こんにちは。
カウンセラーの中越です。
ここ2~3年で増えた相談。
それが、
「看護師なんですが、
仕事を辞めたいんです…」
というもの。
一般の人からすると、
「看護師なんて、
安定してお給料もいいのに、
なんで辞めたくなるんだろう」
と不思議に思うかもしれません。
でも、
実際に話を聞いてみると、
「なるほど。
それは辞めたくなっても、
仕方がないだろうな。
むしろ、よく今まで、
がんばってこられたな」
そう感じることの方が、
ずっと多いです。
これは、
看護師さんだけでなく、
他の人にも参考になるはず。
というわけで今回は、
看護師だけど仕事辞めたい
スタートします!!
看護師も辞めたくなって当然
ここ2~3年ほど、
急激に増えた相談内容。
それは、
「看護師なんですけど、
仕事、辞めたいんです…」
という相談です。
・手に職があった方がいい
・一生、食いっぱぐれない
・安定してしっかりした収入
・家族が医療関係だったから
・なんとなく看護師を…
そういう理由から、
看護師にはなったものの、
どうしても仕事があわない。
辞めたいけれども、
せっかくなった看護師を、
辞めていいのかどうか…。
そういう相談者さん、
ここ数年で急に増えました。
安定はあるけど自分に合わない
「安定すると思って、
看護師にはなったものの、
どうしても自分に合いません。
他の人たちは、
やりがいを感じているけど、
私はどうも他人たちほどは、
やりがいを感じません。
仕事は厳しくて、
怒られてばかりです。
仕事内容を考えれば、
厳しくて当然なんですが、
もう耐えられません。
毎日、辛くて辛くて、
帰ってから泣いています…」
身体を壊す人はもちろん、
うつや適応障害など心の病で、
看護師を辞める人もいます。
そうなってしまう、
よくある理由として、
・あまりにも忙しすぎる
・スピードを求められ過ぎる
・体力的について行けない
・ミスが許されない仕事内容
などがあります。
看護師はとても忙しい。
それはよく聞く話です。
それでも思っていたより、
ずっと忙しかった。
なにより、
「テキパキ!早く!
臨機応変に!」
をとても求められる。
「私はゆっくりした性格で、
どうしてもテキパキ早くが、
自分に合わないんです…」
「いろんな患者さんがいるので、
臨機応変な対応が必要だけど、
どうしてもそれが苦手で…」
それでも仕事内容として、
それを要求される。
とはいえ、この辺り、
自分の性格を変えようにも、
変えようがありません。
「テキパキ!早く!」
がどうしても苦手で、
自分に合わない。
もちろん努力もした。
でも、どうにもならない。
そういうケースもあります。
人間には個性があり、
「どんなに努力しても、
どうしても苦手…」
そんなこともあって当然です。
だから、
「自分に合っていないのに、
そこまでして、
看護師を続けるべきか?
苦手なことを我慢して、
何十年も続けるべきか?
