こんにちは。
カウンセラーの中越です。
僕自身、20代前半の時、
やりたいことがわからなくて、
かなり悩んだ時期がありました。
でも、悩んでいたときに、
不思議なことを体験しました。
その不思議な体験が、
やりたいことを見つけるための、
大きなヒントになっています。
さて、
僕がした不思議な体験とは、
どんなものだったのでしょうか?
というわけで今回は、
「忘れ物」の天職心理学です。
□いま思えば・・・
僕が20代前半の、
やりたいことがわからず、
悩んでいた時代。
その時のことを振り返って、
不思議だと思うことがあります。
それは、
自分が心理学を好きなことを、
自分では全然わからなかったこと。
今、考えてみれば、
大学時代、たまに心理学の本を、
必要ないのに読んでいた。
サラリーマン時代も、
「営業マンのための心理学」、
みたいな本をたまに読んでました。
落ち着いて冷静に考えれば、
心理学が好きなことなんて、
すぐにわかる簡単なこと。
少なくとも、
人の心とかの分野が好き。
それは本当に、
誰でもわかることです。
にもかかわらず僕は・・・!
「あなたは、
どんなことをやりたいの?」
と聞かれると、
一言も発することができず、
「わかりません…。
やりたいことがないんですよ」
といつも答えていました。
いま振り返って思えば、
当時の僕にとって、
「心理の仕事をしてみたい!」
「カウンセラーになりたい!」
ということは、
どうしても認められない。
そういう
心の状態だったからです。
だって、
「心理の仕事をしてみたい!」
「カウンセラーになりたい!」
その自分の気持ちを認めることは、
「カウンセラーになりたいのに、
最初からあきらめてしまって、
何も行動できないでいる自分…」
そんなかっこ悪い自分自身をも、
認めなければなりません。
「本当はまだ…、
心理職に憧れる気持ちがある。
やっぱりカウンセラーになりたい。
でも、カウンセラーなんて、
どうせ食べていけない仕事だ…。
それに、今から資格を取ったり、
大学に入りなおしたりなんて、
自分なんかにはとても無理…。
そもそも、
一度、あきらめてしまったのなら、
そんな本気で好きじゃないんだよ…」
そうやって最初から、
あきらめてしまっている自分。
自分に言い訳をしている自分。
そんな弱い自分、
かっこ悪い自分を認めるのは、
僕にはとても辛いことでした。
だから、「心理学が好き!」。
それが一瞬、心をよぎっても、
すぐにそれをかき消してました。
そして、
「やりたいことなんて、
何も思い浮かばないんですよ…」
本気でそう思い込んでいました。
かっこ悪い自分自身という、
辛い事実から身を守るため、
自分の心がわからなくなる…。
こういうことを、
「適応的忘却」といいます。
でも、
最初からあきらめている自分。
自分に言い訳をしている自分。
そんな弱い自分も、
僕の中には存在している。
「いや…、
いまの等身大の自分自身は、
弱くかっこ悪い自分なんだ…」
それを少しずつ認めるにつれ、
「やっぱり心理学が好き。
食べていけないだろうけど、
趣味やボランティアでもいい。
楽しく心理学を学んでみたい」
そう思えるようになりました。
まさに、
「良薬、口に苦し!」
弱くかっこ悪い自分を認める。
その苦しくて辛い経験から、
僕自身の本音を気づけました。
人間なんて、
みんな弱い生き物です。
だから、
かっこ悪い自分。
情けない自分。
なかなか、
認められません。
認められなくて普通です。
でも、そんな弱い自分を、
ほんの少しでも受け入れたとき、
少し自分の本音が見えてくる。
そういう自分の本音の中にこそ、
やりたいことは隠されています。
だから、ちょっとだけ、
自分の弱さやかっこ悪いところ、
受け入れてみませんか?
自分の本音に気付けなければ、
天職・やりたいことなんて、
絶対に見つからないですもんね。
□自己カウンセリングプログラム□
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今回のポイント
★自分の弱さを認めることが大事!!
★自分の本音の本音に耳を傾ける!!
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「天職」がわかる心理学
■ 編集後記
最近、
遠方から来られる相談者さん、
かなり増えてきています。
関東方面はもちろん、
九州、四国あたりからも、
かなり来てくれます。
うれしい限りなのですが、
それゆえに困った質問も…。
それは、
「この近所に、
なにか大阪名物で、
おいしいお店ありますか?」
相談者さんのためにも、
おいしいお店を開拓せねば(笑)