練習ができるカウンセリング教室って、ちょっと心のハードルが高いんですよね。
オンラインでペーパー試験だけで資格が取れる方が、受講する側からすれば気軽なのだと思います。
でも、長くカウンセリングをやっていて思うのは、
「やっぱり実技練習をしないとうまくならない」
「先生が実演して見せてくれないとうまくならない」
この二つは必須だなと思っていました。
なので、気軽に楽しく実技練習ができて、僕が実際にカウンセリングをやってみせる。
しかも、１時間ガチでカウンセリングをして、そのあとに解説をしていく。
そこで質問があれば、どんなことでも答えていく。
そういう教室にしたかったのです。
そういうアットホームで楽しく学べることを、どう伝えたらいいのか悩みました。
というか、このあたりはまだまだ改善の余地ありで、いまでも悩んでいます。
本当はこれこそ僕のカウンセリングをＹｏｕＴｕｂｅにアップすればいいのですが、なかなかガチのカウンセリングは守秘義務が絡むので難しいですね。
（これを読んでいる方でＯＫな方がいると、連絡もらえるとすごくうれしいです！）
でも、実際教室でやってみると、思った以上に反響がありました！！
やっぱりリアルなカウンセリングを１時間見られる。
そのあとに解説、質問があるというのは、かなり興味深いみたいです。
よく考えたら僕自身も、他の人がカウンセリングをやっているのを、まるまる１時間見たことってないです。
大抵のカウンセリングのデモンストレーションって、２０分くらいなんですよ。
それを考えると、基礎コース前編の４回目、５回目で１時間僕自身が実演をできたのは、かなりよかったなと思っています。
まあ、でもその分大変というか、すっごく疲れました（笑）
人前でカウンセリングすること自体がすごく久しぶり。
それに一応、講師という立場ですから、いいところを見せたいと思っちゃうんですよ。
だから、ガッチガチに緊張してスタートしました（笑）
特に初回の実演は、最初の20分くらいかなり緊張していました。
でも、受講生さんに聴いてみると、「緊張しているように見えなかった」とのことなので、セーフとしましょう。
それから、実演だけでなく１～３回目は質疑応答しながらの講義をやったのですが、めちゃくちゃたくさん質問していただけました。
これがすっごく楽しかったです！！
「年収と夫婦関係以外は何でもお答えします」と最初にいってからスタートしたのですが、本当に気軽にいろんなことを質問していただけて、かなり盛り上がりました。
結局、１～５回目まで２時間のところを３０分オーバーして質問タイムをもうけることに。
時間の都合がある人もいるはずなのに、ほとんどの人が最後まで楽しんでくれていました。
さて、カウンセリング教室というやりたいことを実際にやってみて大変だったこと。
それはやっぱり「不安」です。
やりたいことを仕事にしようとチャレンジする。
それはほとんどの場合、初めてのことへのチャレンジです。
わからないことだらけの中、慣れないことを手探りでやっていく…。
しかも、誰も指示してくれないし、成功への赤本があるわけでもない。
自動車の教習所のように、隣に教官がいてくれるわけじゃない。
そんななかで、自分の意志だけでスタートするしかないのです。
しかも、失敗したら責任も恥をかくのもすべて自分。
なにしろ、自分でやると言い出したのですから。
これって不安で当然です。
実際、僕自身、すごく不安でした。
いまでも不安がたくさんあります。
「間違えたことを教えて、後でダメ出しされないだろうか…」
「前編は上手く進んだけど、中編、後編はうまく進むだろうか…」
「この先、教室の受講生はちゃんと集まってくれるだろうか…」
そんな不安を抱えながらやっています。
やりたいことをやるというのは、初めてのことへチャレンジすること。
不安や恐怖があって当然なのでしょう。
そういう不安や恐怖がゼロになることなど、ありえません。
だって、不安や恐怖があるからこそ人間は慎重に行動できます。
慎重に行動するから、前もって準備をしたり勉強したりします。
そのおかげで、できる限りリスクを減らせます。
不安や恐怖というのは、ある意味、僕たちを守ってくれているのです。
もし僕が何も不安を感じていなかったら、準備も勉強もしていなかったでしょう。
そうしたらきっと、なにか後悔をするような失敗をしてしまうことでしょう。
人間は不安だからこそ、ちゃんと準備や勉強をします。
そして、自分なりにちゃんと準備や勉強をしたと思ってチャレンジをする。
そうすれば、なにか大きな失敗をしたとしても、
「自分としては最大限の努力をした。
その上での失敗なのだから、仕方がない。
これを糧に前に進んでいこう…！」
そう思うことができます。