そう考えたときに、
続けたいと思えないんです」
そうおっしゃる方も多いです。
すごく忙しいのにミスが許されない
看護師という仕事は、
ミスが許されない仕事。
これは、
すごいプレッシャー。
普通に考えると、
忙しければ忙しいほど、
ミスは増えてしまいます。
でも、仕事内容として、
ミスが許されません。
「ミスしないように、
ゆっくり丁寧に…」
が許されない世界です。
ものすごいスピードを、
どうしても求められる。
しかもミスは許されない。
このストレスは、
相当に強いです。
特に手術等に関わると、
かなり緊張感があるそうです。
「そういう緊張感が、
どうしてもダメなんです…。
もし、
手術室に転属になったら、
本当に心が壊れそうです」
こういう相談者さんも、
とても多いです。
ミスが許されないだけに、
上司や先輩達の指導も、
どうしても厳しくなります。
そうすると萎縮してしまい、
よりミスをしやすくなる。
ミスした自分を、
つい責めてしまう。
怒られてばかりで、
人間関係も上手くいかず、
どんどん自信を失ってしまう。
上司や先輩が厳しいのも、
仕事内容を考えると、
仕方がない部分もあります。
それを考えると、
誰も悪くないだけに、
よけい自分を責めてしまう。
そういう悪循環から、
心身を壊してしまう。
これは本当に、
辛いところです。
看護師の全員がやりがい感じるわけじゃない
「人の命を救う仕事」
「直接的に人の役に立つ」
「ありがとうの一言がある」
これっていかにも、
やりがいを感じそうな内容。
実際、多くの看護師さんは、
やりがいを感じている様子。
でも、だからといって、
100人いて100人全員が、
やりがいを感じるわけじゃない。
中には看護師の仕事に、
やりがいを感じない人だって、
出てきて当然なはずです。
人間には個性があります。
看護師という仕事に対し、
どうしてもやりがいを感じない。
「自分は芸術の方が、
やりがいを感じるんです」
「私はビジネスの世界に、
本当は興味があるんです」
そういう人もいて当然。
そればかりは誰にも、
責めることは出来ません。
看護師の仕事は、
やりがいを感じている人でも、
十分に過酷な仕事です。
やりがいを感じないのに、
過酷な看護師を続けるのは、
本当に辛いものなはずです。
それを考えると、
心身を壊してしまうのも、
とてもよくわかります。
18歳で人生を決められない
18歳~20代前半で、
看護学校に入って、
そのまま看護師になった。
相談に来られる方は、
そういうケースが多いです。
つまり、
高校、大学を卒業して、
すぐに看護学校に入るわけです。
このくらいの年齢の時に、
生涯の仕事を決めるというのは、
どう考えても無理があります。
これくらいの年齢だと、
「なんとなく、
安定していそうだから」
「親も看護師だったから、
自分もやろうと思った」
そういう気持ちで入っても、
おかしなことはありません。
なかには、
「もう看護学校の時から、
なんか違和感を感じてました」
という相談者さんも多いです。
「でも、
学費を払ったし…」
「でも、
奨学金を取れたし…」
そんな理由から、
今さら辞められず、
看護師を続けている。
中にはそう思ったまま、
自分に合わない看護師を、
20年以上続けている。
そんな方もおられます。
18~20代前半、
この年代だと自分の適性も、
よくわかってなくて普通です。
「緊張する仕事が向いてない」
「スピードを求められるのが苦手」
それがよくわからずに、
看護師になったとしても、
誰も責められません。
僕たちだってその年代は、
自分が何に向いているのか、
自分が何をやりたいのか、
わかってなかったのですから。
18~20代前半の決断には、
間違いもあって当然です。
それは誰も責められません。
安定して収入がいいから辞められない
それでも看護師さんが、
なかなか仕事を辞められない。
そうなる理由として、
「安定して収入がいいから、
逆に辞められなくなる」
ということがあります。
看護師を辞めたいというと、
親や友達など周りの人から、
「もったいない。
せっかく資格があるのに。
結婚して子供ができても、
生活に困らないじゃない。
他の仕事についても、
しんどいのは変わらないわよ。
もうちょっと我慢して、
続けた方がいいじゃない?」
といわれてしまう。
この言葉は本当に重く、
辞める決断を引き止めます。
その結果、
ストレスが貯まり続けて、
体や心を壊してしまう。
これはあまりにも残念。
看護師を辞めるのも一つの選択
看護師という仕事が、
どうしても自分に合わない。
そういう自分を、
責める必要はありません。
自分の体や心を壊してまで、
無理して続ける必要ない。
周りがなんといおうと、
辞めるのも一つの選択肢。
辞めてしばらく休息を取り、
ゆっくり考える時間を持つ。
人生を変える時期には、
そんなゆっくりした期間も、
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■ 編集後記
いきなりステーキ。
思ってたより美味しい。
ランチにたまに行きます。
すごく並んでいるので、
混雑時を避けて、
2時頃行くことが多いです。
時間が自由なのは、
自営業の特権ですね。