これがちゃんと準備や勉強をせずにはじめたら、
「なんでもっと準備や勉強をしなかったんだろう…。
なにをやっても自分は中途半端だ。
こんな自分は何をやってもダメなんだ…」
と自責の念でつぶれてしまうと思います。
やれるだけのことをやって、その上でダメだったのなら仕方がない。
そう思えるだけの準備と勉強をすることが大事です。
そのためには不安や恐怖という感情は、とても大事なのです。
ちゃんと準備も勉強もせずにチャレンジするのは、勇気ではなく無謀です。
本当の勇気は、不安や恐怖がありながらも、ちゃんと準備をして勉強をする。
そんな足が震えながらも、一歩一歩前に進んでいくことが、本当の勇気です。
もちろん、準備や勉強が大事だからといって、いつまでも準備や勉強ばかりしていても問題です。
いつかは勇気を出して、思い切った大きな一歩を踏み出す必要があります。
でも、その大きな一歩を踏み出せるかどうかも、少しずつ準備や勉強をするかどうかにかかっています。
僕自身もＺＯＯＭミーティングの勉強をしました。
新しいサイトの操作方法や勉強をして、新しい支払いシステムの勉強もしました。
それらはどれも最初は不安で、訳がわからないことばかりでした。
でも、毎日少しずつ触っているうちに、だんだんと慣れてきました。
カウンセリング教室の講座の内容も、何を教えればいいのか最初はすごくとまどいました。
毎日少しずつスマホにメモをしたり、カフェに行って白い紙に書き出したり。
そのうち少しずつ、自分の頭の中で固まっていきました。
それでもいざ講座の資料を作ってみると、なんだか違和感がある。
自分の本棚とにらめっこして、Ａｍａｚｏｎで必要な本を取り寄せたり。
必要な参考文献が見つかって、一人で大はしゃぎしてみたり。
ところが実際の講座では、資料なんてほとんど使わなかったり。
受講生さんの質問に一つずつ丁寧に答えたり、実際に目の前でカウンセリングをしてみせる。
その方がずっと教室の雰囲気がよくなると、やっている途中で気づいてしまったり。
最初はわからないことばかりで、すべてが手探り状態。
でも、毎日少しずつやっているうちに、だんだんとわかってくる。
最初は怖くて不安で、もうやるのを止めてしまおうかと思う。
でも、実際にやっているうちに、だんだんと慣れてくる。
僕の人生は本当にその連続でした。
最初から自信満々でうまくいったことなど、一つもありません。
はじめてカウンセリングを学んだときも。
はじめてのカウンセリング実習も。
はじめてサイトを作ったときも。
はじめて実際にカウンセリングしたときも。
はじめてブログ、メルマガを書いたときも。
はじめて本を書いたときも。
はじめて人前で話をする仕事をもらったときも。
はじめてユーチューブをやったときも。
そして今回の、はじめてカウンセリング教室をやったときも。
不安で不安で仕方がない。
でも、少しずつネットで調べ、詳しそうな人に訊いてみて。
必要な本を探して勉強して、手探りでサイトを作って。
そうやって不安とともに、一歩一歩進んできました。
でも、それでよかったのだと思います。
だって、だからこそ、成功も失敗もどれもいい思い出になっています。
「あのときはひどい失敗をしちゃったな～。
でも、今になって思えば、それが今につながってるのかも」
「あのときは本当に大変だったな～。
でも、いまになって思えば、一番一生懸命になれてたかも」
結局、そういう思い出が自分の人生にとって、一番の満足感になっています。
大切なのは、成功するかどうかではありません。
そういう思い出をどれだけ作れるかが、善き人生になるかどうかを決めるのでしょう。
そしてそういう深い思い出には、不安や恐怖というスパイスが必要なのです。
だから、これを読んでいるみなさんも。
不安であっても少しずつ一歩踏み出していって欲しいと思います。
不安ながらも準備して勉強して、手探りで仕事を作り上げていく。
それはすぐに結果が出なくても、必ずなにかにつながっていくはず。
その繰り返しが、善き仕事、善き人生を作っていくのでしょう。
だから、不安なままでいいのです。
ほんの少しだけ、行動してみませんか？
まずは勉強することから、操作に慣れることからで、十分なんですよ。
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■ 編集後記
ダイエット企画 ２６週目
もう本当に２６週かどうかわからないくらい続いてます。
でも、4～5月くらいからなのでだいたい２６週のはず。
スタート70キロ。
で、今日の朝、61，3キロ！
ただ、なんとなくニキビが増えたような…。
乾燥する季節からなのか、栄養が足りてないのか。
チョコラＢＢ買ってみようかな～。
